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研究開発テーマを社内で通すための経営層への説明、説得の仕方

8月開催 その他セミナー  更新日:2020年7月 2日
 セミナー番号【009503】9/11 講師3名
★自分たちに都合の良い数字では経営者は納得しない!客観的で科学的な
"説得力ある"数値をどう出するか!効果的な説明の仕方とは!

研究開発テーマを社内で通すための経営層への説明、説得の仕方


■ 講師
1.
(株)日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント 木村 壽男 氏

2. 知財務(株) 代表取締役 古庄 宏臣 氏
3. SHテクノリサーチ 代表 細田 覚 氏
■ 開催要領
日 時 :
2020年9月11日(金)10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田]技術情報協会 8F セミナールーム
聴講料 :
1名につき60,000円(消費税抜き、昼食、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税抜)〕


※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

<10:00~12:00>


【第1部】 経営層が納得する研究開発テーマの評価法
                   ~評価の客観性、妥当性の確保と数値の出し方~

(株)日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント 木村 壽男 氏


【講演趣旨】
熾烈なグローバル競争下において総花的なR&Dテーマ推進では開発段階での「死の谷」、事業化以降の「ダーウィンの海」を越えることはできません。R&Dテーマを適正に評価し、真に価値のあるテーマに経営資源を集中して推進していくことが必要です。 テーマ評価手法の代表例として「NPV(Net Present Value:現在価値)法」がありますが、同法は研究~開発初期フェーズにあるテーマについて適用することは将来キャッシュフロー計算面等の面で難しいのが実情です。 その意味でR&Dの全てのフェーズに適用でき、しかも客観性・妥当性の高い実践的手法が求められており、本講演ではその一手法として「FVE(Future Value Evaluation:未来価値評価)法」を詳しく紹介します。

【講演項目】
1.R&Dテーマ評価の目的 【10:00-12:00】
  ―成功確率を高めR&D生産性を上げる
2.R&Dテーマ評価の実務上の位置づけ・役割
  ―ステージ毎の評価の重点
3.各種R&Dテーマ評価法の概説
  ―評価手法の分類体系図(JMA研究会)
4.R&Dテーマ評価が適正に実践されない背景・理由
  ―NPV法の限界 他
5.FVE(未来価値評価)法の基本的枠組み
6.評価視点1 戦略的価値
   (戦略適合性、市場価値、技術的価値)
7.評価視点2 期待・経済価値
   (売上拡大効果、ロイヤリティー収入、コストダウン効果)
8.評価視点3 実現可能性
  (技術優位性、事業化リスク)
9.FVE法とNPV法の融合
10.A社のR&Dテーマ評価事例
11.R&Dテーマ評価法の新規導入/一新に向けて

【質疑応答】
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<12:45~14:45>

【第2部】まだ存在しない新市場の 市場規模、需要予測と根拠の示し方

知財務(株) 代表取締役 古庄 宏臣 氏


【講演趣旨】
これまで存在しなかった新しい市場を創出する場合はもちろんのこと、既存市場に対しても新しい技術により、そこから新しい市場を創り出すことができます。こうした新しい市場を創出する可能性があるのがR&Dの醍醐味といえるでしょう。つまりR&Dテーマの魅力を説明するということは、新しい市場にどれだけ魅力があるのか説明し経営者を説得することです。それでは、どうやってまだ存在しない新市場規模を推定すればいいのでしょうか。自分達に都合の良い数字では経営者を説得できません。  本講演では、まだ存在しない新市場の市場規模、需要予測を科学的に推定し、その根拠を示す理論・方法・考え方について解説いたします 。

【講演項目】
1.経営者を説得するための重要なポイント
  1.1 経営層がノーと判断するケース
  1.2 経営層がイエスと言ったケース
2.まだ存在しない市場を推定する考え方
  2.1 新しい市場を創出するとは
  2.2 どのようにすれば新しい市場を創出できるのか
  2.3 新市場創出ケースにおける競合(代替)技術の考え方
3.市場規模推定の方法
  3.1 まだない新市場を推定する基準
  3.2 情報ソース
  3.3 推定の理論
  3.4 推定結果の検証

【質疑応答】
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<15:00~17:00>


【第3部】経営層が納得する 研究開発テーマの探索と設定の仕方

SHテクノリサーチ 代表 細田 覚 氏


【講演趣旨】
既存テーマの改良でなく、新たに研究テーマを経営層に提言する際には、先ず、それが会社の事業方針や社会ニーズに合致していることが基本的に重要である。その上で、近年の速いニーズの変化に対応し、かつ新たに社会価値を創造していくようなフェーズゼロのテーマをどのように発掘し、また進捗管理を行うかについて、テーマの生産性やリスク評価、大学や他社との事業共創などの観点を含めて解説する。経営層への新規テーマの説明が成功するかどうかは、テーマ設定の背景にある社会ニーズへの理解度とGo/No-Go判断を含む進捗管理方法で決まる。

【講演項目】
1.研究開発を取り巻く状況の変化
  1.1 20世紀型研究開発と現代の研究開発
  1.2 新たなイノベーションのための研究開発
  1.3 早いニーズ変化と製品の多様化、複雑化への対応
  1.4 研究開発の生み出す付加価値の変化
2.研究開発テーマの設定から事業化まで
  2.1 研究開発の漏斗と絞り込みプロセス
  2.2 ステージ管理の仕方
  2.3 Go/No-goの判断と進捗管理
3.フェーズゼロのテーマの発掘
  3.1 発掘とふるい分けのメソッド
  3.2 テーマ設定におけるフォアキャストとバックキャスト
  3.3 テーマは地球規模の社会ニーズをベースに
  3.4 SDGsと社会価値創造テーマの発掘
  3.5 ESG経営と研究開発
  3.6 発見、発明、イノベーションの相互位置づけの変化
  3.7 アカデミアにおけるテーマ選定の位置づけ(日米比較)
4.オープンイノベーション
  4.1 オープンイノベーションの分類
  4.2 日本の大学の現状とオープンイノベーションへの期待
  4.3 個別連携から事業共創的オープンイノベーションへ
5.研究開発の生産性とリスク評価
  5.1 研究開発の効率と効果
  5.2 研究のリスクマネジメントに必要なこと

【質疑応答】