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スマートフォンカメラレンズ用樹脂の高屈折率化と成形技術

4月開催 電気系セミナー  更新日:2019年3月 5日
 セミナー番号【905402】5/15 講師3名
★複眼化、高画素化などスマホカメラのトレンドを掴み、レンズ開発へのヒントを探る
カメラの複眼化、高画素化の加速で、レンズ開発には何が重要になるのか?

スマートフォンカメラレンズ用樹脂の高屈折率化と成形技術


■ 講師
1. 共創企画 代表 中條 博則 氏
2. 三菱ガス化学(株) 東京研究所 第3研究グループ 主任研究員 加藤 宣之 氏
3. イーヴィグループジャパン(株) テクノロジー部 プロセスエンジニア 黒瀧 宏和 氏
■ 開催要領
日 時 : 平成31年5月15日(水) 10:00~16:30
会 場 : [東京・五反田]技術情報協会 セミナールーム
聴講料 : 1名につき55,000円(消費税抜き・昼食・資料付き) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円(税抜)〕

    ※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

<10:00~12:00>

1.スマホカメラモジュールの技術トレンドと市場予測

共創企画 中條 博則 氏
 
【講座概要】
およそ20年前に携帯電話への搭載が始まったカメラモジュール、メールで写真を簡単に送れる新たなコンセプトで確たる市場を形成した。これが最初の世代である。その後、2007年に登場したスマホへの搭載により「カメラ」と認識される、第2世代が始まった。そして「本格的カメラ」と認識される8MPが搭載された第3世代では、撮影機能の高性能化が進んだことからCompact DSC市場を激しく蚕食し、衰退へと追い込んだ。さらにDual カメラによるComputational photography技術で、より高品質な撮影機能を実現した第4世代では、一眼レフのキャッチアップを目指している。そして2018年、Triple Cameraに加えAI機能を搭載した第5世代で、打倒一眼レフの準備は整った。このように携帯・スマホ用カメラの歴史は「カメラ」の置き換え追求したものであり、5つの世代に分類される。
本講演ではこのようなスマホ用カメラの進化過程を解説すると共に、キャッシュレス決済の主役となりつつあるスマホに必須の個人認証用として脚光を浴びる近赤外線カメラ・イメージセンサの動向、そしてIoT社会本格化に向け、より重要度を増すカメラモジュールの将来像などについて解説する。

1.イメージセンサ/カメラモジュールの市場動向
 1.1 さまざまなアプリケーションの市場動向
 1.2 携帯電話/スマホ/搭載カメラの市場動向
 1.3 スマホの市場動向とシェア推移

2.5つの世代に分類される携帯・スマホ用カメラモジュール、その技術トレンド
 2.1 IoT社会全般に通用するスマホビジネス成功の3つのキーワード
 2.2 通信と融合した携帯電話搭載、第1世代カメラモジュール
 2.3 スマホ搭載でカメラと認識、第2世代カメラモジュール
 2.4 Compact DSCの置き換え開始、第3世代カメラモジュール
 2.5 Computational Photography技術で一眼レフ機能をキャッチアップ、第4世代カメラモジュール
 2.6 Triple Camera/ AI機能搭載、一眼レフ機能を凌駕、第5世代カメラモジュール

3.スマホ用カメラモジュールの市場動向
 3.1 寡占化が進むカメラモジュールメーカーシェア
 3.2 4社に集約が進むイメージセンサ

4.顔認証・虹彩認証用で存在感を増す近赤外線カメラモジュール
 4.1 顔認証・虹彩認証で復活WLO
 4.2 新技術で実現、さまざまな近赤外線カメラ

5.カメラモジュールにも影響を与えるスマホディスプレイの動向

6.IoT本格化に向けTrillion Sensorの中核をなすカメラモジュール


【質疑応答・個別質問・名刺交換】
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<12:45~14:45>

2.ポリカーボネート樹脂の高屈折率、低複屈折化とレンズの薄型化

三菱ガス化学(株) 加藤 宣之 氏
 
【講座概要】
スマートフォンなどに搭載される小型精密カメラレンズの材料としては、高屈折率・低複屈折材が不可欠である。本講座では、レンズ用途に適応し得る、高屈折率・低複屈折特殊ポリカーボネート樹脂について、分子設計からその構造を明らかにしつつ、主要光学特性の屈折率・アッベ数と複屈折に焦点を当てて解説する。また、レンズにおける特性評価についても述べ、一例を紹介する。

1.特殊ポリカーボネート樹脂の構造
 1.1 ポリカーボネートについて
 1.2 エステル交換法

2.分子構造による屈折特性の制御
 2.1 複屈折の制御
 2.2 高屈折率化と低屈折率化
 2.3 波長分散特性の制御

3.レンズの複屈折
 3.1 レンズ面内複屈折の評価
 3.2 配向複屈折と固有複屈折
 3.3 応力複屈折と光弾性係数
 3.4 分子構造による各複屈折係数のコントロール

4.様々な市場における高屈折率材の展開


【質疑応答・個別質問・名刺交換】
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<15:00~16:30>
3.ナノインプリントによるウェーハレベルオプティクスの形成と高精度接合技術

イーヴィグループジャパン(株) 黒瀧 宏和 氏

 
【講座概要】
ウェーハレベルオプティクスはスマートフォン等のカメラモジュールに採用されている他、今後様々な光学センサーへの応用が期待されている。本講座では、ウェーハレベルオプティクス製造に用いられるナノインプリント技術の概要についてご紹介すると共に、各プロセスの詳細およびEVGの各種装置について解説する。

1.ナノインプリント技術概要
 1.1 ナノインプリントとは
 1.2 各種ナノインプリント技術の特徴
 1.3 ナノインプリント技術の応用例

2.ナノインプリントによるウェーハレベルオプティクスの製造
 2.1 ウェーハレベルオプティクス概要
 2.2 S&R法によるウェーハレベルマスターの作成
 2.3 UVモールド法によるウェーハレベルオプティクスの形成

3.ウェーハレベルオプティクスの高精度接合
 3.1 接着剤の転写技術
 3.2 高精度位置合わせ接合技術

4.まとめ


【質疑応答・個別質問・名刺交換】