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自動車室内VOC・においの低減法と濃度分析

7月開催 化学系セミナー  更新日:2019年6月 4日
 セミナー番号【908222】8/9 講師4名
★海外のVOC規制動向、分析事例についての解説!

自動車室内VOC・においの低減法と濃度分析


■ 講 師


1.いすゞ自動車(株) 車両審査実験 材料開発第二課 シニアエキスパート 達 晃一 氏

2.東亞合成(株) R&D総合センター 製品研究所 主任研究員 山田 喜直 氏

3.マツダ(株)車両開発本部車両実研部クラフトマンシップ開発グループ アシスタントマネージャ 市川 智士 氏
 

4.静岡県立大学 食品栄養科学部 環境生命科学科 助教 徳村 雅弘 氏

■ 開催要領
日 時 :
2019年8月9日(金) 10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田] 日幸五反田ビル8F 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
1名につき60,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:00-11:30】

1.車室内空気質の技術動向と課題

●講師 いすゞ自動車(株) 車両審査実験 材料開発第二課 シニアエキスパート 達 晃一 氏

 
【習得できる知識】
VOCをはじめとする、車室内の空気質に関する基礎知識、法規動向、評価技術動向、自動車メーカーの課題

【講座の趣旨】
自工会の自主規制がスタートして、指針に満足するための取り組みが行われている。指針値を満足するための測定法や課題の解説、および法規動向および技術動向を合わせて解説する。

1.空気質の解説

2.法規動向

3.評価法の解説(JASO/ISO)と、車室内VOCおよび部品の評価事例紹介

4.将来課題

【質疑応答】
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【12:10-13:40】

2.化学吸着剤による車室空間のアルデヒド低減とにおい対策

●講師 東亞合成(株) R&D総合センター 製品研究所 主任研究員 山田 喜直 氏

 
【講座の主旨】
物理吸着型剤消臭剤の代表である活性炭は、吸着量や吸着速度に優れ、多種臭気を吸着することができるが、吸着対象が悪臭に限定できないことや吸着物質を固定化できず再放出するという欠点もある。一方、無機系化学吸着型消臭剤は、一般的に特定の官能基を持つ臭気成分しか吸着しないが、各臭気に対応した消臭剤を複合することで、消臭効果が高く、低濃度の臭気まで吸着し、再放出しない特長を持つ。本講演では、アルデヒド吸着剤を主とした化学吸着型消臭剤の紹介、その吸着機構、評価方法、及び使用例を解説します。

1.臭いと消臭について
 1.1 臭気成分と発生原因
 1.2 臭気低減方法

2.消臭剤の種類と化学吸着型消臭剤
 2.1 消臭剤の種類
 2.2 無機系化学吸着型消臭剤の特長
 2.3 化学吸着型消臭剤の消臭メカニズム

3.アルデヒドガスの発生とその低減例
 3.1 アルデヒドガスの発生について
 3.2 ガス低減の評価方法
 3.3 車室空間におけるアルデヒドガスの低減例

4.アルデヒドガス以外の臭気ガス対策
 4.1 消臭剤による臭気ガス対策例
 4.2 消臭剤以外の車室用アメニティー材料

【質疑応答】
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【13:50-15:20】

3.車室内内装材から発生するVOCの特定と対策

●講師  マツダ(株)車両開発本部車両実研部クラフトマンシップ開発グループ アシスタントマネージャ 市川 智士 氏

 
【習得できる知識】
自動車に使用される内装部品や材料から発生するVOC濃度の低減方法、VOCに関わる品質管理のキーポイント、並びに自動車用VOC規制に関する情報。

1.車室内VOCの概要
 1-1 VOCとは
 1-2 車室内内装材から発生するVOC特定の難しさ
 1-3 車室内で問題となるVOC成分の例

2.車室内VOCに関する動向
 2-1 厚生労働省シックハウス検討会と室内濃度指針値
 2-2 (一社)日本自動車工業会による自主取り組み
 2-3 日本以外の国の規制動向

3.車室内VOC濃度低減のポイント
 3-1 VOC成分の主要発生部品・材料
 3-2 VOC濃度低減のポイントと注意点
 3-3 工程監査のポイント

4.VOC濃度分析の概要
 4-1 分析方法の概要
 4-2 等価性のある分析結果を得るポイント
 4-3 海外でVOC濃度分析事例

5.VOCに関する今後の動向

【質疑応答】
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【15:30-17:00】

4.自動車室内における化学物質の実態とリスク評価

●講師  静岡県立大学 食品栄養科学部 環境生命科学科 助教 徳村 雅弘 氏
 
【講座の趣旨】
自動車の車室内にはパネルやシートなどの部材としてプラスチック,ゴム,ポリウレタンなどが使用されており,これらの部材からトルエンなどの揮発性有機化合物(VOC)が放散することが問題となっている。また,プラスチック部材には難燃剤などの準揮発性有機化合物(SVOC)が含まれ,その放散も近年懸念され始めた。車室内は一般住宅と比較して内装品などの表面積に対する空間容積の割合が小さく,窓面積が大きく日射により高温になりやすいという特徴を持つため,VOC やSVOC の濃度は一般住宅に比べ高くなることが予想される。しかし,自動車内の化学物質に関する研究報告は少ない。本講では車室内のVOC ,SVOC,アルデヒド類濃度の測定法と,汚染の実態およびそのヒト健康リスクについて解説する。
1.VOC、アルデヒド類の濃度測定条件

2.車室内中のVOC、アルデヒド類の濃度測定

3.車室内空気中のリン系難燃剤濃度の測定

4.ダスト中のリン系難燃剤濃度の測定

5.化学物質汚染の実態

6.車載ウィンドウウォッシャー液を利用した車室内用簡易空気清浄法の開発

【質疑応答】