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接着接合応力の発生メカニズム、トラブル対策と評価解析技術

6月開催 電気系セミナー  更新日:2019年5月 8日
 セミナー番号【907412】7/12 講師3名
★剥がれにくく、かつ力学特性や強度を維持可能な界面の設計方法を詳解!
★異種材料の接着接合における残留応力、界面強度、力学特性の解析,
シミュレーション手法を徹底解説!

接着接合応力の発生メカニズム、トラブル対策と評価解析技術


■ 講師
1. 拓植大学 工学部 准教授 博士(工学) 森 きよみ 氏
2. オムロン(株) エレクトロニック&メカニカルコンポーネンツビジネスカンパニー 金型・材料センタ 材料技術部 技術専門職 福原 智博 氏
3. 九州工業大学 大学院工学研究院 機械知能工学研究系 教授 野田 尚昭 氏
■ 開催要領
日 時 : 2019年7月12日(金) 10:00~17:00
会 場 : [東京・五反田]技術情報協会 セミナールーム
聴講料 : 1名につき60,000円(消費税抜き・昼食・資料付き) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税抜)〕

    ※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

<10:00~12:30> 
1.異種材料接着・接合の応力発生メカニズムと接着性の評価

拓植大学 工学部 准教授 博士(工学) 森 きよみ 氏

 
【講演概要】

自動車産業,航空・宇宙産業,エネルギー産業などの分野で使用される高強度の接着剤(エポキシ系接着剤、アクリル系接着剤)や,高耐熱性セラミック系接着剤を用いて金属を接着した場合に生じる応力分布について,解析のみならず,実験結果も含め,強度設計の立場から力学的な諸問題をわかりやすく解説します。


1.接着に関わる諸因子
 1-1 温度の影響 ~常温から1000℃まで使える接着は可能か~
 1-2 金属の種類による接着性の違い ~つけたいものは何でできている?~

2.樹脂-金属の接着のメカニズム
 2-1 どのように剥がれるのか。
 2-2 どうすれば剥がれにくくなるのか。

3.接着にかかわる表面、界面
 3-1 接着接合部の破壊形態の種類
 3-2 接着接合部の表面と破断面の微視的観察

4.接着強度の試験法

5.強度設計のために知っておきたい応力発生メカニズム
 5-1 接着継手の力学的評価に欠かせない情報は何か
 5-2 応力解析に必要な物性値の測定技術
 5-3 応力解析の手法と具体例
 5-4 壊れないための強度設計法と応用事例


【質疑応答】
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<13:15~14:45>

2.樹脂-金属接着の制御とトラブル対策

オムロン(株) エレクトロニック&メカニカルコンポーネンツビジネスカンパニー 金型・材料センタ 材料技術部 技術専門職 福原 智博 氏
 
【講演概要】

近年、生産のグローバル化が加速する中、材料、部品、設備のばらつきにより、ものづくり品質を確保することがますます難しくなってきています。
接着・接合は、ものづくり工程の中で付加価値を生み出す工程であるものの、コントロールが難しく依然としてトラブルが多い工程です。
本講座では、接着剤の開発、接着工程の開発、さらには海外の現場への技術定着業務の経験を通じて得た、材料開発者の視点、商品設計者の視点、工程設計者の視点、現場監督者の視点から、接着品質を確保する方法を説明します。
顧客のニーズを把握したい材料開発者の方、接着剤を基礎から知りたい商品設計者の方、現場で接着品質を確保するためのポイントを知りたい工程設計者、製造現場の方に有用な内容です。


1.接着の基礎
 1-1 接着のメカニズム
 1-2 接着に必要な条件

2.接着剤の種類と特徴、注意ポイント

3.接着の制御方法
 3-1 被着体前処理のポイント
 3-2 塗布工程の制御ポイント
 3-3 硬化工程の制御ポイント

4.接着のトラブルと対策法
 4-1 商品設計におけるトラブルと対策法
 4-2 製造工程におけるトラブルと対策法


【質疑応答】
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<15:00~17:00>

3.異種材料の有限要素法を用いた応力解析、シミュレーションと強度評価

九州工業大学 大学院工学研究院 機械知能工学研究系 教授 野田 尚昭 氏

 
【講演概要】

1 種々の異材接合継手の強度は接着界面の平均応力では表現できない。
2 接着界面端部に生じる特異応力場の強さISSFとISSFを用いて接着強度を評価できることを示す。
3 ISSFを正確に求めるための考え方や簡単な計算方法を示す。
4 従来の接着強度評価法では接着剤固有の強度を合理的に評価できない。
5 重ね合わせ継手試験(SLJ)と二重重ね合わせ継手試験(DLJ)を用いて得られる強度は異なる。
6 SLJとDLJを用いて得られる強度は異なることは、ISSFの観点から説明できる。
7 上述の観点から、同時にSLJの強度をDLJの強度に等しくするための条件を示すことができる。
8 試験片の3次元的な形状を有することの影響を明らかにし、2次元解析の妥当性を示す。

1.接着界面に生じる応力分布

2.従来の方法における接着強度評価の問題点

3.材料の組み合わせの影響

4.接着界面端部に生じる特異応力場

5.接着界面端部に生じる特異応力場ISSFの解析方法(ISSF=Intensity of Singular Stress Field)

6.接着強度が特異応力場ISSF=一定で表現できること

7.特異応力場による強度評価法について

8.試験片の3次元形状の影響

9.2次元解析の妥当性

10.接着層の厚さとISSFの関係

11.単純重ね合わせ接手の接着界面端部に生じる特異応力場

12.単純重ね合わせ接手の接着強度が特異応力場ISSF=一定で表現できること

13.単純重ね合わせ接手の曲げ効果の評価について

14.従来の方法における接着強度評価の問題点

15.理想的な接着強度評価試験方法


【質疑応答・個別質問・名刺交]