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「ウッドプラスチック(WPC)」の 材料設計,成形加工,その採用動向

7月開催 化学系セミナー  更新日:2019年6月 4日
 セミナー番号【908203】8/20 講師4名
★木粉/樹脂の分散性と「物性」との関係
★耐熱,耐湿,耐光などの耐久性改善のポイント
★ユーザーの木に対する「安心感」を工業化するには?

「ウッドプラスチック(WPC)」の 材料設計,成形加工,その採用動向


■ 講 師

【第1部】

京都府立大学 教授 演習林長 博士(農学) 古田 裕三 氏

【第2部】

秋田県立大学 木材高度加工研究所 教授 博士(農学) 栗本 康司 氏

【第3部】

イオインダストリー(株) 技術営業部 開発室 豊田 峻大 氏

【第4部】

旭化成ホームズ(株) 東京デザインオフィス (兼) 設計企画部 レジデンスデザインポート 課長 荒川 圭史 氏
■ 開催要領
日 時 :
2019年8月20日(火) 10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田]日幸五反田ビル8F 技術情報協会セミナールーム
聴講料 :
1名につき60,000円(消費税抜,昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

    ※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:00~11:40】

第1部 木質資源利用の重要性と 木材プラスチック複合材(WPC)等 木質材料の概要

●講師 京都府立大学 教授 演習林長 博士(農学) 古田 裕三 氏

 
【講座の趣旨】

木材利用促進法が制定され,はや10年が経とうとしています。そのような中,古くて新しい木質系材料がますます注目を浴びてきています。本講座では,環境やさらには民族性などの広い観点から木質資源利用の重要性を話すとともに,木材プラスチック複合材(WPC)等木質材料の概要(技術,標準化など)について,木材プラスチック再生複合材(WPRC)を中心に話しをいたします。


【セミナープログラム】

1.木質資源利用の重要性
  1.1 地球温暖化と木質資源の利用の関係
  1.2 木材利用促進法について
  1.3 日本における木材利用の重要性

2.木質系材料の建材としての特徴・利点
  2.1 木材の建材としての特徴・利点
  2.2 各種木質材料の建材としての特徴・利点
  2.3 木造住宅の特徴・利点

3.木材プラスチック複合材(WPC)及び木材プラスチック再生複合材(WPRC)について
  3.1 WPCとWPRCの違いとその現状
  3.2 WPC・WPRCの技術・研究に関する現状と課題
  3.3 WPC・WPRCの標準化に関する現状と課題

【質疑応答】
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【12:30~13:50】

第2部 メカノケミカル処理による木材の 化学修飾とWPC原料への利用

●講師 秋田県立大学 木材高度加工研究所 教授 博士(農学) 栗本 康司 氏

 
【セミナープログラム】

1.研究の目的と背景

2.高速振動ミルを用いた化学修飾木粉の調製と特性
  2.1 アセチル化木粉および導入官能基の異なったアシル化木粉
  2.2 各種化学修飾木粉の特性

3.混練型WPCの製造と特性
  3.1 混練ニーダーを用いたWPC原料の調製と簡易射出機による成形
  3.2 化学修飾木粉を用いたWPC成形品の機械的特性や寸法安定性,耐候性

4.化学修飾木粉の量産とWPC成形品の実機製造
  4.1 ボールミルを用いたアセチル化木粉の量産
  4.2 工業生産機によるアセチル化WPCの製造と製品の特性

【質疑応答】
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【14:05~15:25】

第3部 成形加工技術を用いた ウッドプラスチック(WPC)の用途開発

●講師  イオインダストリー(株) 技術営業部 開発室 豊田 峻大 氏

 
【講座の趣旨】

ウッドプラスチックと既存フィラー充填プラスチックとの違いに触れながら,WPC材料のポテンシャルを引き出すための成形加工方法について,弊社における用途開発の例に触れながら解説する。


【セミナープログラム】

1.ウッドプラスチックと射出成形
  1.1 ウッドプラスチックとは
  1.2 自動車業界におけるウッドプラスチック

2.成形加工技術の面から見たウッドプラスチック
  2.1 事例(1) インパネ部品
  2.2 事例(2) グリップハンドル
  2.3 事例(3) ガイドレールサッシュ

3.さらなる高機能化のための成形加工工法開発
  3.1 意匠性を活かす成形加工
  3.2 高強度を活かす成形加工

【質疑応答】
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【15:40~17:00】

第4部 住宅デザイナーから見た ウッドプラスチック(WPC)とその実際

●講師 旭化成ホームズ(株) 東京デザインオフィス (兼) 設計企画部 レジデンスデザインポート 課長 荒川 圭史 氏

 
【講座の趣旨】

住宅という空間の中で,プラスチックという素材を使うことで何ができるのか,特に木粉と樹脂を複合化した「ウッドプラスチック(WPC)」についての採用例や不具合例など,デザイナーはウッドプラスチックに何を求めているのかを住宅を設計する立場での考えを解説する。


【セミナープログラム】

1.本講にて住宅のデザイナーとしてお話できる事
  1.1 旭化成ホームズの理念。
  1.2 システム住宅と一般の住宅の違い。

2.住宅をデザインするということの意味
  2.1 住宅に求められるもの
  2.2 機能の積み重ねでは価値はうまれない
  2.3 今住空間に求められているもの
  2.4 気持ちよさ,快適さ,心地よさを生み出す物
  2.5 光。視覚により感じることができるもの
  2.6 かぜ,温度,湿度皮膚で感じる心地よさ

3.今,住空間の中にあるウッドプラスチック(WPC)
  3.1 ウッドプラスチック(WPC)の住宅分野での採用例
  3.2 寿命や耐久性の考え方
  3.3 劣化や汚損などの不具合事例
  3.4 日本と海外でのウッドプラスチック(WPC)事情の違い

4.住空間のなかでウッドプラスチック(WPC)という素材に期待している事

【質疑応答】