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【実践的:製造現場における】乳化・分散装置の性能評価とスケールアップ手法

3月開催 医薬系セミナー  更新日:2019年2月 5日
 セミナー番号【904103】4/16 講師1名
★ 分散装置解析 (トルク・流量・乱流消散率の算出、混合時間推定、分散挙動の可視化) のデモを実施!

【実践的:製造現場における】乳化・分散装置の性能評価とスケールアップ手法


~数値流体解析デモ付~

■ 講師
(株)明治 技術研究所 G長 神谷 哲 氏

  専門分野:乳化、分散、プロセス開発、喫食のバイオメカニクス

■ 開催要領
日 時 :
平成31年4月16日(火)10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田] 日幸五反田ビル 8階 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
聴講料 1名につき50,000円(消費税抜き/昼食・資料付き)
  〔1社2名以上同時申込の場合1名につき45,000円]



プログラム

【講座主旨】
 市場には様々な乳化・分散装置が存在し、アプリケーションに応じてユーザーは機種を選定し、生産規模の装置導入に向けたスケールアップ検討をする必要がある。しかし、市場の様々な装置の性能を評価するための「ユーザーの立場に立った」「実践的」な指標はあまり提案されていない。本講座では、装置導入・スケールアップリスクを最小限にするための「ユーザーの立場に立った」「実践的」な性能評価指標、ならびにスケールアップ手法について、食品や飲料の製造現場で使われている身近な装置での例を挙げ、実例を交えて講義する。本講座で紹介する手法はあくまでも一例であり、紹介した手法のエッセンスを理解した上で、聴講者自身が対象としている装置に特化した修正を行うことで、各社独自の評価指標を作ることも可能と考える。


【講演内容】

1.乳化・分散の食品製造における応用例
  ・乳化物の粒径・形状・物性等の制御パラメーター
  ・圧縮変形とせん断変形について
  ・乳化・分散に寄与するファクター
  ・定常平均液滴径に関する式
  ・臨界We数による乳化.分散程度の推定

2.乳化・分散プロセスにおけるトラブル事例
  ・乳化・分散に悪影響を与えるファクター
  ・スケールアップ時の課題とトラブルの原因
  ・スケールアップリスクを低減するために

3.乳化・分散装置のプロセス設計とスケールアップ例
  ・バッチ式乳化・分散装置の性能評価とスケールアップ例
  ・連続式乳化分散装置の性能評価とスケールアップ例

4.周辺装置を含めた乳化・分散システムの設計例
  ・バッチ式乳化・分散装置システム設計例
  ・連続式乳化・分散装置のシステム設計例
  ・超高精度比例添加システムとの組み合わせ

5.乳化・分散技術の最近の技術動向
  ・高効率の真空多機能ミキサー
  ・キャビテーションを積極的に利用したミキサー
  ・伸長流れ優位な流れ場を形成する混練装置
  ・振動によるパイ捏ね原理を利用した乳化・分散

6.数値流体解析 即興デモ
  講義で説明した内容を簡素化し、モデル作成から計算、可視化まで
  その場でデモを実施します(1時間程度)
  講師が解説しながら、分散装置の解析手法を紹介します。
  ・バッチ式攪拌分散装置の定常解析(トルク、流量、乱流消散率の算出)
  ・同上装置 非定常解析(スライディングメッシュ使用)
  ・同上装置 非定常2液分散(完全混合時間の推定)
  ・連続式分散装置の解析(スタティックミキサーの分散挙動の可視化)
  使用ソフトウエア:FloEFD (CAD機能を有する格子法熱流体解析ソフト)
  デモ協力:構造計画研究所

【講師略歴】

1998年 千葉大学 自然科学研究科 電子機械科学 修了 修士(工学)
1998年 明治乳業 株式会社(現 株式会社 明治)中央研究所 所属
      明治おいしい牛乳の工程開発に従事
2000年 同社 群馬工場(医薬品製造) 所属
      生産プロセスの制御、モニタリングシステムの開発に従事
2003年 技術開発研究所 生産技術研究部 所属
      乳化・分散・撹拌・混合の技術開発に従事
2010年 横浜国大大学院工学府 機能発現工学 修了 博士(工学)
      高せん断ミキサーの性能評価とスケールアップに関する研究に従事 
2010年 嚥下動態シミュレータの開発を開始
2016年 潤滑と摩擦を考慮した新しい食品特性装置の開発 現在に至る。