■ 講師
1. (株)ピクセルエー 代表 山本 義政 氏
2. (株)O2 Consulting & Engineering Div. コンサルタント 野澤 道直 氏
3. 出光ユニテック(株) 商品開発センター 加飾開発プロジェクト プロジェクトマネージャー 近藤 要 氏
4. マツダ(株) 車両開発本部 車両実研部 クラフトマンシップ開発グループ マネージャー 福井 信行 氏
■ 開催要領
日 時 : 2021年4月6日(火) 10:00~17:00
会 場 : ZOOMを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
聴講料 :
1名につき66,000円(消費税込み・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき60,500円(税込み)〕
※定員になり次第、お申込みは締切となります。
■ Live配信セミナーの受講について
・本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test
・開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
・Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
・パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
・セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
プログラム
<10:00~11:30>
1.自動車分野の加飾技術と内装設計のトレンド
(株)ピクセルエー 代表 山本 義政 氏
1.CMFデザイン動向
1-1 木
1-2 金属
1-3 皮革
1-4 繊維
1-5 樹脂動向
2.HMIデザイン動向
2-1 光
2-2 インターフェス
2-3 ディスプレイ
2-4 機能部品動向
3.過去の変遷から読み解くサーフェスデザイン動向分析
4.異なる分野から読み解く近未来サーフェスデザイン動向予測
【質疑応答・個別質問・名刺交換】
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<12:10~13:40>
2.加飾による質感の創出
(株)O2 Consulting & Engineering Div. コンサルタント 野澤 道直 氏
【講座概要】
樹脂製品おいて、質感付与の重要性について説明する。特に最近は触感にも注目しており、その他質感の事例とともに触感の定量評価に関する試みを紹介する。
1.加飾とは?
2.樹脂製品への質感実装事例
3.触感の制御への試み
4.樹脂サンプルの触感評価
【質疑応答・個別質問・名刺交換】
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<13:50~15:20>
3.加飾シートによる自動車内装部品の表面加飾と高機能化
出光ユニテック(株) 商品開発センター 加飾開発プロジェクト プロジェクトマネージャー 近藤 要 氏
【講演概要】
自動車内装、外装で多く使用されているポリプロピレンは、安価で軽量、物性に優れる反面、材料着色時の発色性や塗装性に劣り、意匠表現が限定される材料である。 本講演では、独自のシート成形技術によってポリプロピレンの相反する特性である軽量、良物性、リサイクル性と意匠性を両立した出光加飾シートを用いた自動車部品の意匠性と機能性向上を通じた商品価値向上と環境負荷低減について紹介する。
1.弊社概要
2.自動車の塗装、めっきから加飾への変更による環境負荷低減
3.加飾成形工法詳細
4.ポリプロピレン加飾シート、出光加飾シートによる表面加飾と高機能化
5.加飾成形で発生する不良現象と弊社の取り組み
【質疑応答・個別質問・名刺交換】
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<15:30~17:00>
4.感性工学を用いた自動車内装の質感開発
マツダ(株) 車両開発本部 車両実研部 クラフトマンシップ開発グループ マネージャー 福井 信行 氏
【講演概要】
現在、CASEや新型コロナなどの環境変化に対応すべく 自動車の機能進化や変化が進んでいる。 一方、「お客様の感性に訴える質感の高いモノ造り」も 商品価値の向上や差別化の面で自動車メーカーの課題の一つとなっている。しかし、質感は人の感覚や感性で感じられるため、具体的な設計仕様として表しにくいことがネックとなっている。本セミナーでは、自動車の見栄えや、触感を対象に、感性工学を活用して 評価視点を明確にし 定量的に捉えることで、内装表皮材の質感向上を狙った開発手法を解説する。また、これらの知見に基づいた弊社製品の開発事例を紹介する。
1.自動車内装質感向上の取り組み事例
1.1 質感向上の取り組み紹介
1.2 内装質感に関する価値観分析と触感への期待
2.内装材の表面質感
3.金属調加飾の本物感
4.ステアリングの触感
4.1 研究事例1
4.2 研究事例2
5.マツダ車への織り込み事例紹介
【質疑応答・個別質問・名刺交換】