Home
->  5月開催 化学系セミナー 

生分解性樹脂の材料設計と評価技術

5月開催 化学系セミナー  更新日:2019年4月 2日
 セミナー番号【905224】5/22 講師3名
★海洋プラスチック問題対策へ向けたヒント...海水分解に影響する因子とは?
★樹脂の分解性をどのように制御すればよいのか?

生分解性樹脂の材料設計と評価技術


■ 講 師


1.群馬大学 理工学府 分子科学部門 教授 博士(工学) 粕谷 健一 氏

2.西邦エンジニアリング(株)生分解性樹脂事業部 開発技術部長 白浜 博幸 氏

 

3.(国研)産業技術総合研究所 主任研究員 中山 敦好 氏

■ 開催要領
日 時 :
2019年5月22日(水) 10:30~16:00

会 場 : [東京・五反田] 日幸五反田ビル8F 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
1名につき55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕


※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:30-12:00】

1.海水で分解する生分解樹脂の開発事例

●講師  群馬大学 理工学府 分子科学部門 教授 博士(工学) 粕谷 健一 氏

 
1.生分解性プラスチックとバイオマスプラスチックの必要性と背景

2.生分解性プラスチック (生物により分解するプラスチック)

3.生分解性発現機構

4.生分解性評価法

5.生分解性プラスチックの規格および認証

6.生分解性プラスチックの生分解性と構造との関係

7.海洋における生分解性プラスチック

8.生分解性プラスチック設計

【質疑応答】
-------------------------------------------------------------------------------------

【12:45-14:15】

2.ポリ乳酸(PLA)を主剤としたバイオプラスチックの新規開発と物性評価

●講師 西邦エンジニアリング(株)生分解性樹脂事業部 開発技術部長 白浜 博幸 氏

 
【習得できる知識】
・バイオプラスチック及びポリ乳酸(PLA)の基本的知識
・乳酸共重合体の合成と物性評価
・PLAを主剤とした複合化材(自動車内装材、古紙入り複合化材、フィルム用複合化材)の新規開発

【講座の趣旨】
本稿では、バイオプラスチックの基本的知識の習得、ならびにPLAを主剤とした複合化材、即ち自動車内装材・安価な古紙入り複合化材・フィルム用途への展開などについて解説を行ないたい。

1.バイオプラスチックとは
 1-1 グリーンプラ(生分解性プラスチック)
 1-2 バイオマスプラ(バイオマス由来プラスチック)
 1-3 ポリ乳酸(PLA)の合成と特性

2.新規乳酸共重合体の開発
 2-1 新規モノマーの開発
 2-2 新規乳酸共重合体の合成
 2-3 新規乳酸共重合体の物性と生分解性

3.PLA複合化材の新規開発
 3-1 自動車内装材への実用化
 3-2 安価な古紙入り複合化材の開発とその物性
 3-3 フィルム及びシート材への展開

4.今後の展望
 4-1 検討すべき課題
 4-2 製造原料の問題(可食から非可食原料へ)
 4-3 石油由来プラスチックの生分解性

【質疑応答】
-------------------------------------------------------------------------------------

【14:30-16:00】

3.生分解性樹脂の海水中での生分解性評価

●講師 (国研)産業技術総合研究所 主任研究員 中山 敦好 氏

 
【習得できる知識】
生分解性材料に関する一般的な知識(種類、具体的な材料、展開分野)
生分解性の評価法
最近の海水生分解に関する論文の紹介と弊所における取組の紹介
【講座の趣旨】
海洋プラスチックの削減が求められている中、海洋に流出し易い用途や浮遊プラごみとして多数を占める用途分野では既存樹脂から生分解性樹脂に置き換えることが有効な手段と考えられるが、海水中での生分解性を確認する必要がある。本講座では、どのような樹脂が海水中でどのような生分解の特徴を持つのか、海水分解に影響する因子としてどのようなものがあるのかを中心に紹介したいと考えている。

1.生分解性樹脂の現状
 1-1 海洋プラスチック問題
 1-2 生分解性プラスチックの種類とその特徴、生分解性
2.生分解に関する最近の研究(論文から)

3.海水中での生分解性評価
 3-1 いろいろな生分解性評価法
 3-2 ラボ試験と実環境試験
 3-3 陸域での実環境試験
 3-4 海域での実環境試験
 3-5 ラボでの海水生分解性試験
  3-5-1 試験水の採取、保存
  3-5-2 生分解に関わる各種因子
  3-5-3 深層水
  3-5-4 淡水と海水
  3-5-5 実環境試験とラボ試験

【質疑応答】