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自動車内装の質感向上と評価技術

12月開催 電気系セミナー  更新日:2018年11月 1日
 セミナー番号【812418】12/13 講師4名
★魅力的な色、明るさ、質感とは何か?また、どのように評価するのか?
★車メーカーの目指すデザイン動向から成形加工、コーティングによる質感向上技術まで幅広く解説!!

自動車内装の質感向上と評価技術


■ 講師
1. 関西学院大学 理工学部 感性価値創造研究センター 特任講師 飛谷 謙介 氏
2. (株)SUBARU 商品企画本部 デザイン部 CMFデザイン課 課長 兼 ASCENTデザイン開発主査 源田 哲朗 氏
3. (株)棚澤八光社 東京支社 営業部 部長 渡邊 豊彦 氏
4. 日本大学 芸術学部デザイン学科 講師、PQアドバイザー・K 代表 (元 日産自動車(株)デザイン本部) 片岡 篤 氏
■ 開催要領
日 時 : 平成30年12月13日(木) 10:00~17:00
会 場 : [東京・五反田]技術情報協会 セミナールーム
聴講料 : 1名につき60,000円(消費税抜き・昼食・資料付き) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税抜)〕

    ※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

<10:00~11:30>
1.感性に基づく質感向上技術

関西学院大学 飛谷 謙介 氏

 
【講座概要】
「しっとりした」や「高級感のある」といった素材の表面性状(以下テクスチャ)に対する印象は感性的質感と呼ばれる.感性的質感は物の良し悪しや好ましさを評価,判断する上で,形や色,機能と同様に重要な意味を持つ.そのため,近年プロダクトデザイン分野において感性的質感を理解、制御する技術が求められている.
本講座では、自動車内装材を対象とした感性的質感を制御・生成する枠組みについて述べる。また、本枠組みを用い、視覚と触覚それぞれについて、所望の感性的質感を有する自動車内装材を実際に作成し、効果検証を行った事例についても併せて報告する。

1.はじめに

2.経済価値から感性価値へ

3.自動車内装材における感性価値の創造
 3.1 感性的質感
 3.2 感性的質感生成技術(視覚)
  3.2.1 視覚的質感の定量化
  3.2.2 視覚的質感を表現する物理特徴量
  3.2.3 視覚的質感と物理特徴量の関係性のモデル化
  3.2.4 所望の視覚的質感を有するテクスチャの生成
 3.3 感性的質感生成技術(触覚)
  3.3.1 触覚的質感の定量化
 3.3.2 触覚的質感を表現する物理特徴量
 3.3.3 触覚的質感と物理特徴量の関係性のモデル化
 3.3.4 所望の触覚的質感を有するテクスチャの生成

4.おわりに


【質疑応答・個別質問・名刺交換】
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<12:10~13:40>

2.プラスチックの加飾を用いたテクスチャの質感向上

(株)SUBARU 源田 哲朗 氏
 
【講座概要】
スバルのデザインは、全てに「機能の裏付け」と「意味」がある。
デザインとは、創り手と受け手のコミュニケーション手段であり、お客様に向けて「嬉しいと感じる"価値"」を提供するのが、我々デザイナーの使命と役割である。
本講座では、プラスチックを主体に様々な素材を活かした本質のデザインと、デザイン視点でのスバルのクルマ造りの考え方を知ることが出来る。

1.SUBARU DESIGN
  ・スバルデザインとは?
  ・スバルデザインの考え方
  ・スバルデザインフィロソフィー「Dynamic×Solid」と、スバルCMFデザインフィロソフィー「インパクトと深み」について
  ・お客様を知る、ユーザーの"マインド"をデザインする

2.CMFデザインについて
  ・CMFデザインとは?
  ・CMFデザインの役割
  ・CMFデザインと機能の関係

3.素材と質感
  ・金属、革、布...様々な素材の特性と特徴を知る
  ・プラスチックを操る...色・柄・ツヤ・明暗・シボ・テクスチャーなどなど
  ・お客様を惹きつける空間演出
  ・仕立てと造り込み
  ・コントラストで魅せる


【質疑応答・個別質問・名刺交換】
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<13:50~15:20>

3.シボ加工による自動車内装材の質感向上技術

(株)棚澤八光社 渡邊 豊彦 氏
 
【講座概要】

1.エッチング加工
 1.1 工法と特徴
 1.2 材料表面へのマット感・つや消し感付与について
 1.3 使用用途:インスト・ドアー・ピラー・シート廻りの量産用金型、試作用金型

2.バナトーン加工
 2.1 工法と特徴
 2.2 材料表面へのマット感・つや消し感付与について
 2.3 使用用途:モーターショー用コンセプトカー

3.セラシボ加工
 3.1 工法と特徴
 3.2 材料表面へのマット感・つや消し感付与について
 3.3 使用用途:自動車のデザインマイナーチェンジなど

4.リアルサーフェーステクノロジー加工
 4.1 工法と特徴
 4.2 材料表面へのマット感・つや消し感付与について
 4.3 使用用途:セラシボ再現性確認とコンセプトモデルへの使用

5.セラマット加工
 5.1 工法と特徴
 5.2 材料表面へのマット感・つや消し感付与について
 5.3 使用用途:グロスが高く勘合部品とのグロス差が質感を落としている物、塗装でコスト高になっている物

6.ナノフィール加工
 6.1 工法と特徴
 6.2 材料表面へのマット感・つや消し感付与について
 6.3 使用用途:グロスが高く勘合部品とのグロス差が質感を落としている物、塗装でコスト高になっている物

7.G COAT加工 
 7.1 工法と特徴
 7.2 材料表面へのマット感・光沢感付与技術
 7.3 使用用途:成形不良による製品白化対策、質感向上を目指す新技術

【質疑応答・個別質問・名刺交換】
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<15:30~17:00>

4.質感の評価と指標化技術

日本大学 片岡 篤 氏
 
【講座概要】
多くの製品開発現場では、「感性価値」と呼ばれる数値化しにくい価値の管理方法がわからずに、開発が進んでしまっています。こうした開発現場の切実な思いに応えてくれる数少ない方法論が「感性品質(Perceived Quality)」です。すでに、乗用車開発の現場で18年間にわたり活用され、成果を上げてきました。
当手法は社内評価者による定性的な評価手法であり、継続的な取り組みでその精度を上げるヒューリスティックなアプローチです。

1.はじめに

2.乗用車開発の事例
 2.1 経緯
 2.2 品質管理の視点
 2.3 日産PQ

3.経営上の役割
 3.1 組織的位置付
 3.2 適用範囲の決定
 3.3 事例紹介

4.評価体系
 4.1 PQの定義とは
 4.2 検証プロセス

5.他業種での活用方法
 5.1 導入ステップ
 5.2 体制と人材


【質疑応答・個別質問・名刺交換】