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コア技術をベースにした新規事業テーマの発掘とその進め方

1月開催 その他セミナー  更新日:2018年12月 4日
 セミナー番号【901503】1/23 講師5名
★開発スピードと成功確率を両立する仕組みをどう作るか!
自社の強みを最大限に活かした新事業開発、異業種参入の秘訣に迫る!

コア技術をベースにした新規事業テーマの発掘とその進め方


■ 講師
1.
スリーエム ジャパン(株) 代表取締役 副社長執行役員 昆 政彦 氏

2. (株)ダイセル 研究開発本部 先端材料企画部 主幹/理事 中野 達也 氏
3. 富士フイルム(株) R&D統括本部 シニアエキスパート 伊豆川 洋由 氏
4. 元・ハリマ化成グループ(株) 常務執行役員 研究開発統括 研究開発カンパニー長 稲葉 正志 氏
5. アーサー・ディ・リトル・ジャパン(株) シニア・マネジャー 松岡 智代 氏
■ 開催要領
日 時 :
平成31年1月23日(水)10:00~17:45

会 場 : [東京・五反田]技術情報協会 8F セミナールーム
聴講料 :
1名につき60,000円(消費税抜き、昼食、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税抜)〕


※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

<10:00~11:15>


【第1部】 3Mにおけるコア技術を活用した新規事業テーマの発掘と進め方

スリーエム ジャパン(株) 代表取締役 副社長執行役員 昆 政彦 氏


【講演趣旨】
イノベーションとは何か?ビジネス上のイノベーションと社会でのイノベーションとは何かを検討しながら、企業に於けるイマジネーションとイノベーションの関係からバランスの取り方を議論します。そして、社会的価値協創企業に求められる価値創造エンジンを見出すことの重要性を論じます。具体例として、イノベーションを追求し続けて100年以上の歴史を持つ3Mから、イノベーションを育む文化を如何に組織に組み込んでゆくのかを実例を踏まえて説明します。また、アイデアを製品に展開する手法を、同じ技術を使いまわしながら展開してゆく歴史や、顧客との対話を通じて製品改良を通じてのイノベーションなども紹介します。

【講演項目】
1.イノベーションとは
  1.1 イノベーションとイマジネーション
  1.2 イノベーションを醸しだすために
2.社会的価値と価値創造ドライバー(統合思考アプローチ)
  2.1 知的資本、社会資本と財務価値創出モデル
  2.2 価値創造ドライバー
3.3Mの会社と事業紹介
  3.1 歴史とグローバル展開
  3.2 事業内容と製品
4.3Mにおけるイノベーションを育む文化
  4.1 行動の自由とエンパワーメント
  4.2 コミュニケーションとネットワーク
5.3Mにおけるイノベーションを通じた製品開発と展開
  5.1 テクノロジー・プラットフォームによる技術伝承
  5.2 SECIモデルで確認する顧客との価値協創モデル

【質疑応答】
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<11:30~12:45>

【第2部】ダイセルにおけるコア技術を活用した新事業の創出

(株)ダイセル 研究開発本部 先端材料企画部 主幹/理事 中野 達也 氏


【講演趣旨】
研究開発の根源は、差別化されたオリジナルシーズです。日本メーカーの多くは、欧米に比べ企業規模はミドルながら夫々固有の市場で独自の存在感を出し、圧倒的なシェアを得ている場合が目に付きます。これらは特異なシーズに寄って立つものですが、オープンイノベーション(OI)が叫ばれる中、理解しているようでこの特徴的なシーズをはき違えていることに気づくことはないでしょうか。特に異業種交流の場では、自社がどう見みられているかが顕著に知らされます。新事業展開の際に市場からは「参入の必然性」が値踏みされます。つまり、強みの源泉たるシーズと新事業の脈絡が問われるのです。本講演では、当社がOIの際に留意する脈絡の発信を例示しながら話題・情報提供させていただきます。

【講演項目】
1.新規事業創出を狙ったテーマ展開に必要な要素
2.コア技術の解析に基づくニーズとシーズがバランスした『シーディング(当社造語)』
3.コア技術のロードマップ化に沿った大胆なリーダーシップの変更!属性vs人材育成
4.真のオープンイノベーションの薦め:自社のシーズ展開の延長上だけでは無理です!
5.テーマ管理ではなく、資源獲得と責任意識明確化のための『ステージゲート』運用
6.軌道修正を織り込んだコア技術のロードマップ化:テーマのGO/STOP判断の仕組み・物差し
7.コア技術ロードマップに沿ったテーマ提案のミドル・アップダウン
8.ニーズ型技術ロードマップを支えるエリアマーケティング
9.当社の取り組み事例紹介

【質疑応答】

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<13:30~14:45>


【第3部】富士フイルムにおけるコア技術を活用した新規事業の進め方

富士フイルム(株) R&D統括本部 シニアエキスパート 伊豆川 洋由 氏


【講演趣旨】
弊社はデジタル化の大波を受け、写真フイルムが10分の1以下に縮小するという危機に対し、 「第二の創業」を掲げて業態転換に臨んだ。業態転換にあたり、保有技術を棚卸、弊社の コアとなる技術を定め、コア技術を核に成長事業分野へ資源を集中投資することで幅広い 事業領域で成長戦略を推進してきた。今回は、コア技術の制定とその発展例についてご紹介する。 また、コア技術を活用した新規事業創出に向けて、テーマの設定やオープン・イノベーション、 社内体制をどのように変えてきたか、組織としての取り組みについてもご紹介させていただく。

【講演内容】
1.企業概要
2.当社の歴史 ~歴史を振り返る~
3.第二の創業
4.中期経営計画「VISION75」
5.新たな成長戦略構築 ~技術の棚卸~
6.富士フイルムの技術ルーツ
7.基盤技術とコア技術
8.コア技術の発展例 ~強みを活かす~
9.第二の創業後 ~これからの富士フイルム~
10.M&Aとオープン・イノベーション
11.社内体制の変革
12.新たな取り組み ~ITの活用とデザイン志向~

【質疑応答】
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<15:00~16:15>


【第4部】コア技術を活用した新規テーマの発掘と研究開発の生産性向上マネジメント

元・ハリマ化成グループ(株) 常務執行役員 研究開発統括 研究開発カンパニー長 稲葉 正志 氏


【講演趣旨】
バブル崩壊以降日本における研究開発の効率が低下傾向であり、また海外主要企業に比し低いという事が多々指摘されている。特に新規事業研究の成功確率が低いことは多くの企業の悩みである。それぞれの企業の内容と置かれた環境は様々でありこうすれば必ず成功するという虎の巻は存在しないが、成功確率を高める共通的なマネジメントは存在すると思われる。化学系素材メーカーでの研究開発マネジメントの経験から、新規テーマの成功確率を高める方法論に関してまとめてみた内容を紹介する。

【講演内容】
1.ハリマ化成紹介
  1.1 会社概要
  1.2 コア技術と事業拡大の歩み
2.新規テーマを考える上での困難性
  2.1 新規テーマの難しさ
  2.2 単純なもの作りだけでは儲からない
  2.3 新規テーマは落とし穴だらけ
3.研究開発の生産性
  3.1 生産性改善のポイント
4.筋の良いテーマ選定
  4.1 筋の良いテーマの条件
  4.2 独自性
5.新規テーマの探し方/コア技術を活用した新規テーマの拡大
  5.1 コア技術の発掘
  5.2 既存事業の延長線
  5.3 イノベーション
  5.4 外部連携
  5.5 オープンイノベーション
  5.6 メガトレンドへの対応
6.成功確率を高める新規テーマ開発推進のマネジメント
  6.1 定期的なチェック&レビュー
  6.2 見極めと継続
  6.3 市場へのアプローチ方法
  6.4 外部連携
  6.5 手戻りを防止する開発現場のマネジメント
7.まとめ

【質疑応答】
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<16:30~17:45>


【第5部】コア技術の横展開による新規事業テーマの発掘

アーサー・ディ・リトル・ジャパン(株) シニア・マネジャー 松岡 智代 氏


 
【講演内容】
・コア技術を起点とした新事業探索の重要性
・コア技術を起点とした新事業機会探索における落し穴
・MFT(Market/Function/Technology)法を用いた新事業検討アプローチ
・MFT結節のための方法論
・具体的な検討アプローチ
・用途機会仮説の出し尽くし
・有望用途の見極め

【質疑応答】