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高分子材料中の添加剤分析

1月開催 化学系セミナー  更新日:2018年11月 1日
 セミナー番号【901217】1/15 講師2名
★分析前の前処理がスペクトルに与える影響は?
ライブラリでは判断できない結果をどのように解釈する?

高分子材料中の添加剤分析


■ 講師
1.(一財)化学物質評価研究機構 高分子技術部 技術第二課 副長 博士(工学) 三輪 怜史 氏

2.(地独)大阪産業技術研究所 応用材料化学研究部 主任研究員 小河 宏 氏

■ 開催要領
日 時 :
平成31年1月15日(火) 10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田] 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
1名につき 55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕

   
※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:00~14:50】

1.高分子材料における添加剤の基礎知識と分析技術

(一財)化学物質評価研究機構 高分子技術部 技術第二課 副長 博士(工学) 三輪 怜史 氏

 
【習得できる知識】
・汎用のプラスチック,加硫ゴムに使用される添加剤の役割と種類
・添加剤分析のための前処理法抽出の準備
・抽出方法
・固相抽出
・分析機器の基本知識と使用方法
・添加剤の種類に併せた分析装置の選び方

【講座の趣旨】
プラスチックやゴム等の高分子材料に使用される各種添加剤の種類と役割について,高い頻度で使用される添加剤を中心として紹介する。材料中には多種の添加剤が様々な濃度で添加されており,それらの定性・定量を行うには適切な前処理と分析方法を選択する必要がある。目的とする添加剤,高分子の種類,分析目的に合わせた前処理方法について解説するとともに,機器分析技術の原理や分析方法を具体例を交えて述べる。また,よく使用される高分子材料添加剤の中でも分析困難な物質として知られるヒンダードアミン系光安定剤(HALS)について,汎用的な機器により分析した例を解説する。

1.高分子材料用添加剤概論
 1.1 添加剤の役割
 1.2 添加剤の種類
 1.2.1 プラスチック用添加剤
 1.2.2 ゴム用添加剤

2.添加剤の分析方法
 2.1 分析のための前処理
 2.2 有機添加剤の分析方法に関する基礎知識と分析事例
  2.2.1 ガスクロマトグラフィー(GC)~カラム,検出器の選択,試料導入方法や誘導体化方法~
  2.2.2 液体クロマトグラフィー(HPLC)~カラム,測定モード,検出器の選択方法~
  2.2.3 質量分析(MS)法
  2.2.4 薄層クロマトグラフィー(TLC)
  2.2.5 フーリエ変換赤外分光(FT-IR)法
  2.2.6 核磁気共鳴(NMR)法
  2.2.7 局所分析方法~X線光電子分光,飛行時間型2次イオン質量分析法など~
 2.3.無機添加剤の分析方法と分析事例
  2.3.1 元素分析~電子線マイクロアナライザー(EPMA)及び蛍光X線分析(XRF),誘導結合プラズマ発光(ICP)法の目的,特徴,前処理について~
  2.3.2 X線回折(XRD)法
  2.3.3 熱重量測定(TGA)法によるゴム中の無機充填剤の定量

3.応用分析事例紹介
 3.1 ヒンダードアミン系光安定剤(HALS)の分析例
 3.2 添加剤の変質を原因とする製品変色の分析例

【質疑応答】
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【15:00~17:00】

2.プラスチックからの放散VOCおよび含有添加剤の分析

(地独)大阪産業技術研究所 応用材料化学研究部 主任研究員 小河 宏 氏

 
【習得できる知識】
・ガスクロマトグラフおよび質量分析計の基礎
・放散化学物質の分析方法
・高分子添加剤の分析方法

【講演の趣旨】
プラスチックはいまや自動車・航空機・医療など幅広い分野で用いられていますが、これは高分子材料に機能付与のための数種の添加剤を配合した複合材料です。代表的な添加剤として、耐久性能維持のための紫外線吸収剤や酸化防止剤、柔らかくする可塑剤、燃えにくくする難燃剤などがあります。また近年、放散VOCに起因するシックハウス症候群、添加剤などのサイレントチェンジ問題による事故、RoHS、WEEEなどの諸外国の規制も厳しくなっており、製品の開発および品質管理における放散/含有化合物を把握することはとても重要となっています。本講演では、プラスチック材料から放散される化合物や含有添加剤の分析について、放散VOCや添加剤の抽出方法について解説し、紫外線照射による添加剤の減衰挙動などの測定事例を紹介いたします。

1.はじめに

2.放散化学物質と分析方法

3.プラスチック添加剤と分析方法

4.おわりに

【質疑応答】