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フィラーの樹脂中への分散・配向技術とその応用

1月開催 電気系セミナー  更新日:2018年11月 1日
 セミナー番号【901411】1/17 講師4名
★より少ないフィラーで効率的に樹脂を高機能化するにはどうすればよいのか?
★効率的な混練のポイント、電場や磁場を利用した配向制御技術とその評価手法を徹底解説!

フィラーの樹脂中への分散・配向技術とその応用


■ 講師
1. (株)プラスチック工学研究所 取締役 技術開発部長 辰巳 昌典 氏
2. (株)ベテル ハドソン研究所 営業部 課長/主任研究員 博士(工学) 羽鳥 仁人 氏
3. 京都大学 大学院エネルギー科学研究科 准教授 博士(工学) 堀井 滋 氏
4. 長岡技術科学大学 技術科学イノベーション専攻 教授 博士(工学) 中山 忠親 氏
■ 開催要領
日 時 :
平成30年1月17日(木) 10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田] 技術情報協会 8F セミナールーム
聴講料 :
1名につき60,000円(消費税抜き・昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円(税抜)〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:00~11:30】

1.二軸押出機の混練条件の最適化とフィラーの分散制御技術

(株)プラスチック工学研究所 取締役 技術開発部長 辰巳 昌典 氏

 
1.押出機における混練技術の考え方
 1-1 混練後術とは(混合・混練と製品品質)
 1-2 分配と分散
 1-3 スクリュー構成と流れの基本

2.二軸押出機の構造と応用例
 2-1 スクリューエレメントの種類と効果
 2-2 二軸押出機の基本形状
 2-3 スクリューデザインの構成と応用

3.混練の最適化、効率化について
 3-1 材料特性が運転条件に及ぼす影響とは?
 3-2 材料に応じたフィラーの供給方法とは?
 3-3 ナノフィラーを分散させるには?  
 3-4 押出能力をUpさせるには?
 3-5 吐出を安定させるには?  
 3-6 繊維状フィラーの混練時のポイントは?
 3-7 粒状フィラーの混練時のポイントは?
 3-8 スクリュー内の流動現象を把握するには?
 3-9 フィラーの分散度を評価するには?
 3-10 リアクティブプロセッシングの進め方とは?


【質疑応答】
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【11:40~13:10】

2.複合材料の繊維及びフィラーの配向分布及び熱伝導率の評価方法

(株)ベテル ハドソン研究所 営業部 課長/主任研究員 博士(工学) 羽鳥 仁人 氏

 
【講座概要】

繊維やフィラーを含んだ複合材料は、それらの配向や含有量で熱伝導性が大きく変化する。
測定原理と実例を学ぶことで複合材料の熱伝導率を正確に把握することが可能となる。
一方で、それらの性質を逆手に取ることで、繊維やフィラーの配向や含有量を高速で非破壊で評価することが可能になる。
高速で非破壊な繊維及びフィラーの配向評価手法を測定原理と実例を通して学ぶ。


1.繊維及びフィラーの配向と熱拡散率の関係

2.熱拡散率測定装置の測定原理

3.繊維及びフィラーを含んだ複合材料の熱物性測定の実例

4.繊維配向分布評価装置の測定原理

5.繊維配向との相関の証明

6.繊維量や強度などとの相関

7.繊維配向分布評価装置の測定事例

【質疑応答】
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【13:50~15:20】

3.磁場を利用したフィラー(分散媒中粒子)の配向制御

京都大学 大学院エネルギー科学研究科 准教授 博士(工学) 堀井 滋 氏

 
【講座概要】

磁場配向法は、物質的条件はあるが、非接触で粒子の配向制御が可能な室温プロセスです。また、回転変調磁場なる磁場を印加することで三軸結晶配向も可能となります。
本セミナーでは、磁場配向の原理、磁場配向成立の条件などの磁場配向の基礎に加えて、直線的に搬送される連続製造プロセスに回転変調磁場発生装置の開発、層状銅酸化物粒子の配向現象などの実施例について紹介します。


1.磁場配向の原理
 1-1 静磁場配向
 1-2 回転磁場配向
 1-3 三軸結晶配向としての回転変調磁場配向

2.回転磁場配向および回転変調磁場配向の磁場配向条件
 2-1 配向エネルギーの考え方
 2-2 回転磁場による磁化困難軸配向の成立条件

3.回転工程を含まない回転変調磁場発生装置の開発
 3-1 連続プロセスに適用可能な回転変調磁場の発生方法
 3-2 リニア駆動型回転変調磁場発生装置の仕様

4.層状銅酸化物粉末を利用した実施例の紹介
 4-1 超伝導電磁石(10テスラ級磁石)での実施例
 4-2 リニア駆動型回転変調磁場発生装置での実施例

5.まとめ


【質疑応答】
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【15:30~17:00】

4.フィラーの垂直配向技術・配向制御法とその応用

長岡技術科学大学 技術科学イノベーション専攻 教授 博士(工学) 中山 忠親 氏
 
【講座概要】

有機物と無機物の長所を組み合わせることで、相反する機能を同時に達成する超ハイブリッド材料に関する研究が盛んに取り組まれている。
無機フィラーの制御の観点から、当該研究の動向について概説する。


1.有機無機ハイブリッド材料とは?

2.無機フィラー配向における世界の研究動向

3.放熱材料における無機フィラー配向の重要性

4.異方性形状を持つ無機フィラーの合成方法
 4-1 ナノ粒子合成法
 4-2 ナノ粒子分散法

5.有機無機ハイブリッドの複合プロセス
 5-1 高エネルギー場によるフィラー配向制御
 5-2 ナノ秒工学とナノ工学のクロスオーバー
 5-3 強磁場によるフィラー配向制御
 5-4 電場配向と磁場配向の特徴と相違

6.ナノ電極を用いたナノレベル配向制御手法

7.まとめ

【質疑応答】