Home -> 5月開催 化学系セミナー 【Live配信セミナー】
■ 講 師 【第1部】 新潟大学 名誉教授・フェロー 工学博士 坪川 紀夫 氏 【第2部】 ビックケミー・ジャパン(株) 添加剤技術部 部長 若原 章博 氏 【第3部】 福井大学 産学官連携本部・客員教授 Ph.D. 堀 照夫 氏 【第4部】 (株)UBE科学分析センター 有機材料分析研究室 室長 博士(工学) 宮内 康次 氏 会 場 : ZOOMを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません ■ Live配信セミナーの受講について
・下記リンクから視聴環境を確認の上,お申し込みください。 ・開催日が近くなりましたら,視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。 ・Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。 ・パソコンの他にタブレット,スマートフォンでも視聴できます。 ・セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。 ・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。 ・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり,録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。 ・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため,パスワードを外部に漏洩しないでください。 【10:15~11:45】 第1部 ポリマーグラフト化のメカニズム: ナノ粒子表面のグラフト化を例に ●講師 新潟大学 名誉教授・フェロー 工学博士 坪川 紀夫 氏 グラフトポリマーの合成法は,古くから各種の方法が報告されている。最近では,グラフト鎖の分子量や分子構造が制御されたグラフトポリマーの合成が可能になっている。本講座では,ナノ粒子表面へのポリマーのグラフト反応を例にあげ,グラフト化のメカニズムや手法について解説する。
1.はじめに 2.グラフトポリマーの合成 (ナノ粒子表面グラフト化を例に) 3.ポリマーグラフト化ナノ粒子の評価技術 4.グラフト化による機能付与 5.おわりに 【質疑応答】 【12:30~13:45】 第2部 固相グラフト化のメカニズムおよび ポリマーグラフト化を用いた添加剤の種類と応用 ●講師 ビックケミー・ジャパン(株) 添加剤技術部 部長 若原 章博 氏 異なる組成の固体(各種ポリマー,木質粒子,無機粒子)をできるだけ均質に混合するには,相溶性とともに,界面での相互作用を積極的に活用することが必要である。特にポリマー表面のグラフト化は,ポリプロピレンの結合性向上に有効である。グラフト化に用いられるポリマーやモノマーの種類や,高反応性と有機溶剤フリーの固相グラフトプロセスの利点と特徴を解説する。
1.グラフト化プロセスで利用できるポリマーおよびモノマー 2.固相グラフトについて 3.ポリプロピレン,ポリエチレン,ポリアミドなどでの活用例 【質疑応答】 【14:00~15:15】 第3部 電子線グラフト法を中心としたポリマー表面のグラフト化とその応用 ●講師 福井大学 産学官連携本部・客員教授 Ph.D. 堀 照夫 氏 ポリマー表面への機能性付与の一つとして電子線グラフト重合がある。本稿では 電子線グラフト重合の原理から応用,さらに実用化技術について解説する。
1.高分子の高機能化技術について 2.放射線照射技術 3.電子線グラフト重合のメカニズム 4.電子線グラフト重合によるもの創り 【質疑応答】 【15:30~16:45】 第4部 NMR法による無水マレイン酸 グラフトポリオレフィンのグラフト構造解析 ●講師 (株)UBE科学分析センター 有機材料分析研究室 室長 博士(工学) 宮内 康次 氏 ポリオレフィンにグラフトした無水マレイン酸をNMRによって いかに解析するかを紹介する。ポリオレフィンを溶液NMR分析する際の勘どころ, NMRパルステクニック,NMR高感度分析のためのグラフト無水マレイン酸誘導体化法等, 実用的グラフトポリオレフィン評価技術について解説する。
1.無水マレイン酸グラフトポリオレフィン(MA-g-PO) 3.NMRパルステクニックを駆使したオリゴマーグラフトMAの構造解析 4.化学反応とNMR法を組合わせた超微量グラフトMAの高感度分析 5.ポリオレフィン複合材料におけるグラフトMAの分析 【質疑応答】 |