Home
->  1月開催 化学系セミナー 

接着剤の分析技術とその事例

1月開催 化学系セミナー  更新日:2018年12月 3日
 セミナー番号【901208】1/24 講師3名
★ 『主剤、硬化剤の同定』『発生ガスの成分分析』『硬化物の構造推定』
未知成分の混合物からなる接着剤を分析するコツがわかる!!

接着剤の分析技術とその事例


~構造、組成、揮発成分~

■ 講師
1.日本電子(株) アプリケーション統括室 室長代理 工学博士 新村 典康 氏

2.(株)東レリサーチセンター 材料物性研究部 第1研究室 小川 賢吾 氏

3.(株)バイオクロマト 開発部 部長 吉沢 賢一 氏

■ 開催要領
日 時 :
平成31年1月24日(木) 10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田] 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
1名につき 55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕

   
※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:00-12:00】

1.GC/MSを用いた接着剤の分析 ~基礎と応用~

日本電子(株) アプリケーション統括室 室長代理 工学博士 新村 典康 氏
【専門】分析化学

 
【習得できる知識】
GC/MSの基礎知識、分析のノウハウ、データ解析方法及び、熱分解GC/MSの基礎知識と応用方法など

【講座の趣旨】
GC/MSの基礎と接着剤分析への応用について解説します。GC/MSの基礎的な内容を解説した後、溶媒などによって抽出された低分子成分をGC/MSで分析する際の注意点やより良いデータ得るためのノウハウをお話しします。また、熱分解法を解説し、高分子成分の分析例についても紹介します。

1.接着剤中の低分子成分分析:有機溶剤などで抽出された添加剤やモノマー成分、溶媒などのGC/MS分析
 1.1 GC
  (1)GCの分離機構
  (2)分離に影響するファクター
  (3)試料注入法
  (4)より良いデータを得るために
 1.2 MS
  (1)イオン化法
  (2)質量分離
  (3)検出器
  (4)分析を始める前の注意点
  (5)分析条件の最適化
  (6)マススペクトルの解析方法

2.接着剤中の高分子成分分析:熱分解GC/MSの応用
 2.1 熱分解法の基礎
 2.2 応用例1: エポキシ系接着剤の分析
 2.3 応用例2: 天然樹脂系接着剤(漆)の分析

【質疑応答】
-------------------------------------------------------------------------------------

【12:45-14:45】

2.接着剤における加熱発生ガスの分析技術

(株)東レリサーチセンター 材料物性研究部 第1研究室 小川 賢吾 氏

 
1.発生ガスが引き起こすトラブルの例

2.加熱時発生ガスの操作例
 2.1 パ-ジ&トラップ法
 2.2 ヘッドスペ-ス法

3.捕集方法
 3.1 テドラ-バッグ
 3.2 吸着剤(活性炭など)
 3.3 溶液(水、溶媒など)
 3.4 誘導体化カ-トリッジ(DNPHなど)
 3.4 フィルタ-

4.加熱発生ガスの分析方法
 4.1 樹脂溶融時の発生ガス分析
 4.2 シリコーン樹脂の加熱発生ガス分析
 4.3 レジスト露光時の発生ガス分析
 4.4 TPD-MSと熱脱離GC/MSの併用分析
 4.5 加湿条件下でのポリマーの加熱発生ガス分析

5.まとめ

【質疑応答】
-------------------------------------------------------------------------------------

【15:00-17:00】

3.熱脱着・熱分解DART-MSによる接着剤の直接分析

(株)バイオクロマト 開発部 部長 吉沢 賢一 氏
【専門】質量分析

 
【習得できる知識】
・アンビエントイオン化(DART)の原理
・DART-MSを用いた、接着剤を含めた材料分析技術
【講座の趣旨】
分析が困難な試料の一つに接着剤があげられますが、昇温加熱機能を備えたDART(アンビエント)イオン化を用いることで、試料の前処理を行うことなく主剤や添加剤などの成分分析が行える事例をご紹介いたします。


1.材料分析における課題点

2.熱脱着・熱分解DART-MSの概要
 2.1 装置概要

3.DARTイオン源の仕組み
 3.1 装置概要
 3.2 イオン化の仕組み
 3.3 イオン化の範囲

4.DARTによる材料試料の分析
 4.1 DARTの利点と課題点
 4.2 昇温加熱デバイスによる課題解決
 4.3 熱脱着・熱分解DART-MSの本質4.4測定の再現性

5.アプリケーション
 5.1 主剤・硬化剤の同定
 5.2 未反応成分を指標とした硬化時間最適化検討
 5.3 硬化物の構造推定

6.システムに用いる質量分析計の概要

7.他手法との比較
 7.1 熱分解GC/MSとの比較
 7.2 DEP/DIP-MSとの比較
 7.3 MALDI-MSとの比較

8.まとめ

【質疑応答】