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生分解性材料の開発と展望、分解性の評価

8月開催 電気系セミナー  更新日:2020年7月 1日
 セミナー番号【009406】9/4 講師3名
★ 生分解性プラスチックを中心とした材料開発の動向、展望と狙いどころを解説

生分解性材料の開発と展望、分解性の評価


■ 講師
1. 東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 高分子材料学研究室 教授 博士(農学) 岩田 忠久 氏
2. 東京農業大学 生命科学部 教授 工学博士 田口 精一 氏
3. 望月 政嗣 氏  (元ユニチカ、元京都工芸繊維大学特任教授 工学博士、高分子学会フェロー)
■ 開催要領
日 時 :
2020年9月4日(金) 10:15~16:40

会 場 : [東京・五反田]技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
1名につき55,000円(消費税抜き・昼食・資料付き) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円(税抜)〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

<10:15~12:15>

1.釣り糸や手術用縫合糸にも応用できる生分解性繊維の開発

東京大学 岩田 忠久 氏

 
【講演ポイント】
 石油資源の枯渇、プラスチック焼却に伴う地球温暖化、海洋マイクロプラスチックに代表されるプラスチックごみ問題など、
プラスチックと環境および人類との共存・共栄を様々な観点から考える必要があります。
 バイオプラスチックとは、石油を原料とせず、再生産可能なバイオマスを出発原料した「バイオマスプラスチック」と環境中で二酸化炭素と水にまで完全に分解される「生分解性プラスチック」の総称です。
 本講では、バイオマスから生産され、環境中で分解する「生分解性バイオマスプラスチック」から当研究室で開発した高強度繊維・伸縮性繊維の物性、大型放射光を用いた構造解析、環境および酵素分解性について紹介します。
 また、生体吸収性の評価についても合わせて紹介します。

1.微生物産生ポリエステルの基礎物性
2.微生物産生ポリエステルからの高強度繊維および伸縮性繊維の開発
3.生分解性繊維の物性および大型放射光を用いた構造解析
4.生分解性繊維の環境及び酵素分解性
5.微生物産生ポリエステル繊維の生体吸収性評価
6.ミドリムシが生合成するパラミロンからの高強度繊維の開発
7.ラミロン高強度繊維の物性および構造解析

【質疑応答・名刺交換】

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<13:00~15:00>

2.再生可能バイオマス原料からの生分解性プラスチックの生産開発:合成プロセスから多様な機能部材化まで

東京農業大学 田口 精一 氏

 
【講演ポイント】 
◎バイオテクノロジーと高分子化学とを効果的に組み合わせと、従来にないバイオプラスチックの合成プロセスとポリマー材料が開発できる。
◎バイオプラスチック研究が、どのように「Circular Bioeconomy」に貢献できるか理解できる。
◎どのように、産学連携を展開しているかを知ることができる。
◎海洋分解性プラスチックに関する考え方を一緒に議論したい。

1.はじめに
 1.1 バイオプラスチックの定義
 1.2 バイオプラスチックの現状と動向
2.今話題の「微生物ポリエステルPHA」
 2.1 PHAの基礎知識
 2.2 PHAの生合成
 2.4 PHAの効率的生産法(実験室レベル)
 2.5 PHAの効率的生産法(産業レベル)
3.PHAとポリ乳酸のハイブリッド「多元ポリ乳酸」
 3.1 多元ポリ乳酸のチャームポイント
 3.2 多元ポリ乳酸の実バイオマスからの一貫生産プロセス
 3.3 多元ポリ乳酸の基礎物性
 3.4 多元ポリ乳酸の機能部材化
 3.5 多元ポリ乳酸の生分解性
 3.6 多元ポリ乳酸生産開発の産学連携
4.おわりに(将来展望)

【質疑応答・名刺交換】
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<15:10~16:40>

3.生分解性プラスチックの最新技術・製品動向

望月 政嗣 氏 (元ユニチカ、元京都工芸繊維大学特任教授 工学博士、高分子学会フェロー)

 
1.海洋プラスチック汚染問題の正しい理解と解決策

2.世界の法規制と業界動向石油系

3.プラスチック廃棄物問題の原点と生分解性プラスチックの理想像

4.ポリ乳酸の高性能・高機能化材料設計技術と製品・市場開発動向
 4.1 高L組成ポリ乳酸(High %L PLA)...%D < 0.5
 4.2 改良添加剤...耐熱性、耐衝撃性、成形加工性、耐久性(耐湿熱性)
 4.3 成形加工...押出成形、射出成形、真空・圧空成形、発泡成形、ブロー成形
 4.4 用途・製品開発動向......使い捨て製品から長期使用製品まで

【質疑応答・名刺交換】