■ 講師
1.
Team Cross FA 森下 雄太 氏
((株)オフィスエフエイ・コム エンジニアリング本部 本部長)
2. 住友化学(株) デジタル革新部 部長 金子 正吾 氏
3. アビームコンサルティング(株) 執行役員 プリンシパル
P&T Digitalビジネスユニット IoTセクター長 橘 知志 氏
■ 開催要領
日 時 :
2021年3月23日(火)10:30~16:00
会 場 : Zoomウェビナーを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
(聴講者のビデオはOFFに設定しています)
聴講料 :
1名につき55,000円(消費税込み、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
■ Live配信セミナーの受講について
・本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test
・開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
・パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
・セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
プログラム
<10:30~12:00>
【第1部】 製造現場でDXを実現するのための必要なステップと推進する上での課題
Team Cross FA 森下 雄太 氏
【講演趣旨】
「DX」や「第4次産業革命」の動きが加速し、大きな変革が求められている製造業。人手不足や新興国の経済成長、消費行動の変化など、社会の急激な変化により、製造業を営む企業でさまざまな課題が表面化しています。今回の講演では、ロボットシステムインテグレーターという立場から「製造業のDXがなぜ必要なのか?」や「DX実現のステップ」、「実例紹介」として従来の製造業の生産ラインとは異なるDX型ロボットジョブショップなど、製造業DXのあるべき姿を解説します。
【講演項目】
※内容は予告なく変更させていただく可能性がございます
1.製造業のDX実現が必要な背景
1-1.日本を支えているのは今でも製造業
1-2.日本の強み:部品点数と技術力
1-3.製造業が置かれている背景
1-4.解決のキーワードは
「ダイナミックケイパビリティ」「デジタルトランスフォーメーション」
1-5.製造業の課題解決と将来の発展にはDX の実現が急務
2.TeamCrossFAの活動ご紹介
2-1.デジタルファクトリー構築には多様な能力が必要
2-2.SIerが抱える課題
2-3.最先端スマートファクトリーを構築する、日本初のインテグレータ主導のコンソーシアム
2-4.Team Cross FAが提供するサービス領域
3.DX実現へのステップ
3-1.どんなDXシナリオでバリューアップを狙うか?
3-2.企業ごとの課題にフレキシブルに対応するDXトライアングル
3-3.Planning 概要
3-4.Simulation 概要
3-5.Real Factory 概要
4.実例紹介
4-1.従来の生産までの流れと生産方法
4-2.これからのデジタルとリアルの連動によりDXを実現するライン
4-3.DX型ロボットジョブショップ
4-4.製造業のDXをリアル生産ラインで体感できる展示場「スマラボ東京」
【質疑応答】
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<13:00~14:10>
【第2部】住友化学におけるスマートファクトリーの取組みと人材育成
住友化学(株) 金子 正吾 氏
【講演趣旨】
当社は、中期経営計画の重点テーマとして「デジタル革新(DX)」を掲げ、将来の目指す姿を描き、IoT, BigData, AI, Robotなどのデジタル技術をコンセプト検証~実装~本格展開のサイクルを回しながら、現場へ普及・定着させる取組みとデジタル技術を利活用できる人材の育成に取組んでいる。スマートファクトリーの実現に向けた戦略および取組みの具体事例を紹介する。
【講演項目】
1.会社紹介
2.素材・化学産業のDXの方向性
2-1.デジタル技術により変わる世界
2-2.素材・化学産業を取り巻く環境
2-3.素材・化学産業のDXの方向性
3.当社スマートファクトリーの目指す姿
3-1.当社のDXの取組み
3-2.スマートファクトリーの目指す姿
3-3.適用領域とソリューション
3-4.推進方法及び体制
4.当社スマートファクトリーの事例紹介
4-1.オペレーション
4-2.ワークフロー
4-3.設備管理
4-4.インフラ基盤
4-5.データ解析、画像解析
5.生産現場におけるデータ解析と人材育成の取組み
5-1.人材育成の取組み
5-2.データ解析民主化に向けた取組み
6.課題と今後の展望
【質疑応答】
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<14:30~16:00>
【第3部】DX推進に必要な組織変革と効果的な経営層の巻き込み方
アビームコンサルティング(株) 橘 知志 氏
【講演趣旨】
データ活用による生産効率化や稼働率向上などのDXテーマが定着しつつある中、未来のDX実現に向けて、今何が求められているのか?昨今のデジタル潮流を活かし、ものづくり技術+デジタル技術で、DX時代をサバイブできるのか?製造現場から発信する未来のものづくり構想、DXを推進し続けるための組織作り、DXを推進、実践できる人材育成が喫緊の課題になっています。総論賛成・各論反対のDX推進の構造的課題が存在している一方で、経営層から現場へのDX実現に向けたプレッシャーも日に日に増しています。ものづくり現場発信の未来構想をはじめ、どのような組織や活動方法でDXを実現していくか、最新の事例を交えお伝えします。
【講演項目】
1.DX推進における課題
2.未来の製造DX(DX実現に向けた思考方法)
2-1.2階建てで構想するDX
2-2.2つの方向性で進めるDX実現シナリオ
2-3.産業・業界ごとに異なるDX
3.DXを推進する組織
3-1.歴史的な思考を知る
3-2.DX推進に必要なスキルセット
3-3.DX推進の組織構造
3-4.発想力と忍耐力
4.DX推進に必要なアクティビティ
4-1.ウォーターフォールとアジャイル
4-2.企業・組織構造変革と産業・事業構造変革の両輪で進める
4-3.循環型のアクティビティ
5.戦略的な経営層との対峙
5-1.未来の自社の武器を語り続ける
5-2.経営層とマンツーマンで推進する
5-5.全社の取組みにし続ける
【質疑応答】