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樹脂中へのフィラーの充填配向メカニズムとその制御,評価解析

6月開催 化学系セミナー  更新日:2019年5月 8日
 セミナー番号【907201】7/2 講師5名
★扱う材料に応じた配向手法の選び方 , 使い方
★少ないフィラー量でより高い機能を発現させる並べ方,揃え方とは?

樹脂中へのフィラーの充填配向メカニズムとその制御,評価解析


■ 講 師

【第1部】

東京工業大学 物質理工学院 准教授 工学博士 古屋 秀峰 氏

【第2部】

(株)プレジール 副社長 工学博士 野村 学 氏 (京都工芸繊維大学 特任教授)

【第3部】

三菱電機(株) 先端技術総合研究所 マテリアル技術部  レジン材料グループ グループマネージャー博士(工学) 三村 研史 氏

【第4部】

(株)JSOL エンジニアリング事業本部 材料技術課 大畠 広介 氏

【第5部】

首都大学東京 大学院 都市環境科学研究科 環境応用化学域 教授 博士(工学) 山登 正文 氏
■ 開催要領
日 時 :
2019年7月2日(火) 10:00~17:30

会 場 : [東京・五反田]日幸五反田ビル8F 技術情報協会セミナールーム
聴講料 :
1名につき60,000円(消費税抜,昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

    ※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:00~11:30】

第1部 材料の「配向」とは,どういう現象なのか?

●講師 東京工業大学 物質理工学院 准教授 工学博士 古屋 秀峰 氏

 
【講座の趣旨】

材料の物性は,配向状態に大きく影響されます。 配向が生じる要因と配向状態に関する基礎知識について平易に解説します。 また,配向状態の評価と制御方法についてもご紹介します。


【セミナープログラム】

1.材料の「配向性」とは何か?どういう現象なのか?
  1-1 配向状態と種類
  1-2 配向の要因
  1-3 配向度

2.配向性を制御することによるメリットとコントロールする方法
  2-1 熱的性能向上
  2-2 光学的性能向上
  2-3 機械的性能向上
  2-4 配向性をコントロールする方法
       ラビング法,化学処理,磁場および電場配向,他

3.配向性を評価解析する方法と種類
  3-1 X 線回折法    
  3-2 赤外・ラマン分光法
  3-3 NMR法
  3-4 各種シミュレーション

【質疑応答】
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【12:20~13:30】

第2部 フィラーの形状制御,界面制御技術による 複合材料の構造制御および複合材料特性

●講師 (株)プレジール 副社長 工学博士 野村 学 氏 (京都工芸繊維大学 特任教授)

 
【講座の趣旨】

 従来の複合材料は樹脂中にフィラーを均一分散させた均一分散系を主体としている が,最 近,フィラーの特性や界面制御技術を活用し,複合材料成形体の構造を制御し,均一分散系では 得られない物性や機能を発現させる新しい試みが成されつつあり,この構造制御技術による複合材料(不均一系複合材料)の幾つかを紹介し,その特性について説明する。


【セミナープログラム】

1.フィラー形状およびモルフォロジー制御による複合材料の高性能化

2.フィラー/ポリマーの界面制御による複合材料の高性能化

3.フィラー特性を活用した複合材料の高機能化

4.複合材料成形体の構造制御による高性能化・機能化

5.成形加工プロセスを活用した成形体の構造制御およびその特性

【質疑応答】
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【13:40~14:50】

第3部 高熱伝導フィラーの充填,配向制御と パワーモジュールへの適用,熱伝導性と絶縁性の両立

●講師 三菱電機(株) 先端技術総合研究所 マテリアル技術部  レジン材料グループ グループマネージャー博士(工学) 三村 研史 氏

 
【講座の趣旨】

近年,電子機器の小型化,高出力化に伴い発熱密度が増大する傾向にあり,放熱 性の高い絶縁材料が求められている。本講演では,樹脂/無機フィラー複合材料における高熱伝導化技 術を紹介するとともに,電子機器の中で特に高い放熱性が要求されるパワーモジュールへの応用例につ いて紹介する。特に樹脂/窒化ホウ素(h-BN)フィラー複合材料における高熱伝導化について紹介する。


【セミナープログラム】

1.電子機器の構造と高熱伝導材料のニーズ
   -パワーモジュール適用例を中心に-

2.高熱伝導複合材料の基礎と応用
   2.1 固体の熱伝導率について
   2.2 樹脂/無機フィラー複合材料の熱伝導率
   2.3 モールド型パワーモジュールへの応用

3.複合材料の熱伝導率向上技術
   3.1 高熱伝導フィラー(BN)の高充填化
   3.2 高熱伝導フィラー(BN)の配向制御 

4.高熱伝導絶縁シート適用パワーモジュールの放熱性の向上

【質疑応答】
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【15:00~16:10】

第4部 異方性複合材料のシミュレーションとその応用

●講師 (株)JSOL エンジニアリング事業本部 材料技術課 大畠 広介 氏

 
【講座の趣旨】

異方性複合材料を対象としたシミュレーション手法を説明し,その応用として様々な事例を紹介する。


【セミナープログラム】

1.イントロダクション

2.複合材料の解析手法
  2.1 複合材料とは 
  2.2 均質化の手法
  2.3 射出成形解析との連携

3.事例紹介
  3.1 繊維配向を考慮した強度解析
  3.2 繊維配向と材料モデルの合わせ込み
  3.3 衝撃解析
  3.4 連続繊維

【質疑応答】
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【16:20~17:30】

第5部 磁気プロセスの原理と 異方性フィラー配向制御への応用

●講師 首都大学東京 大学院 都市環境科学研究科 環境応用化学域 教授 博士(工学) 山登 正文 氏

 
【講座の趣旨】

非磁性"物質として取り扱われ磁場との相互作用が無視されてきた多くの有機・無機材料が比較的容易に磁場で制御できることを原理から詳細に解説し,異方性フィラーの配向制御法としての応用例を紹介する。


【セミナープログラム】

1.物質と磁場の相互作用
  1-1 物質の磁性
  1-2 磁気エネルギー
  1-3 磁気プロセスの利点

2.磁場配向と磁気トラップ
  2-1 磁場配向の原理
  2-2 磁場配向させるための条件
  2-3 磁気トラップの原理
  2-4 磁気モジュレーターによる磁束密度制御

3.配向制御
  3-1 繊維の磁場配向
  3-2 有機結晶の磁場配向
  3-3 無機結晶の磁場配向

4.位置制御
  4-1 有機物の位置制御
  4-2 無機物の位置制御
  4-3 生体材料の位置制御
  4-4 重力場とのバランスによる浮力制御効果

5.磁場による精密配向制御
  5-1 部分配向材料への応用
  5-2 傾斜配向を利用した磁気印刷への応用

6.放熱フィラーへの応用
  6-1 炭素繊維の例   
  6-2 チッカホウ素の例

【質疑応答】