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粘着・剥離のメカニズムと加工におけるトラブル対策


11月開催 化学系セミナー  更新日:2019年10月 1日
 セミナー番号【912221】12/2 講師2名
★製造工程における粘着製品ならではのトラブル!その発生要因から対策まで解説します!

粘着・剥離のメカニズムと加工におけるトラブル対策



■ 講 師


1.早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 物理学科 教授 山崎 義弘 氏

2.リンテック(株) 研究所 製品研究部 プロセス開発室 金子 智 氏

■ 開催要領
日 時 :
2019年12月2日(月) 10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田] 日幸五反田ビル8F 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
1名につき55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:00-14:45】

1.粘着・剥離のメカニズム

●講師  早稲田大学 理工学術院 先進理工学部 物理学科 教授 山崎 義弘 氏

 

【習得できる知識】
接着・粘着現象に対する物理的な基礎知識

【講座の趣旨】
粘着・剥離現象のメカニズムについて実例・理論的枠組みを紹介する。(1)粘着剤の代表的な材料である高分子の力学物性(粘弾性・時間温度換算則),ならびに,粘着の3要素(タック・保持力・粘着力)について,それらの意味をレオロジーの観点から説明する。粘着剤の開発においては,「くっつきやすくはがしやすい」粘着剤が良いとされる事が多いが,このような良い粘着剤を推定する経験則を紹介する。(2)剥離時の粘着剤は大変形し,様々な特徴的な形態(糸引き)が形成される。このような形態形成を引き起こす不安定性(フィンガリング不安定性)を解説し,タック測定時,および,テープ剥離時における形態形成の実例を紹介する。(3)テープ剥離の強さ(粘着力)の決定要因は多岐にわたるが、本講ではとくに物理的要因(速度・角度・装置剛性・基材厚・粘着剤厚)の依存性を解説する。

1.はじめに
 1-1 粘着の歴史
 1-2 粘着・剥離を観るスケール
 1-3 用語解説

2.粘着の力学特性
 2-1 高分子のレオロジー(粘弾性・時間温度換算則)
 2-2 粘着剤に関する経験則
 2-3 粘着の3要素
 2-4 テープ剥離時の応力分布
 2-5 剥離強さの決定要因

3.粘着剤の糸引き挙動
 3-1 フィンガリング不安定性
 3-2 タック測定での事例
 3-3 テープ剥離測定での事例

【質疑応答】
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【15:00-17:00】

2.粘着製品の粘弾性特性とトラブル対策-ロール巻取りとくさび押抜き技術-

●講師 リンテック(株) 研究所 製品研究部 プロセス開発室 金子 智 氏

 
【習得できる知識】
・粘着製品の巻取り技術
・粘着製品のくさび押抜き技術

【講座の趣旨】
粘着製品の製造工程では粘弾性特性に起因した様々な不具合が生じる。これらの不具合を未然に防止するためには、粘弾性特性を考慮した評価・解析技術が不可欠である。本講演では、巻取りおよびくさび押抜き加工に着目してトラブルの発生要因とその対策手法について解説する。

1.粘着製品の粘弾性特性と製造工程で生じるトラブルの関係

2.粘弾性特性の評価方法

3.粘着製品の巻取り技術
 3-1 ロール内部応力と巻取り不良の関係
 3-2 内部応力状態の評価
 3-3 内部応力状態の解析技術

4.粘着製品のくさび押抜き技術
 4-1 粘着製品におけるくさび押抜き加工
 4-2 プラスチックフィルムにおける切断メカニズムの評価・解析
 4-3 粘着製品における切断メカニズムの評価・解析

【質疑応答】