Home
->  2月開催 化学系セミナー 

スプレードライを中心とした粉体乾燥のメカニズム,装置運用,作成された粉末の評価

2月開催 化学系セミナー  更新日:2019年1月 8日
 セミナー番号【902204】2/22 講師3名
★粉体乾燥の種類と「噴霧乾燥」のメリット・デメリット ★噴霧乾燥方式の種類とその選び方
★ 一般化学品,医薬品,食品,電気電子分野・・・各種応用 ★乾燥度,充填度,粘弾性・・・その粉体評価のポイント

スプレードライを中心とした粉体乾燥のメカニズム,装置運用,作成された粉末の評価


■ 講 師
【第1部】
静岡大学 工学部 化学バイオ工学科 准教授 博士(工学) 立元 雄治 氏

【第2部】

大川原化工機(株) 開発部 部長 根本 源太郎 氏

【第3部】

JHGS(株) こな椿ラボ 主宰 工学博士 椿 淳一郎 氏
■ 開催要領
日 時 :
平成31年2月22日(金) 10:00~17:00

※ 平成31年1月7日,日程を変更しました。
※ 内容構成に変更は御座いません。

会 場 : [東京・五反田] 日幸五反田ビル8F 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
1名につき55,000円(消費税抜,昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕

    ※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:00~11:45】

第1部 粉体乾燥の基礎知識,そのメカニズム

●講師 静岡大学 工学部 化学バイオ工学科 准教授 博士(工学) 立元 雄治 氏

 
【講座の趣旨】

スプレードライヤを用いた乾燥操作を理解するための前段として,乾燥操作に関する基本事項を解説します。粉体を対象とする場合について,乾燥メカニズム,適用可能な乾燥装置および乾燥操作時の留意点を解説します。


【セミナープログラム】

1.乾燥操作の基本事項
   1-1 乾燥の進行
   1-2 定率(恒率)乾燥期間
   1-3 減率乾燥期間
   1-4 乾燥操作条件と乾燥速度,材料温度の関係

2.粉体の乾燥に用いられる乾燥装置
   2-1 乾燥装置の選定
   2-2 対流伝熱乾燥装置 (噴霧乾燥装置(スプレードライヤ),流動層乾燥装置など)
   2-3 伝導伝熱乾燥装置 (溝型撹拌乾燥装置,円筒乾燥装置(ドラムドライヤ)など)
   2-4 その他の乾燥方式 (マイクロ波乾燥,真空凍結乾燥など)

3.粉体乾燥操作時の留意点
   3-1 乾燥する材料としての粉体特性評価
   3-2 乾燥不足とその対策
   3-3 付着とその対策  
   3-4 粉体乾燥操作時のその他留意点

【質疑応答】
-------------------------------------------------------------------------------------

【12:30~15:00】 ※途中休憩を挟みます

第2部 スプレードライに関する装置と その構成,運用と応用

●講師 大川原化工機(株) 開発部 部長 根本 源太郎 氏

 
【講座の趣旨】

  スプレードライヤの特色や基本原理に重点を置いて解説します。希望する製品を生産するためにはスプレードライヤについて理解を深めることが重要です。対象物による最適な装置や方法について解説します。


【セミナープログラム】

1.噴霧乾燥の基本原理
  1.1 スプレードライヤの特長
   ・スプレードライヤの適用分野
   ・スプレードライの工程
   ・乾燥と造粒
   ・スプレードライヤを用いた粉体製造のメリット
  1.2 スプレードライヤの製品
  1.3 微粒化の利点
  1.4スプレードライ粒子の乾燥過程

2.スプレードライヤの微粒化機器
  2.1 微粒化機器の特長と選定方法
  2.2 回転円盤
   ・各種噴霧微粒化ディスクの特長
   ・回転円盤 (ディスク) 式アトマイザの紹介
  2.3 圧力ノズル
  2.4 二流体ノズル
  2.5 その他の微粒化機器
   2.5.1 加圧二流体ノズル
   2.5.2 TJノズル,RJノズル,四流体ノズル

3.スプレードライヤの計画
  3.1 スプレードライヤの熱収支及び物質収支計算
  3.2 乾燥テストとその評価
   ・乾燥テストとその評価方法の基本的な考え方
  3.3 スプレードライヤ本体・付帯設備の検討
   ・スプレードライヤ設計における注意点
   ・並流型
   ・向流型
   ・並向流型
   ・最適条件の選定

4.スプレードライヤの運転操作
  ・乾燥条件と製品に与える影響
   出入り口温度と風の流れ
  ・噴霧乾燥による液滴の形状変化
  4.1 製品粒子径のコントロール
   4.1.1 回転円盤の場合
   4.1.2 加圧ノズルの場合
   4.1.3 流体ノズルの場合
  4.2 製品水分
  4.3 嵩密度
   ・製品嵩密度のコントロール指針と留意点
  4.4 スプレードライヤの造粒について
  4.5 トラブル対策

5.スプレードライヤのスケールアップ
  5.1 スプレードライヤにおけるスケールアップの考え方
  5.2 回転円盤方式におけるスケールアップの考え方
  5.3 噴霧ノズル方式におけるスケールアップの考え方
  5.4 スケールアップ時の問題点

6.スプレードライヤの応用・関連技術
  6.1 流動造粒スプレードライヤ
  6.2 クローズドスプレードライヤ
  6.3 スプレーバッグドライヤ
  6.4 噴霧熱分解装置
  6.5 排ガス冷却塔
  6.6 マイクロカプセル

【質疑応答】
-------------------------------------------------------------------------------------

【15:15~17:00】

第3部 噴霧乾燥に適したスラリー条件と 噴霧乾燥顆粒の評価について

●講師 JHGS(株) こな椿ラボ 主宰 工学博士 椿 淳一郎 氏

 
【講座の趣旨】

プレス成形によるセラミックス製造を前提にして,望ましい噴霧乾燥顆粒の特性,そのような顆粒を得るためのスラリー条件,その評価法を実測データを使って解説する.


【セミナープログラム】

1.望ましい噴霧乾燥顆粒の特性とその評価法
  1.1 大切なのは顆粒強度よりも粘弾性
  1.2 粘弾性の評価法
  1.3 顆粒特性が焼結体強度に及ぼす影響
  1.4 顆粒内の粒子充填密度も大事
  1.5 粒子充填密度の測り方

2.噴霧乾燥顆粒の特性とスラリー条件
  2.1 顆粒形態(陥没顆粒と中実顆粒)  
  2.2 顆粒形態を決めるスラリー特性
  2.3 顆粒粘弾性の調整

3.スラリー特性を支配する粒子の分散・凝集状態の評価法
  3.1 流動特性(見掛け粘度)測定
  3.2 沈降試験
  3.3 沈降静水圧測定
  3.4 直接観察  
  3.5 粒子径分布測定

【質疑応答】