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セルロースナノファイバーの樹脂への均一分散性

12月開催 化学系セミナー  更新日:2018年11月 1日
 セミナー番号【812223】12/13 講師3名
★高分子結晶皮膜、分散剤によるセルロースナノファイバーの分散性向上

セルロースナノファイバーの樹脂への均一分散性


■ 講 師


1.冨士色素(株) 代表取締役社長 森 良平 氏

2.岡山大学大学院 自然科学研究科 准教授 博士(工学) 内田 哲也 氏

 

3.スターライト工業(株) 藤橋 政人 氏

■ 開催要領
日 時 :
平成30年12月13日(木) 10:30~16:00

会 場 : [東京・五反田] 日幸五反田ビル8F 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
1名につき55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕


※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:30-12:00】

1.ナノセルロース関連製品とナノセルロース樹脂複合体

●講師 冨士色素(株) 代表取締役社長 森 良平 氏

 
【ご講演主旨】
ナノセルロースが新素材として世界から注目されています。資源量として圧倒的に豊富で、
コストが安価になる可能性があり、リサイクル可能な生分解性を有する環境に良い材料として
非常に魅力的な新素材です。本項ではナノセルロースの紹介と、弊社においての
ナノセルロース樹脂複合体、特にナノセルロースと生分解性プラスチックを含めた関連製品を紹介します。

1.ナノセルロースとは

2.ナノセルロースの特徴

3.ナノセルロースの応用例

4.ナノセルロース関連製品

5.ナノセルロースと各種樹脂複合体材料

6.ナノセルロースと各種生分解性樹脂複合体材料

【質疑応答】
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【12:45-14:15】

2.高分子結晶での被覆によるセルロースナノファイバーの分散性向上と複合体への応用

●講師 岡山大学大学院 自然科学研究科 准教授 博士(工学) 内田 哲也 氏

 
【習得できる知識】
・セルロースナノファイバーの特徴
・セルロースナノファイバーを用いた複合体の構造制御の問題点
・高分子結晶での被覆によるセルロースナノファイバーの分散性向上効果と応用例

【講座の趣旨】
セルロースナノファイバー(CNF)は、自己凝集性の強さから、乾燥時や貧溶媒中で凝集してしまう傾向にある。
そのため複合体中にCNFを分散させることが困難であり、期待される補強効果を得ることが難しい。
そこで我々はCNFを核材とした高分子の希薄溶液からの結晶化を利用して、CNF表面を高分子結晶で
被覆したナノ複合繊維(NCF)の作製方法を確立した。NCFはCNFのまわりを高分子結晶が覆い、CNFの
自己凝集性の抑制や、表面の凹凸による添加効果増大が期待される。NCFの作製法や構造の特徴および
作製したNCFを用いた複合体への応用についても論述する。

1.セルロースナノファイバー(CNF)の特徴
  1-1 作製法と形態、表面物性の関係

2.CNFを核材とした高分子の結晶化
  2-1 CNF濃度と結晶化温度の関係
  2-2 用いるCNF、高分子、溶媒と結晶化温度の関係

3.CNF表面を高分子結晶で被覆したナノ複合繊維(NCF)
  3-1 形態の特徴
  3-2 構造制御
  3-3 分散性

4.NCFをフィラーとして利用した複合体の作製と物性評価
  4-1 作製法と構造、物性の特徴

5.種々の高分子結晶を用いたCNFの表面改質

6.その他のナノセルロースへの応用

【質疑応答】
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【14:00-16:00】

3.水溶性ポリマーへのCNFの均一分散

●講師 スターライト工業(株)  藤橋 政人 氏

 
【講座趣旨】
未変性CNFに焦点を当て、水溶性ポリマーとの均一分散・複合化に必要な
技術的要素として、分散剤および特殊な分散装置を用いたオリジナルの
分散技術を中心に講演いたします。CNF/水溶性ポリマー複合体の作製方法、
評価技術から複合体の高機能化(応用)事例と有望用途に至るまで、当社の
開発動向を紹介いたします。


1.スターライト工業の紹介とCNFへの取組

2.CNFの作製方法と未変性CNF

3.水溶性ポリマーの選定

4.CNFの均一分散

5.水溶性ポリマーとCNFの複合化

6.応用事例と有望用途

【質疑応答】