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工場・製造現場における新しい技能伝承の方法

3月開催 その他セミナー  更新日:2019年2月 6日
 セミナー番号【903509】3/20 講師3名
★労働人口の減少、ベテラン社員の定年退職による深刻な人手不足...
熟練技術者の"匠の技"を次世代に伝えていく方法とは!!

工場・製造現場における新しい技能伝承の方法


■ 講師
1.
QCD革新研究所 所長 中村 茂弘 氏

2. 半田化学プラント安全研究所 代表 半田 安 氏(元 三井化学 初代技術研修センター長)
3. 日本アイ・ビー・エム(株) Watson IoT 事業部 シニアITスペシャリスト 村田 大寛 氏
■ 開催要領
日 時 :
平成31年3月20日(水) 10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田]技術情報協会 8F セミナールーム
聴講料 : 1名につき60,000円(消費税抜き、昼食、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税抜)〕


プログラム

<10:00~13:00>


【第1部】工場・製造現場における新しい技能伝承の方法

QCD革新研究所 所長 中村 茂弘 氏

【講演趣旨】
少子高齢化問題が顕在化した上に、人手不足や海外雇用問題がクローズアップしました。この対策に、現在、急進展中のIoTをノウハウの保護と技術伝承対策に効果的に適用して行く実践的対策法を紹介させていただきます。
【講演項目】

1.はじめに:技術・技能伝承問題に取り組んだ研究会の背景と目的

2.少子高齢化問題の時代に必須な技術・技能伝承対策の位置づけ

3.失敗や時間がかかる取り組みの解析(事例に学ぶ)

4.確実に技術・技能伝承対策効果を挙げる戦略設定
               :技術・技能伝承戦略と経営改善:対策対象テーマの仕分け

5.IoT時代に必要な自動化対策と人材育成投資

6.伝承と自動化に必要なノウハウのノウ・ホアイ化対策

7.ローコスト自動化対策の手順化と対策事例

8.IoT対策至難なノウハウ伝承対策への道:暗黙知領域の技能伝承者の適正評価法

9.ノウハウ習得の85%を占める習得術(簡単な体験学習法を含む)

10.技能伝承指導者に必要なコーチング技術:コーチング技術活用上の重点

11.JMA技術・技能伝承対策研究会で行ったスピード伝承事例の紹介

12.まとめ

【質疑応答・名刺交換】
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<13:45~15:15>


【第2部】体感教育を活用した技術技能伝承のコツと人材育成

半田化学プラント安全研究所 代表 半田 安 氏
(元 三井化学 初代技術研修センター長)

【講演趣旨】
今から約10年前に段階の世代と呼ばれるベテラン社員が大量に退職する状況が発生した。化学企業でも、2007年頃より大量のベテラン運転員が退職することにより、新入社員を急遽大量採用して対応してきた。従来は、工場が主体で時間をかけてOJTやOFF-JT教育で人を育てていたがそれでは対応できない状況が発生してきている。この結果、大量の新人を効果的に育てることが求められるようになり、体感型と呼ばれる訓練施設や効果的な教材を活用した教育が行われるようになってきた。今回の講座では、講師が化学プラント運転員向けの体感型技術研修センターを立ち上げ、運営してきた経験の中から訓練施設の概要や人材育成のノウハウを紹介する。
【講演項目】

1.技術技能伝承の難しさ
 1-1.日本の教育環境の変化
 1-2.失われた10年問題
 1-3.団塊の世代の大量退職
 1-4.失敗から学ぶ機会が減っている

2.三井化学技術研修センターでの体感型教育
 2-1.なぜ体感型教育か
 2-2.体感型研修施設の概要
 2-3.体感型安全体験
 2-4.体感型運転体験

3.OJT、OFF-JTによる教育と問題点
 3-1.教育訓練の問題点
 3-2.OJTによる人材育成
 3-3.OFF-JTによる人材育成
 3-4.教材の作り方に問題は無いか

【質疑応答・名刺交換】
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<15:30~17:00>


【第3部】技能・技術伝承に人工知能を導入するポイントと活用の方法

日本アイ・ビー・エム(株) Watson IoT 事業部
シニアITスペシャリスト 村田 大寛 氏

【講演趣旨】
労働人口の減少や熟練技術者の定年により人材不足が深刻化する中、熟練技術者の経験や知識を次世代に伝えていく仕組みが求められています。"匠の技"と呼ばれる熟練技術者の技能は標準化・マニュアル化されておらず、このルール化が難しい技能をどう伝えていくのかが課題です。AIは、熟練技術者の作業報告書から自然言語解析で洞察を発見し、熟練技術者の五感の一部を機械学習で取込みます。さらに、製造プロセスの最適化や設備保全の領域においてもAIの活用に期待が集まっています。この新たな取り組みについてIBM Watson IoTソリューションによるいくつかの事例をご紹介します。
【講演項目】
1.IoTおよびAI適用に向けた段階別ロジカル・ステップ

2.現場作業員向けAIアシスタントの活用
 2-1.作業報告書や日報からの洞察発見
 2-2.診断モデルを活用した原因分析
 2-3.音声入力を介した問題判別への誘導

3.設備保全の最適化  
 3-1.機械学習による設備メンテナンス
 3-2.リスクマトリクスによる設備資産の正常性管理

4.製造プロセスの最適化
 4-1.AIによる製造プロセスの最適化
 4-2.AIによる品質検査(音、画像、構造データ)

5.現場作業員の安全支援

【質疑応答・名刺交換】