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危険物輸送,化学物質輸送の基礎知識とその対応,法規や規制の改正動向


5月開催 化学系セミナー  更新日:2019年4月 2日
 セミナー番号【906202】6/11 講師4名
★日本と海外での差,分類,梱包と包装,手続きや表示などの陸運・空運・海運での共通点と相違点
★温度や湿度をコントロールするコンテナなど,設備の選び方
★電池や燃料など火災爆発などの事故事例に学ぶ

危険物輸送,化学物質輸送の基礎知識とその対応,法規や規制の改正動向



■ 講 師

【第1部】

(一社)東京環境経営研究所 執行理事 福井 徹 氏

【第2部】

(一社)日本化学工業協会 環境安全部 部長 八木 伊知郎 氏

【第3部】

キノシタ・エビエーション・コンサルタンツ 代表 木下 達雄 氏

【第4部】

泉化研(株) 代表 菅原 秀一 氏
■ 開催要領
日 時 :
2019年6月11日(火) 10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田] 日幸五反田ビル8F 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
1名につき60,000円(消費税抜,昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

    ※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:00~11:30】

第1部 危険物輸送および貯蔵に関する 規則や法律の動向

●講師  (一社)東京環境経営研究所 執行理事 福井 徹 氏
             中小企業診断士
             経営革新等認定支援機関, 知財アナリ,エコステージ評価員

 
【講座の趣旨】

化学物質の中でも危険物の管理は,災害の未然防止や被害の低減等,社会の保安維持のためには極めて重要である。本セミナーでは管理対象となる危険物の概要をまとめ,その輸送や貯蔵を規定している国内外の法令や国連等による国際的取り決めの概要に関して解説する。


【セミナープログラム】

1.はじめに

2.化学物質管理における危険物の分類

3.危険物輸送と貯蔵についての法令の概要
  3.1 日本の法令
  3.2 海外の法令
  3.3 国際的取り決め

4.その他

【質疑応答】
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【11:40~13:10】

第2部 危険物の陸上輸送とイエローカードについて

●講師  (一社)日本化学工業協会 環境安全部 部長 八木 伊知郎 氏

 
【セミナープログラム】

1.イエローカードについて

2. 危険物陸上輸送における現状と問題点

3. SDSについて

4. 容器イエローカードについて

5. 参考情報

【質疑応答】
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【13:50~15:20】

第3部 危険物の航空輸送に関する 基礎知識,その動向

●講師 キノシタ・エビエーション・コンサルタンツ 代表 木下 達雄 氏
          IATA Training & Development Institute Cargo 部門教授

 
【講座の趣旨】

航空危険物は年率は7%伸びている。しかも,全体の航空貨物の60%は旅客機で輸送されている。危険物貨物は慎重に取扱い,事故を起こしてはならない。危険物規則書の各章について概略を解説する。


【セミナープログラム】
1.適用
  1.0 危険物の定義
  1.1 規則書の根拠
  1.2 規則書の適用
  1.3 荷送人の責任
  1.4 航空会社の責任
  1.5 教育訓練
  1.6 危険物の保安
  1.7 事故の報告

2.制限
  2.1 輸送禁止品
  2.2 隠れた危険物
  2.3 旅客の手荷物
  2.4 郵送される危険物
  2.5 航空会社の所有する危険物
  2.6 免除された量の危険物 (俗称 微量危険物)
  2.7 制限された量の危険物 (俗称 少量危険物)
  2.8 政府・運航者例外規定

3.分類
  3.1 第1分類 火薬類
  3.2 第2分類 ガス類
  3.3 第3分類 引火性液体
  3.4 第4分類 可燃性固体
  3.5 第5分類 酸化物
  3.6 第6分類 毒物と病原菌
  3.7 第7分類 放射性物質
  3.8 第8分類 腐食性物質
  3.9 第9分類 その他の危険物 (磁性物質,リチウム電池など)
  3.10 複数の危険性を持つ物質

4.識別
  4.1 正式輸送品目名の選び方
  4.2 危険物のリスト
  4.3 特別規定

5.梱包
  5.1 各種の包装基準,国連規格包装

6.包装の規格と性能試験

7.マークとラベル
  7.1 マークを付ける
  7.2 ラベルを貼る

8.書類
  8.1 危険物申告書
  8.2 航空運送状

9.取扱い
  9.1 受託
  9.2 仮置き
  9.3 搭載
  9.4 到着時検査
  9.5 機長への通告
  9.6 事故,事件,事象の報告

10.放射性物質
  放射性物質のすべて,識別から搭載, 事故処理まで

【質疑応答】
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【15:30~17:00】

第4部 危険物・化学物質の海上(海外)輸送の 概要と規制や規格の動向

●講師  泉化研(株) 代表 菅原 秀一 氏

 
【セミナープログラム】

1.海外への輸送における危険物等の分類とその化学物質の種類

  対象となる危険物・化学物質は、日本の国内法規制と海外各国の法規制が同じではない。
  その間を国連UNの輸送勧告などが整合性を取って運用されている。始めに広範囲な対象
   物質やその種類や分類などを紹介して、以下の各論の基礎としたい。


2.日本の国内法規とUN等の国際的な規制との整合性と相違点

   日本の化学物質規制は、「毒物及び劇物取締法」が主体であるが、その分類は欧米各国の
   それとはかなり異なっている。毒劇法における"医薬用外危険物"や"毒物"の様な区分(概念)は
   日本独自である。"危険物"は消防法における可燃物の意味であり、同法は日本国内だけの
   運用である。REACH(EU指令)がグルーバル化する中で、日本を含む各国の法規制と国際
   的な規制との整合性それ自体が、調整の課程であると言えよう。


3.商取引と輸送上必要な各種手続きおよび認証制度と必要書類

  商取引は輸出入に関する法規のクリアと、保険や通関が伴う。左記に関する事項はかなり膨大
  であり、実務上は専門業者や商社に委託することになるが、製造メーカーはこの様な実務の流れ
   を予め理解して用意する必要がある。


4.輸送容器などに関する規定と運用

  特にUNの輸送基準勧告は、輸送容器を含めたシステムで安全性を確保している。その分類や、
  表示方法はかなり細かく区分されており、製造メーカーからの出荷時点から、相応の対応が必要となる。


5.事例紹介、リチウムイオン電池の輸送のステップ

  多くの発火事故等を経て、リチウムイオン電池は"Class9"、その他の危険物という扱いになった。
   バルクケミカルとは異なり、電池自体と応用製品の両面の規制があり、その事例を紹介する。

6.相談先,認証機関,教育機関,情報入手先,その他トピックス

  一覧表の型式で紹介する。

【質疑応答】