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自動車内装用高触感材料の開発と触感性評価

7月開催 電気系セミナー  更新日:2019年6月 4日
 セミナー番号【908411】8/1 講師4名
★自動車内装に求められる質感とは?どのように触感を評価し、表現しているのか
★材料の質感、内装の触り心地・ソフト感、シートの座り心地・快適性の定量化、開発事例を詳解!

自動車内装用高触感材料の開発と触感性評価


■ 講師
1. (株)ピクセルエー 代表取締役社長 山本 義政 氏
2. 信州大学 繊維学部 特任教授・名誉教授 工学博士 西松 豊典 氏
3. 京都女子大学 家政学部 生活造形学科 教授 榎本 雅穗 氏
4. マツダ(株) 車両開発本部 車両実研部 クラフトマンシップ開発グループ マネージャー 福井 信行 氏
■ 開催要領
日 時 :
2019年8月1日(木) 10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田] 技術情報協会 8F セミナールーム
聴講料 :
1名につき60,000円(消費税抜き・昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円(税抜)〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:00~11:30】

1.自動車内装における質感デザインの動向

(株)ピクセルエー 代表取締役社長 山本 義政 氏

 
【講座概要】

本講演では、毎年ジュネーブ、上海、パリ/フランクフルトモーターショーをプレスとして取材。Webでは、検索できないような高解像度のインテリア素材のディテール画像や動画中心としたレポートが特徴。
現状(過去)を把握したうえで情報を独断の視点にて分析、またモビリティ分野以外にも関連のあるミラノサローネやCES,IFAなどのエレクトロニクス分野の異なる分野のリサーチを行い横断的に近未来や未来インテリア素材の質感動向を読み解くレポートの構成が特徴。


1.欧州モーターショーからみえる質感デザイン動向
 1-1 木質、金属、皮革
 1-2 繊維素材(カーボンやファブリックス)
 1-3 樹脂素材(シボやフィルム加飾)
 1-4 造形(形状の特徴)
 1-5 カラー(内外装のカラー)
 1-6 機能部品(エアベントやスピーカーグリル)
 1-7 HMI(ディスプレイやインターフェス)

2.過去のモーターショーから読みとく近未来の質感動向
 2-1 2015フランクフルトモーターショーからの変遷を分析

3.異なる分野から読み解く質感デザインの今後の流れ
 3-1 CES2019動向
 3-2 ミラノサローネ2019動向

4. 未来の質感動向
 4-1 モノを起点としたものづくり、生活を起点としたものづくりから読み解く未来の質感動向


【質疑応答】
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【12:10~13:40】

2.自動車シートや内装材の快適性計測・評価技術

信州大学 繊維学部 特任教授・名誉教授 工学博士 西松 豊典 氏

 
【講座概要】

最近、感性品質である快適性(心地)がさまざまな製品の魅力に大きな影響を与えています。特に、各製品のコンセプトに合った感性品質である快適性(心地)を実現し、数値化することが強く望まれています。
本講座では、触知覚に基づいて評価されている自動車シートの「座り心地」やインパネの「触感」をどのような官能検査手法を用いて実験・評価・解析を行ったらよいかを学びます。そして、シートの物理特性より「座り心地」や「触感」を予測する手法を理解します。さらに、多くの実験データに基づいて研究開発を行った感性製品の事例(表皮布の物理特性が異なる自動車シートの「座り心地」やインパネの「触感」)をわかりやすく紹介します。


1.人間の触知覚機能について

2.人間快適工学とは
 2-1 主観評価(官能検査)と客観評価(製品の物理特性、生理的機能量の測定)を関連付けるには

3.「快適性(心地)」を評価する官能検査方法について
 3-1 「快適性(心地)」を評価するための官能検査方法とは
 3-2 官能検査を行う前の準備(被験者,試技,形容語,実験環境の選定)について
 3-3 一対比較法で評価した官能検査結果を解析して数値化するには
 3-4 SD法で評価した官能検査結果を解析して数値化するには 

4.快適性製品の開発の具体例
 4-1 シート表皮布の「手触り感」とシートの「座り心地」を物理特性より予測するには
 4-2 内装材であるインパネの「触感」を物理特性より予測するには

【質疑応答】
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【13:50~15:20】

3.人工・合成皮革・PVCレザーにおける触感表現とその数値化

京都女子大学 家政学部 生活造形学科 教授 榎本 雅穗 氏

 
【取得できる知識】
 ・皮革の風合い評価に関するポイントと、測定機器に求める事
 ・得られたデータからの表面摩擦特性と樹脂組成との関係の考え方

【講座概要】
 過去より熟練者によって行われてきた皮革の風合い評価に関して、組成が明確な合皮等を使用し、表面摩擦特性と組成の関係から表面触感の数値化について解説する。


1.人工皮革,合成皮革,PVCレザー,ラミネート仕上げ革・エナメル革の違い
 1-1 法律による分類と現状
 1-2 人工皮革の構成と表面仕上げ方法
 1-3 合成皮革の構成と表面仕上げ方法
 1-4 PVCレザーの構成と表面仕上げ方法
 1-5 ラミネート仕上げ革・エナメル革の構成と表面仕上げ方法

2.触感表現のための表面仕上げ
 2-1 乾式転写コーティング法
 2-2 グラビア加工
 2-3 スプレー加工

3.ポリウレタン系表面処理剤の構成
 3-1 ポリウレタン樹脂
 3-2 ポリウレタン系表面処理剤

4.合成皮革表面における触感表現数値化の検討
 4-1 試料調製
 4-2 年齢別触感評価
 4-3 表面摩擦特性の測定
 4-4 接触角測定および表面自由エネルギー算出

5.まとめ


【質疑応答】
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【15:30~17:00】

4.感性工学を用いた自動車内装用高触感材料の開発

マツダ(株) 車両開発本部 車両実研部 クラフトマンシップ開発グループ マネージャー 福井 信行 氏
 
【講座概要】

近年、自動車の安全性や機能進化が進んでいる中で 内装に対するお客様の期待も高まり、質感の向上も自動車メーカーの課題の一つとなっている。しかしながら、質感は人の感覚や感性で感じられるため、具体的な設計仕様として表しにくい。本セミナーでは、自動車の見栄えや、触感を対象に、感性工学を活用し、評価視点を明確にし 定量的に捉えることで、内装表皮材の質感向上を狙った開発手法を解説する。また、これらの知見に基づいた弊社製品の開発事例を紹介する。


1.自動車内装質感向上の取り組み事例
 1-1 質感向上の取り組み紹介
 1-2 内装質感に関する価値観分析と触感への期待

2.内装材の表面質感

3.ステアリングの触感
 3-1 研究事例1
 3-2 研究事例2

4.アームレストのソフト感研究事例

5.マツダ車への織り込み事例紹介

【質疑応答】