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自動車マルチマテリアル化におけるCFRP―金属の接合技術

1月開催 化学系セミナー  更新日:2018年11月 1日
 セミナー番号【901221】1/18 講師3名
★金属の表面改質、CFRPの熱膨張、樹脂と金属の一体成形技術

自動車マルチマテリアル化におけるCFRP―金属の接合技術


■ 講 師


1.早稲田大学 理工学術院 准教授 細井 厚志 氏

2.太陽工業(株) 技術開発センター 研究開発グループ 小平 裕也 氏

 

3.東京理科大学 理工学部 機械工学科 講師 博士(工学) 松崎 亮介 氏

■ 開催要領
日 時 :
平成31年1月18日(金) 10:30~16:00

会 場 : [東京・五反田] 日幸五反田ビル8F 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
1名につき55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕


※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:30-12:00】

1.表面改質を施した金属と熱可塑性CFRPの接合性向上

●講師 早稲田大学 理工学術院 准教授 細井 厚志 氏

 
【習得できる知識】
CFRPの基礎知識、アルミニウム合金表面の微細構造作製技術、
アルミニウム合金と熱可塑性CFRPの直接接着技術、
強度評価方法、破面観察方法

【講座の趣旨】
近年、航空機や自動車等の輸送機器の軽量化による省燃費化を図り、CO2排出を削減する
環境保全対策が進められています。これを受けて、量産自動車の一次構造部材に熱可塑性CFRPを
採用すべくマルチマテリアル化が検討されています。しかし、金属材料と熱可塑性CFRPとの
接着性が悪いことが課題となっています。そこで、本講演では、新しい技術としてナノ構造を
有するアルミニウム合金と熱可塑性CFRP積層板の異種材接着技術について紹介します。

【ご講演項目、趣旨】
1.はじめに

2.アルミニウム板表面の微細構造作製

3.シランカップリング処理

4.試験片接着方法

5.接着強度の測定

6.接着部の破面観察

7.接着部の非破壊評価

8.まとめ

【質疑応答】
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【12:45-14:15】

2.熱可塑性CFRPの熱膨張を利用した金属との接合技術

●講師 太陽工業(株) 技術開発センター 研究開発グループ 小平 裕也 氏
     【ご専門】 機械,材料

 
【習得できる知識】
CFRP,CFRTPの接合技術
熱膨張を利用した熱可塑性CFRPの接合技術,評価

【講座の趣旨】
異種接合技術を開発した経緯と技術の詳細を説明する。また,今後の製品展開や,
加熱膨張のメカニズムについて説明する。

【講演項目】

1.背景
 1-1 CFRP・CFRTPの異種接合
 1-2 接合技術の開発

2.熱膨張を利用した接合
 2-1 CFRTPとアルミニウム合金の接合実験
 2-2 エポキシ系接着剤による接合強度の比較実験

3.テーパー溝による接合強度の向上
 3-1 CFRTPとテーパー溝を用いたアルミニウム合金の接合実験
 3-2 接合メカニズムと考察

4.CFRTPの加熱による膨張
 4-1 CFRTPの加熱と熱膨張率
 4-2 膨張による荷重の測定実験

5.曲げ強度の測定
 5-1 3点曲げ試験

6.まとめと今後の展開
 6-1 まとめ
 6-2 今後の展開

【質疑応答】
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【14:30-16:00】

3.繊維複合材料/金属の一体成形技術と接合強度の向上、評価

●講師 東京理科大学 理工学部 機械工学科 講師 博士(工学) 松崎 亮介 氏

 
【講演趣旨】
繊維複合材料/金属ハイブリッド構造は剛性向上と軽量化を同時に実現
するための方法であり,船舶,橋梁,自動車構造において広く採用されている。繊維複合
材料の性質上,継手の少ない構造が望ましいが,ハイブリッド構造では,異種の材料また
は部材の接合が必要不可欠であり,ハイブリッド構造本来の機能を発揮するために,軽
量,高強度,高信頼性の繊維複合材料/金属接合方法が望まれており,本講座で,その
最新の方法と評価について紹介する。

【講演項目】
1.ボルト/接着のハイブリッド一体成型継手
 1-1 強度向上メカニズムと破壊プロセス
 1-2 継手成形方法
 1-3 継手強度評価

2.金属表面加工による一体成型継手強化
 2-1 抜き打ち加工
 2-2 ディンプル加工

3.金属形状加工による一体成型継手強化
 3-1 スカーフ・フィンガー一体成型継手
 3-2 tongue-and-groove一体成型継手

4.特殊加工による一体成型継手強化
 4-1 IAFによる強化とその評価
 4-2 ピンまたは突起による強化とその評価

5.接着性表面作製のためのインモールド複合材表面処理
 5-1 ナノインプリントリソグラフィによるインモールド表面処理
 5-2 表面形状と接着継手強度

【質疑応答】