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【Live配信セミナー】
「柔らかさ」を感じるメカニズムと定量化技術

4月開催 その他セミナー  更新日:2021年3月 2日
 セミナー番号【105502】5/11 講師3名
★ヒトはどのように柔らかさ、硬さを感じているのか!
その複雑なメカニズムの解説、官能評価・機器測定のポイントなど詳解!

【Live配信セミナー】
「柔らかさ」を感じるメカニズムと定量化技術


■ 講師
1.
名古屋大学 大学院工学研究科 准教授 岡本 正吾氏

2. 香川大学 創造工学部 機械システム工学領域長 教授 高尾 英邦氏
3. 慶應義塾大学 理工学部 機械工学科 教授 竹村 研治郎氏
■ 開催要領
日 時 :
2021年5月11日(火)10:30~17:00

会 場 : Zoomウェビナーを利用したLive配信  ※会場での講義は行いません
(聴講者のビデオはOFFに設定しています)
聴講料 :
1名につき60,500円(消費税込、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕

■ Live配信セミナーの受講について
・本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。

・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
 → https://zoom.us/test

・開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
 セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。

・Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
 Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。

・パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。

・セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
 お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。

・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。

・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。

・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。

・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
 万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。



プログラム

<10:30~12:00>


【第1部】 柔らかさと硬さの触知覚メカニズム

名古屋大学 大学院工学研究科 准教授 岡本 正吾氏


【講演趣旨】
物に触れたときに感じられる柔らかさと硬さは、その質 感を決定する重要な因子である。人がこれらを皮膚感覚および深部 感覚を用いて知覚する原理は、工業試験機のそれとは大きく異な る。製造業においては、このことを理解しておくのが肝要であると思 われる。さらに振動を用いる硬さ知覚の原理は、特にゲームおよび VRインターフェースを初めとするエンターテイメント分野において効 果的に活用されている。本講演では、柔らかさと硬さ知覚の原理に ついて、最新の理解を解説しながら、応用事例を紹介していく。

【講演項目】
1.人が感じる柔らかさとは何か?
2.深部感覚による柔らかさ知覚
3.皮膚感覚による柔らかさ知覚
4.ヘルツの接触理論から見た柔らかさ知覚
5.深部感覚と皮膚感覚の併用と使い分け
6.柔らかさ知覚と摩擦の関係
7.人が感じる硬さとは何か?
8.タップによる硬さ知覚の原理
9.振動触刺激による硬さ提示

【質疑応答】

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<12:45~14:45>

【第2部】ナノスケール触覚センサを用いた 柔らかさの定量化

香川大学 創造工学部 機械システム工学領域長 教授 高尾 英邦氏


【講演趣旨】
本講座では、触覚センサ、触覚センシング技術の発展により実現が期待される「手触り感の計測技術」 ならびに関連する触 覚センシング技術を紹介します。これまで多くの技術者・研究者によって手触り感の計測が試みられて来ましたが、人間の指先に及ぶ能力をもった触覚センサが存在せず、今なお挑戦的開発が続けら れています。ここでは柔軟な皮膚だけが知ることのできる「やわらか さ」に着目し、我々が開発した触覚センサ技術と触覚のモデリング 手法について解説します。

【講演項目】
1.触覚センシングと人間の触覚
  1.1 センシングとセンサの役割
  1.2 センサで人間の感情を測る
2.触覚センサとその現状
  2.1 触覚センサの各種製造技術
  2.2 触覚センサの現状と応用
  2.3 「手触り感」定量化の難しさ
3.ナノ触覚センサで手触り感を測る
  3.1 ナノ触覚センサとは何か
  3.2 ナノ触覚センサが持つ性能とポテンシャル
  3.3 各種ナノ触覚センサの応用事例
  3.4 やわらかさのモデリングと計測結果
4.手触り感をスキャンする「手触り感スキャナー」の紹介
  4.1 JST-CRESTの成果展開
  4.2 手触り感スキャナーによる実演動画

【質疑応答】

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<15:00~17:00>


【第3部】官能評価実験による「柔らかさ」などの触感の定量化と理解、物理量との関係

慶應義塾大学 理工学部 機械工学科 教授 竹村 研治郎氏


【講演趣旨】
我々はものを触っときに「柔らかい」「すべすべする」など の触感を感じます。また、こうした感覚を統合した結果として、「高級 な」「安心する」といったより心理的な用語が連想され、好きな触感、 嫌いな触感を判断すると考えられます。本講演では、官能評価実験 によってものに触ったときの触感を定量化し、解析することによって、 如何にして触感を定量的に理解すれば良いかを解説します。また、 定量化された触感が、物理的な測定値とどのように関係するかも紹 介します。

【講演項目】
1.触感知覚構造
  1.1 階層的な触感知覚構造の整理
  1.2 触感因子の抽出
  1.3 階層間の定式化
  1.4 場の取り扱い
2.触感知覚構造の違い
  2.1 触感知覚の地域差(日本、米国、欧州の比較)
3.触感知覚の物理的理解
  3.1 触覚と触感
  3.2 機械受容器の種類と特性
  3.3 センサとしての機械受容器の理解
  3.4 物理的なセンサで測定できる根拠
  3.5 センサ測定データからの特徴量の抽出
4.官能評価実験の結果と物理的測定データの関係
  4.1 本革、布、合皮などの触感の違いの定量的推定
5.まとめ

【質疑応答】