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エマルションの安定性を維持する乳化剤の使いこなし術

9月開催 医薬系セミナー  更新日:2019年8月 1日
 セミナー番号【909113】9/13 講師1名
☆ 数値や科学的根拠をベースとした、乳化剤の選択、組み合わせ、配合順序の考え方が学べる!

エマルションの安定性を維持する乳化剤の使いこなし術


■ 講師
(株)ミルボン 中央研究所 開発顧問 理学博士 堀内照夫 氏

 元 ライオン(株) 研究開発本部
 元 明星大学総合理工学部生命科学・化学系非常勤講師

■ 開催要領
日 時 :
2019年9月13日(金) 10:00~17:00

会 場 :
[東京・五反田]  日幸五反田ビル 8F 技術情報協会 セミナールーム

聴講料 :
1名につき 50,000円(消費税抜、昼食・資料付)
 〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき45,000円(税抜)〕


※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム


【講座主旨】
乳化技術は化粧品をはじめ、食品、医薬品、トイレタリー製品、化学品等の広範囲な産業分野で注目されている基盤技術の一つであるといっても過言でない。この乳化技術は、主として『乳化剤の合成技術開発』、『乳化剤の選定・最適化評価技術』、及び『乳化(プロセス)技術および製剤の安定化評価技術』といった要素技術から構成されている。「乳化剤の使いこなし方」はエマルションの製造、製品の安定化に極めて重要な役割をはたしている。しかし、この『乳化剤の使いこなし方』はとにかく、個人的な経験に依存しているため、任意性が大きく、課題解決に障害となる場合が見受けられる。 本講義では、「乳化」の性能・機能に関わる指標値を駆使し、科学的な視点から、乳化剤の選択、乳化剤の組み合わせ、配合順序、安定性評価等の乳化技術の基礎と応用を習得する事を目的とする。講義で用いた各指標値は単に乳化現象に留まらず、広く、洗浄、分散、可溶化等の界面現象に展開できる。今回は特に、研究者および生産現場でも同じ技術概念でコミュニケーションが図れる事を目的として、指標値に関わる算定式は出来るだけ簡便で、実用的かつ基礎研究にも十分に耐えるものを選定した。本講が安定かつ高品質の製品の生産かつ、乳化製剤の効率的な開発の一助となれば幸いである。

【講座内容】

1.講義の狙い
2.エマルションの調製・安定化における乳化剤の役割
3.エマルションの主な要素技術を支援するための指標値
4.物質/物質間の相溶性の役割
5.溶液・分散系における物質/物質間の相溶性に対する指標値
6.乳化技術の基礎理論
 6.1 乳化とは
 6.2 乳化技術の開発推移
 6.3 界面活性剤を乳化剤に用いたエマルションの形態と特徴
 6.4 界面活性剤(乳化剤)水溶液の物理化学的性質
 6.5 界面活性剤の構造要因とその性質・作用
 6.6 HLB方式による乳化剤剤の選択
 6.7 混合乳化剤によるHLB値の最適化の指針
 6.8 臨界充填パラメーターの活用
 6.9 有機概念図法
 6.10拡張HLB値の計算法
7.乳化技術
 7.1 物理的乳化方式
 7.2 物理化学的乳化方式
 7.3 油相の配合時の指針ー溶解度パラメータの活用
 7.4 乳化剤の添加方法
 7,5 主な物理化学的乳化方式
 7.6 乳化のスケールアップ時の留意事項
8.エマルションの安定性評価法
 8.1 エマルションの安定性に関する要因
 8.2 エマルション製剤の安定性の加速試験法
9.エマルションの物性評価技術
 9.1 エマルション粒子径の観察
 9.2 ベシクル膜の会合状態
 9.3 エマルションの相構造
 9.4 エマルション中の水の様態
 9.5 エマルションの「使用感・感触」を評価するレオロジー的性質
10.おわりに

【質疑応答】