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親水・撥水/撥油性の制御と接触角評価

9月開催 化学系セミナー  更新日:2019年7月 2日
 セミナー番号【909208】9/11 講師2名
★ 動的ぬれ性をどう制御、測定するか? そのポイントを解説!

親水・撥水/撥油性の制御と接触角評価


■ 講師
1.(国研)産業技術総合研究所 構造材料研究部門 材料表界面グループ 研究グループ長 博士(工学) 穂積 篤 氏

2.FIA 代表 福山 紅陽 氏
■ 開催要領
日 時 :
2019年9月11日(水) 10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田] 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
1名につき 55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕

   
※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:00-14:45】(途中 昼食休憩を含みます)

1.動的接触角の制御と撥水・撥油/親水性処理技術

(国研)産業技術総合研究所 構造材料研究部門 材料表界面グループ 研究グループ長 博士(工学) 穂積 篤 氏

 
【修得できる知識】
・実用基板の表面処理 (超撥水 (油) /超親水 (油) 性) に関する基礎知識
・ぬれ性評価の正しい知識
・国内外の最新の研究開発動向

【講座の趣旨】
 本セミナーでは、撥水 (油) 性、親水 (油) 性といった固体表面の"ぬれ性"をいかに制御し、正しく評価するかについての基礎知識の修得を目指すとともに、これまでに報告されている各種技術の長所・短所、国内外の最新の研究開発動向を紹介しながら、演者らが取り組んでいる実用的なぬれ性制御技術について、その設計指針と得られる機能について実例 (単分子膜、ゲル、ポリマーブラシ、ハイブリッド皮膜等) を挙げながら分かりやすく詳細に解説する。


1.濡れの基礎
 1.1 Youngの式
 1.2 表面張力の定義
 1.3 表面自由エネルギー
 1.4 Cassieの式 (凹凸表面におけるぬれ)
 1.5 Wenzelの式 (複合表面におけるぬれ)
 1.6 CassieとWenzelの式は本当に正しいのか?
 1.7 既存理論を否定する研究事例
 1.8 3相接触線の重要性
 1.9 これまでのぬれ性評価
 1.10 静的接触角

2.動的ぬれ性
 2.1 動的ぬれ性とは?
 2.2 動的ぬれ性制御の重要性
 2.3 動的接触角
 2.4 動的接触角の測定方法
 2.5 接触角ヒステリシス
 2.6 自然界における高/低接触角ヒステリシス表面
 2.7 接触角ヒステリシス制御に関する過去の研究
 2.8 接触角ヒステリシスを抑制するためのコンセプト
 2.9 接触角ヒステリシスと滑落性の関係
 2.10 低接触角ヒステリシス表面の応用例

3.撥水/撥油処理の研究開発動向
 3.1 超撥水/撥油性を得るための指針
 3.2 これまでの超撥水/撥油性表面の問題点・課題
 3.3 最近の超撥水/撥油性の定義
 3.4 最新の撥水/撥油処理の研究開発動向
 3.5 滑落性に優れた撥水/撥油処理
  (1)自己組織化単分子膜
  (2)有機 ? 無機ハイブリッド皮膜
  (3)耐熱性に優れた撥油性皮膜
  (4)難付着性ゲル
  (5)自己修復する超撥水材料

4.親水処理の研究開発動向
 4.1 超親水性/親水性を得るための指針
 4.2 これまでの超親水性/親水性表面の問題
 4.3 最新の超親水性/親水処理の研究開発動向
 4.4 防曇材料
  (1)曇りのメカニズムと濡れ性制御の重要性
  (2)これまでの防曇処理の研究事例
  (3)自己修復する超親水防曇皮膜
  (4)抗菌性・抗カビ性
  (5)水中での特異なぬれ性

5.現状の課題と最近のトピックス

6.まとめ

【質疑応答】
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【15:00-17:00】

2.接触角、表面張力の計測・評価技術

FIA 代表 福山 紅陽 氏

 
【修得できる知識】
・接触角、表面張力の基本概念
・接触角、液体の表面張力の測定方法と注意点

【講座の趣旨】
 親水性,撥水性などのぬれ性は,接触角といわれる数値によって定量的に表現されます。この接触角は液体の表面張力と固体との表面張力に依存します。
 本セミナーでは、これからぬれ性評価を始めてみようという方を対象に、基本事項を説明します。


1.ぬれ性、接触角、表面張力の基礎
 1.1 接触角から何がわかるか?
 1.2 接触角測定の表面感度~膜厚と表面被覆率
 1.3 Youngの式~接触角と表面張力との関係
 1.4 表面張力とは?
 1.5 表面張力から何がわかるか?
 1.6 表面張力と分子間力との関係
 1.7 表面張力と表面自由エネルギー

2.接触角測定
 2.1 静的接触角と動的接触角の違い
 2.2 接触角の測定方法
   (1)静滴法
   (2)拡張収縮法
   (3)滑落法
 2.3 接触角測定の誤差要因

3.液体の表面張力測定
 3.1 静的表面張力と動的表面張力の違い
 3.2 界面活性剤の吸着と表面張力の変化
 3.3 表面張力の測定方法
   (1)Wilhelmy法
   (2)懸滴法
   (3)最大泡圧法
 3.4 表面張力測定の誤差要因

【質疑応答】