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新しい"生体情報の計測"技術

5月開催 その他セミナー  更新日:2019年4月 2日
 セミナー番号【906502】6/10 講師4名
★ヒトの感情、無意識情報をどのように計測、評価するか!
そのメカニズム、具体的な計測ノウハウから活用例まで詳解します!!

新しい"生体情報の計測"技術


~顔面皮膚温、機械学習、脳波、眼球・瞳孔運動...その精度、実用性の最新技術動向に迫る!~

■ 講師 1. 青山学院大学 理工学部 電気電子工学科 教授 野澤 昭雄 氏

2. 東京工業大学 科学技術創成研究院 教授 中本 高道 氏
3. (国研)情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター 脳機能解析研究室副室長 成瀬 康 氏
4. 中部大学 工学部 ロボット理工学科 教授 平田 豊 氏
■ 開催要領
日 時 :
2019年6月10日(月)9:00~16:00

会 場 : [東京・五反田]技術情報協会 8F セミナールーム
聴講料 :
1名につき60,000円(消費税抜き、昼食、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税抜)〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

<9:00~10:30>

【第1部】顔面皮膚温に基づく感性評価と留意点

青山学院大学 理工学部 電気電子工学科 教授 野澤 昭雄 氏


【講演趣旨】
顔面皮膚温はサーモグラフィ等を利用することにより、非接触 かつ非侵襲的に生理状態を評価可能な生理指標となります。この顔面皮膚 温に基づいて感性を評価・ 推定する方法に関して、生体システムのメカニズ ムに基づく原理、計測方法、留意点な どを概説します。

【講演項目】
1. 生体システムとその計測
2.顔面皮膚温に基づく感性評価の原理
  2.2 自律神経系活動と皮膚温変動のメカニズム
  2.3 顔面熱画像計測の留意点
  2.4 顔面皮膚温変動の特性と感性評価法
3.鼻部皮膚温に基づく感性評価
4.顔面サーモグラフィに基づく感性評価
5.顔面皮膚温による感性評価に関する最新研究動向

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<10:45~12:00>
【第2部】機械学習を用いた匂いの印象予測

東京工業大学 科学技術創成研究院 教授 中本 高道 氏


【講演趣旨】
匂いの印象がどのようなものであるかは化学物質名だけでは想 像することが困難である。そこで、化学物質名の質量分析器データを用い て、機械学習により多数の匂い記述子に対するスコアを予測する手法を検討 した。マススペクトル空間と匂い記述子空間それぞれにオートエンコーダによ る特徴抽出を行い、それらの特徴間を多層パーセプトロンで写像する手法を 考案し、計算機実験によりその効果を確かめた。また、マススペクトルの特徴 抽出の方法として、Itakura-Saito divergenceを用いる手法を提案し、その内 容を説明する。さらに自然言語処理により、匂い記述子のクラスタリングを行う 方法を紹介する。

【講演項目】
1.背景
  1.1 匂い受容の仕組み
  1.2 匂い計測手法の紹介
  1.3 質量分析データの説明
  1.4 官能検査で得られた匂い記述子スコア
2.機械学習
  2.1 オートエンコーダの仕組み
  2.2 機械学習を用いた匂い記述子予測法の説明
  2.3 匂い記述子スコアの予測結果
  2.4 Itakura-Saito divergenceの説明とその効果
  2.5 Itakura-Saito divergenceを用いたオートエンコーダ
  2.6 自然言語処理を用いた匂い記述子クラスタリングの手法説明
  2.7 自然言語処理を用いた匂い記述子クラスタリングの計算機実験結果
3. まとめ

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<12:45~14:15>

【第3部】ウェアラブル脳波計による無意識情報の計測・評価と商品開発への活用

(国研)情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター 脳機能解析研究室副室長 成瀬 康 氏


【講演趣旨】
我々はウェアラブル脳波計の開発に成功し、脳波をいつでもどこでも測ることを 可能にした。本講演では、開発した脳波計を簡単に紹介した後に、無意識の可視化と、それを利用した商品開発につながりうる研究成果について紹介する。

【講演項目】
1.脳波とは何か?
  1.1 非侵襲脳機能計測法
  1.2 脳波の限界
2.ウェアラブル脳波計の開発
  2.1 ウェアラブル脳波計のための電極の開発
  2.2 ウェアラブル脳波計のための小型脳波計
  2.3 ウェアラブル脳波計のためのヘッドギアの開発
  2.4 様々なウェアラブル脳波計の比較
3.ウェアラブル脳波計による無意識情報の計測・評価を目指した研究
  3.1 脳波を用いたニューロマーケティング法
  3.2 脳波を用いたニューロフィードバック外国語学習法
  3.3 脳波を用いた熱中度評価法
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<14:30~16:00>

【第4部】眼球・瞳孔運動の計測とそこからわかる人の心理

中部大学 工学部 ロボット理工学科 教授 平田 豊 氏


【講演趣旨】
眼球運動には、大脳皮質、脳幹、小脳内の多くの領域が関わっており、各々の領野が担う脳機能が種々の眼球運動に反映される。本講座では、そうした各種眼球運動(瞳孔運動を含む)に反映される様々な脳機能について紹介し、最近の応用研究について解説します。

【講演項目】
1 眼球運動の解剖学概論
  1.1 眼球と筋肉系の構造
  1.2 三次元剛体回転の非可換性と眼球運動
  1.3 眼球運動に関わる脳部位と生理・解剖学
2 様々な眼球運動とそれらの性質 
  2.1 サッカード
  2.2 サッカード後の眼位保持(中枢神経積分器)
  2.3 滑動性眼球運動
  2.4 視運動性眼球運動
  2.5 前庭動眼反射
  2.6 固視微動
3 眼球運動に基づく人の状態検知に関する研究紹