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透明樹脂の設計と耐熱、寸法安定性向上

1月開催 電気系セミナー  更新日:2018年12月 3日
 セミナー番号【902407】2/13 講師3名
★透明性、屈折率と耐熱性を両立させる材料設計とは?

透明樹脂の設計と耐熱、寸法安定性向上


■ 講師
1. 後藤技術事務所 代表 工学博士 後藤 幸平 氏
2. 日本大学 生産工学部応用分子化学科(研究所) 教授 工学博士 原口 和敏 氏
3. 大阪ガスケミカル(株) ファイン材料事業部 製品開発部 部長 宮内 信輔 氏
■ 開催要領
日 時 :
平成31年2月13日(水) 10:30~17:00

会 場 : [東京・五反田]技術情報協会 セミナールーム
聴講料 : 1名につき60,000円(消費税抜き・昼食・資料付き) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税抜)〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

< 10:30~12:30>

1.耐熱性ポリイミドの透明性発現への機能化設計、開発動向

後藤技術事務所 代表 工学博士 後藤 幸平 氏

 
【講演趣旨】
 耐熱性透明高分子材料が新しいフレキシブルディスプレイ基板のキーマテリアルとし注目されている。耐熱性に優れた高分子材料にポリイミドが知られているが、市販のKapton®の例からもわかるように、通常は黄色~褐色に着色している。これをいかにして無色透明化の考えかたから、製品に展開しているのかを、開発事例から解説する。
 本講座の理解を深めるために、ポリイミドの基礎から、ポリイミドの着色の構造要因を明らかにして、耐熱性と透明性を両立できる透明化設計と透明性に加えて用途展開に必要な機能化設計の考え方についても説明する。

1.耐熱性ポリイミドの基礎
 1.1 構造と物性の関係
  (1)熱的性質
  (2)力学的性質
 1.2 多様な重合方法と工業的な製法
 1.3 加工性

2.耐熱性ポリイミドの着色要因と透明化設計の考え方
 2.1 光学特性の基礎
 2.2 ポリイミドの着色要因と電荷移動錯体
 2.3 電荷移動錯体の生成から考える透明化設計

3.透明性を発現した耐熱性ポリイミドの機能化設計
 3.1 芳香族系
 3.2 脂環族系

4.耐熱透明ポリイミドの機能化動向
 4.1 低熱線膨張係数化、屈折率制御など

5.耐熱透明ポリイミドの製品開発動向

【質疑応答・名刺交換】
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<13:10~15:10>

2.クレイ複合による透明ソフトナノコンポジット材料の合成と物性

日本大学 原口 和敏 氏

 
【講演趣旨】
 粘土鉱物(クレイ)の性質を理解し、それを層状剥離させて得られるクレイナノシートの取り扱いを熟知することによって、透明性の高い「クレイ-高分子ナノ複合材料」を開発する基礎的知識が習得できる。

1.「クレイ(粘土鉱物)」の種類と構造
 1.1 「クレイナノシート(層状剥離)」の性質と取り扱い方

2.「クレイナノ分散ポリマー複合体」の透明性と一般的な物性
 2.1 In-situ面重縮合による「クレイ-ナイロン66複合体」の合成
 2.2 「クレイ-ナイロン66複合体」の物性

3.In-situラジカル重合による「透明ソフトナノコンポジットフィルム」の合成
 3.1 「透明ソフトナノコンポジットフィルム」の構造と物性
 3.2 「透明ソフトナノコンポジットフィルム」の機能

【質疑応答・名刺交換】
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<15:20~17:00>

3.フルオレン骨格を有する透明樹脂の開発

大阪ガスケミカル(株) 宮内 信輔 氏

 
【講演趣旨】
 光電子材料では小型化・軽量化・高画素化・高耐久化などのトレンドが今なおある。その中でも重要な材料の一つである透明樹脂の高屈折率化、高耐熱化等のニーズへのアプローチの例として、フルオレン骨格を有する光学樹脂の特性・成形性及び応用事例について紹介する。
 特に高屈折、高耐熱、高流動性などの特性向上の効果と、評価方法の例を挙げ、熱可塑性樹脂、光硬化性樹脂などについて、特徴となる物性例を紹介する。

1.フルオレンとは
 1.1 フルオレンの特徴(高屈折率、低複屈折、高耐熱、樹脂分散性、カーボン親和性等)
 1.2 フルオレンの用途例
2.フルオレン骨格を有する光硬化性樹脂
 2.1 光学特性(高屈折率×高耐熱黄変性×高柔軟性)
 2.2 主な用途と配合事例
3.フルオレン骨格を有する熱可塑性樹脂
 3.1 光学特性(高屈折率×低複屈折)
 3.2 主な用途と成形性・使いこなすための技術
4.その他のフルオレン骨格を有する透明樹脂

 

【質疑応答・名刺交換】

 
  耐熱 屈折率 セミナー