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発泡樹脂の材料設計と自動車部材への応用

11月開催 化学系セミナー  更新日:2019年10月 1日
 セミナー番号【911225】11/26 講師3名
★樹脂の強度と気泡の関係について詳解します!

発泡樹脂の材料設計と自動車部材への応用


■ 講 師


1.東京農工大学 工学部 有機材料化学科 教授 斎藤 拓 氏

2.日本ポリプロ(株) 材料技術センター 新規材料開発グループ 副主席研究員 飛鳥 一雄 氏

  3.(地独)京都市産業技術研究所 高分子系チーム 主席研究員 伊藤 彰浩 氏
■ 開催要領
日 時 :
2019年11月26日(火) 10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田] 日幸五反田ビル8F 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
1名につき55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:00-12:00】

1.超臨界流体による高分子の多孔構造・結晶高次構造の制御

●講師 東京農工大学 工学部 有機材料化学科 教授 斎藤 拓 氏

 
【講座の趣旨】
超臨界流体を高分子に含浸させることで高分子の多様な高次構造制御が可能になり、それにより単一の素材から多様な性能を有する材料を創り出すことができる。本講座では、多孔構造と結晶高次構造の制御に関する具体例を挙げて、それらの材料物性との関連を示しながら解説する。この講座を通じて、超臨界流体や発泡の基礎、空孔形成メカニズム、発泡構造と力学・光学・電気特性の関係、高分子の結晶化メカニズムなど材料開発に必要な基礎的事項についても学べるようにする。
1.超臨界流体について
 1-1 超臨界流体と相図
 1-2 超臨界流体の作製方法と装置
 1-3 超臨界流体の利用例
 1-4 超臨界流体の高分子への拡散と可塑化効果

2.多孔構造制御
 2-1 超臨界発泡法
 2-2 空孔成長過程
 2-3 多孔構造と力学特性
 2-4 多孔構造と光反射性
 2-5 超臨界乾燥によるゲルのナノ多孔化と誘電特性
 2-6 超臨界流体下での延伸による多孔化
 2-7 ゴムの超臨界発泡と空孔構造

3.結晶高次構造制御
 3-1 高分子の結晶化と結晶高次構造
 3-2 超臨界流体による溶融構造制御と多様な結晶高次構造
 3-3 結晶成長中の超臨界流体の排除と結晶高次構造
 3-4 超臨界流体下での不融高分子の結晶化

【質疑応答】
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【12:45-14:45】

2.高溶融張力PPの特性と自動車発泡部材への応用

●講師 日本ポリプロ(株) 材料技術センター 新規材料開発グループ 副主席研究員 飛鳥 一雄 氏

 
【習得できる知識】
ポリプロピレン樹脂の発泡成形における各種成形性不良現象について、材料面また成形加工面からの改良対策について説明する。

【講座の趣旨】
ポリプロピレン樹脂は溶融張力が低いために、発泡成形性が必ずしも優れた樹脂ではなかった。本講座では、溶融張力が改良されたポリプロピレン樹脂の発泡成形性改良効果について述べる。また、発泡成形は材料だけでなく、成形加工技術にも多くのノウハウがある。本講座では、発泡成形プロセスの基礎から応用までを述べる。

1.発泡技術開発の要点

2.発泡成形用PPの開発

3.高溶融張力PPの特徴

4.射出発泡成形性の改良効果

5.押出発泡成形性の改良効果

【質疑応答】
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【15:00-17:00】

3.プラスチック発泡体におけるCNFの複合化と気泡構造制御

●講師 (地独)京都市産業技術研究所 高分子系チーム 主席研究員 伊藤 彰浩 氏

 
【習得できる知識】
・プラスチック発泡成形における基礎知識と高強度化の手法、CNF複合化の効果
・CNFの特徴や製法・用途、CNFのプラスチックへの複合化手法、現在出回っているCNFサンプルの種類と違い

【講座の趣旨】
CNF強化プラスチックの発泡成形性と発泡体の特性について詳しく解説いたします。CNFの熱可塑性樹脂への複合化、発泡成形(発泡射出、バッチ超臨界、プレス発泡)については、現在CNF強化プラスチック材料開発プロジェクトに参画して研究開発を行っている経験から具体的なアドバイスができると思います。特に、将来的にCNF強化プラスチックを扱ってみたい発泡成形加工業者や、CNFやパルプを入手してCNF強化プラスチックを開発したいコンパウンド業者、軽量・高剛性なプラスチック部材製品開発に関わる方に最適の内容と考えています。

1.はじめに
 1-1 プラスチック発泡体の特徴
 1-2 プラスチック発泡体の機械的特性の評価方法
 1-3 プラスチック発泡体の高強度化の手法

2.セルロースナノファイバー(CNF)について
 2-1 CNFの性質と製法、実用化事例
 2-2 入手可能なCNFサンプルの種類と特徴
 2-2 CNF強化プラスチックの近年の研究開発動向
 2-3 プラスチックへのCNF複合化手法の変遷

3.CNF強化プラスチックの発泡成形
 3-1 近年の研究開発動向
 3-2 CNF強化ポリエチレンの検討事例
 3-3 CNF強化ポリアミド6の検討事例、流動特性との相関
 3-4 CNF強化ポリアミド系熱可塑性エラストマーの検討事例

【質疑応答】