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樹脂中強化繊維の配向制御と分布評価

12月開催 化学系セミナー  更新日:2018年11月 1日
 セミナー番号【812218】12/14 講師4名
★繊維の向きと強度の相関! 成形による配向制御技術!★非破壊による配向の可視化!

樹脂中強化繊維の配向制御と分布評価


■ 講師
1.金沢工業大学 工学部 機械工学科 准教授 博士(工学) 瀬戸 雅宏 氏

2.PLAMO(株) 代表取締役 茂木 淳志 氏

3.日進工業(株) 専務取締役 兼 最高技術責任者 竹元 茂 氏

4.株式会社ベテル ハドソン研究所 営業部 課長 兼 主任研究員 博士(工学) 羽鳥 仁人 氏

■ 開催要領
日 時 :
平成30年12月14日(金) 10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田] 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
1名につき 60,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

   
※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:00~11:30】

1.射出成形過程の型内流動現象と強化繊維の配向挙動

金沢工業大学 工学部 機械工学科 准教授 博士(工学) 瀬戸 雅宏 氏

 
【習得できる知識】
射出成形過程における金型内の樹脂流動挙動および繊維配向メカニズムがわかる。また,成形品内の繊維配向評価手法と繊維配向状態が成形品の物値に与える影響を理解し,部品設計への応用ができる。

【講演趣旨】
繊維強化射出成形品の設計には繊維配向状および配向メカニズムの把握が十要である。本講演では,射出成形中の樹脂および繊維配向挙動の観察,さらには,製品内部の配向評価から繊維配向メカニズムについて解説する。

1.射出成形中の配向挙動
 1.1 射出成形品内部の物性値分布
 1.2 成形プロセス中の可視化観察
 1.3 樹脂流動と分子配向
 1.4 樹脂流動と繊維配向

2.射出成形品内部の繊維配向状態
 2.1 繊維配向とそり変形の関係
 2.2 成形プロセスによる強化繊維の折損
 2.3 X線CTにより繊維配向の3次元観察および定量化手法
 2.4 射出成形品内部の繊維配向度分布

3.射出成形CAEの高精度化への取り組み
 3.1 樹脂流動解析の高精度化
 3.2 成形中の熱解析の高精度化
 3.3 そり解析の高精度化

【質疑応答】
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【12:10~13:40】

2.繊維配向の基礎知識とIMM工法による繊維配向制御成形

PLAMO(株) 代表取締役 茂木 淳志 氏

 
【習得できる知識】
繊維配向の基本的考え方(ゲート位置・肉厚・成形条件)とIMM工法による改善方法

【講演趣旨】
プラスチックは寸法や耐久性,強度など要求される要素は様々であるが,繊維強化樹脂の要求には耐熱性能や強度が求められる。また,寸法なども併せて求められることが多い。しかし,繊維強化樹脂の場合,カタログ値の強度が得られないことや,非強化樹脂では起こり得なかった変形などが発生することが多くあり,成形加工業者を悩ませている。このことは繊維配向の基本的メカニズムを理解することが必要であり,その基礎知識と対策,更には当社独自技術IMM工法により達成できる事例を紹介する。

【講演項目】
1.繊維強化樹脂における繊維配向の基礎知識
 1.1 収縮率の違いによる繊維配向の予想
 1.2 収縮率設定方法
 1.3 ウェルドライン強度低下の基本的メカニズム
 1.4 肉薄製品と肉厚製品の繊維配向の基本的違い
 1.5 肉厚製品における繊維強化樹脂の注意点
 1.6 繊維配向とソリの関係
 1.7 ゲート位置と繊維配向の関係
 1.8 金型温度・樹脂温度と繊維配向の関係
 1.9 繊維配向と強度の関係

2.IMM工法の優位性
 2.1 ウェルドライン強度改善のメカニズム
 2.2 収縮率設定における通常成形とIMM工法との違い
 2.3 肉厚製品における優位性
 2.4 圧縮ゲートの役割
 2.5 IMM工法における繊維配向コントロールメカニズム

【質疑応答】
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【13:50~15:20】

3.配向制御成形による繊維強化樹脂の強度向上とその応用

日進工業(株) 専務取締役 兼 最高技術責任者 竹元 茂 氏

 
【習得できる知識】
・長繊維配向による具体的な不良現象(破断の起点化)
・繊維長の有効性とトレードオフになるため見落としやすくなる盲点
【講演趣旨】
繊維配向については多くの学会発表がなされ,興味深い報告が盛んに行われている。今回は,学会等で発表される内容とは趣向を変え,繊維配向,特に長繊維強化樹脂の成形品について,見落としやすい点を解説する。

1.繊維配向(念のため、基本を確認)
 1.1 短繊維と長繊維配向の差

2.ウエルドラインと繊維配向

3.メルドラインと繊維配向
 3.1 隠れ配向

4.流動解析の有効性

5.繊維長が強度を決定するのか

6.長繊維材料の有効な利用に向けて

【質疑応答】
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【15:30~17:00】

4.熱を利用した高速で非破壊な複合材料の繊維配向分布評価手法

(株)ベテル ハドソン研究所 営業部 課長 兼 主任研究員 博士(工学) 羽鳥 仁人 氏

 
【習得できる知識】
熱拡散率測定技術を応用した高速で非破壊な複合材料の繊維配向分布評価手法の原理と注意点を習得する。また、実際に各種材料の繊維配向事例を知ることが可能である。
【講演趣旨】
レーザーによる周期加熱とロックインサーモグラフィーにより,樹脂中の炭素繊維、ガラス繊維,セルロース繊維などを,短時間で非破壊検査をする手法の原理と測定事例について学習する。

1.繊維配向と熱拡散率の関係

2.測定原理

3.繊維配向との相関の証明

4.繊維量や強度などとの相関

5.測定事例

【質疑応答】

 

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