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製造所における無通告GMP査察対策 講座

6月開催 医薬系セミナー  更新日:2019年5月 8日
 セミナー番号【906114】6/21 講師1名
☆ いつその日が来てもいいように。予想される指摘事項や当日の説明・応答のポイントを学ぶ!
☆ 対応準備の時間をいかに捻出するか? 中小規模の製造所でもできる、QC効率化のポイント!

製造所における無通告GMP査察対策 講座


~査察を迎えるための 「査察対応SOP・マニュアル」(ワードファイル) 付き!~

■ 講師
(株)ミノファーゲン製薬 顧問 脇坂盛雄 氏

■ 開催要領
日 時 :
2019年6月21日(金) 10:00~17:00

会 場 :
[東京・五反田]  日幸五反田ビル 8F 技術情報協会 セミナールーム

聴講料 :
1名につき 50,000円(消費税抜、昼食・資料付)
 〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき45,000円(税抜)〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。



プログラム

【講座主旨】
熊本県化血研の製造販売承認書との齟齬、和歌山県の中国産のアセトアミノフェン使用は、MF違反、GMP違反、製造販売承認書との齟齬と大きな品質上の問題があったが、製品回収はなく、かつ違反した原薬を使って良いとの当局の指示であった。これらは欠品を回避するために、当局がやむを得ず下した判断である。PMDAの査察でのちょっとしたGMP不備での製品回収が起きているのに、このような重要な問題があっても製品回収には至っていない。当局としては二度と化血研、山本化学工業のような事例が起きないように、改竄、隠蔽、承認書との齟齬の観点で、MRAの拡大によって欧州査察が減った分を無通告査察に費やしている。 査察対応の秘訣は準備に尽きる。そのためには査察対応マニュアルの整備(参加者にはワードで提供)とそれに基づいて説明&応対訓練、5Sの徹底、過去の指摘事項の対応を行うことである。 査察対応の準備は時間を必要とする。そのためにはQCの効率化を図ることで時間を生み出し、その時間を査察対応の準備に向けられるようにする。 本セミナーではこれらについて多くの実例を紹介することで理解が進むようにする。

【キーワード】

無通告査察、GMP省令改正、PMDA指摘事項、効率化、製品回収、改善命令

【講座内容】

1.無通告査察の事例紹介とPMDAの指摘事項
 ・PMDAの査察から見えてくること
 ・PMDAの査察指摘事項対応
 ・無通告査察の実際とその対応

2.承認申請書との齟齬がないか?
2.1 製造販売承認書の軽微変更/一部変更申請
 ・関係する通知/事務連絡
 ・医療用医薬品等の承認申請等に関する質疑応答集(Q&A)
 ・一変申請すべきところを軽微変更届による製品回収
 ・欧米変更管理
2.2 変更時の軽微変更/一変事項の齟齬をなくすために
 ・申請段階からの齟齬が見つかった時の対応
 ・2005年の記載整備前に製造方法で齟齬が見つかった時の対応
 ・2005年の記載整備後に製造方法で齟齬が見つかった時の対応

3.データインテグリティ(DI)の対応はなされているか?
 ・FDAのDI不備によるWarning Letter
 ・データインテグリティ
 ・PMDAのDI絡みの指摘事例

4.改正GMP省令での対応のポイント
 ・GMP省令改正の骨子とその対応

5.品質システムに不備はないか?
5.1 逸脱
 ・逸脱内容/件数の評価
 ・CAPA(是正と予防)の実施
 ・軽微変更/一部変更申請に該当する逸脱の対応
5.2 OOS/OOT
 ・OOS/OOTの考え方
 ・実際の運用(ラボエラー調査、製造の確認、ロットの調査、リテスト、リサンプリングの問題)
 ・データインテグリティからの注意事項とFDAの指摘事項
5.3 変更管理
 ・製造販売承認書と変更管理
 ・軽微変更と一変申請の判断
 ・変更実施後の評価とフォロー
 ・一変申請/軽微変更届の失念/判断ミスの事例
5.4 苦情(苦情の位置づけ、苦情時の対応、クレーマーへの対応など)
5.5 安定性モニタリング
 ・通知の理解
 ・25℃×60%で規格外になった時の対応
 ・溶出試験の事例から考える(溶出試験不適合による製品回収を避けるには)

6.実際のGMP監査項目(リスクマネジメントの観点も含め)
6.1 文書管理(文書配布(現場の文書との版No.確認)、現場でのコピー防止など)
6.2 衛生管理(手指の怪我の確認方法/頻度/記録など)
6.3 保管倉庫管理(サンプリング室の管理、不適ロットの管理、1製品 /1パレット、温度マッピング)
6.4 製造管理
 ・製造支援設備の監査事項(空調,用水システムなど)
 ・クロスコンタミ防止の確認
 ・洗浄バリデーションの確認
 ・計量/仕込みのダブルチェック
 ・製造ラインにあるサインの無い製造指示書
6.5 試験検査室管理(OOSの運用、換算仕込み原料の確認、標準品管理(トレーサビリティ)、試験者の認定SOPなど)
6.6 包装・表示(表示資材の計数管理,ラインでの全数保証システム,表示物の校了確認など)

7.いつ査察が来てもいいように!無通告査察への準備対策
 1)査察のSOP作成
 2)査察マニュアル作成
 3)説明&応答訓練
 4)5Sの実践
 5)マネイジメント層のManagement by Wandering Around

8.偽造/偽証を知る(作業者/責任者が隠ぺいをした事例)&その対応
8.1 ケース紹介
 1)GMPの順守 ミスと違反の違い
 2)知らない内に犯罪行為/製品Dのボトルの油汚れ品入荷
 3)行うべき試験を未実施&内部通報への不十分な対応
 4)必要な試験緒一部を実施せず(内部告発)に行政処分
 5)試験結果を書き換えに行政処分
 6)故意による製剤サンプリング差し替えに行政処分
 7)違反の繰り返しに25日間の業務停止処分
8.2 なぜ作業者は報告しない/隠ぺいするのか
8.3 3H(初めて、変更、久しぶり)-5H(犯罪、普段と違うの2H追加)教育

9.偽造を見つけるための査察(PMDAが行うと想像される項目)
 1)逸脱/OOSなどの事例を深堀する
 2)日付に注目する
 3)サイン日の出社を確認する
 4)紙の白さに注目する
 5)収率に注目する
 6)受け入れ試験から出荷までの製造工程を一貫して記録を見る
 7)作業者に個別ヒアリングを行う
 8)プラントツアー時に現場の記録等を確認する
 9)倉庫の原料を確認する
 10)倉庫の入荷ログ(リスト)を確認する。
 11)生データを確認する 
 12)サンプリングではなく全てのロットを確認する など

10.効率化と品質向上
 ・原料検査の省略・資材検査の効率化
 ・二次標準品の活用
 ・今のQCの弱い箇所の強化

11.人が創る品質/Quality Culture

【質疑応答】