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【再生医療、細胞治療における】細胞培養技術の特許戦略

11月開催 医薬系セミナー  更新日:2018年10月 2日
 セミナー番号【811102】11/16 講師1名
★ 特許庁審査官・審判官の経験に基づいた、広くて強い特許取得を伝授!

【再生医療、細胞治療における】細胞培養技術の特許戦略


~培地、培養基材、容器、大量/3次元培養~
■ 講師 青山特許事務所  顧問弁理士  加藤 浩 氏   (元特許庁審査官・審判官)

■ 開催要領
日 時 :
平成30年11月16日(金)10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田] 日幸五反田ビル 8階 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
聴講料 1名につき55,000円(消費税抜き/昼食・資料付き)
  〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円〕



プログラム


【講座主旨】
 細胞培養技術は、再生医療や細胞治療の実現に向けて将来性の高い技術であり、近年、積極的に研究開発が進められています。とくに、最近では、培地成分の改良、新規な培養基材、培養容器の改良、3次元培養技術などの開発により、細胞培養技術が高度化し、再生医療や細胞治療の可能性が拡大しています。 このような細胞培養技術について研究開発を推進するためには、特許戦略の構築が必要不可欠です。とくに、研究開発のそれぞれの段階に対応して、どのような特許を取得し、どのように活用するかについては、研究活動における重要な課題です。また、特許を有効に活用するためには、広くて強い特許を取得することが必要不可欠です。このような対応により、研究成果を事業活動に最大限に活かすことができます。 本講演では、このような視点から、特許庁審査官・審判官の経験に基づいて、培地成分、培養基材、培養容器、3次元培養技術を中心として、細胞培養技術に関する特許戦略について説明し、今後の課題と対応策について解説します。


【講演内容】

1.細胞培養技術に関する特許出願の動向
 (1) 特許出願の最近の傾向(細胞培養技術を中心に)
 (2) 培地成分に関する特許出願の分析
     (培地成分の改良、トランスフェリン、ラクトフェリン、リゾチーム、アプロチニン、pH調整剤、
      CO2制御、発育促進剤、分裂促進剤、殺菌剤、汚染防止剤、抗生物質など)
 (3) 培養基材に関する特許出願の分析
     (ラミニン、フィブロネクチン、コラーゲン、ポリリジン、トリプシン、多孔質膜、酸素透過膜、ナノ繊維、培養担体など)
 (4) 培養容器に関する特許出願の分析
     (細胞培養シャーレ,特殊表面処理、プラズマ処理、培養バッグ,中空糸膜,ビーズ、U底プレート、低接着プレートなど)
 (5) 3次元培養に関する特許出願の分析
     (スフェロイド技術、ハンギングドロップ法、細胞外マトリックス包埋技術、
      マイクロ流体チップ、品質管理技術(モニター、センサ)など)

2.特許を視野に入れた研究開発戦略
 (1) 特許出願のタイミングと注意点
     (培地成分の改良、新規な培養基材、培養容器の改良、3次元培養技術の研究開発段階における特許出願の判断手法)
 (2) 研究開発に必要な特許調査の注意点
     (培地成分、培養基材、培養容器、3次元培養技術などに関する有効な特許調査の手法とコツ)
 (3) 研究開発戦略と特許戦略の一体化
    (論文と特許の関係、共同研究と特許の関係、研究部門と知財部門の協力体制)
 (4) 今後の研究開発戦略の方向性
    (ES細胞や多能性幹細胞など、細胞自体に特徴のある発明との連携の必要性)

3.どのような特許を取得すべきか
 (1) 有効な特許とは、どのような特許か
     (細胞培養技術に特有の課題)
 (2) 広くて強い特許のポイント
     (培地成分の改良、新規な培養基材、培養容器の改良、3次元培養技術などのクレームの傾向と対策)
 (3) 特許を取得するために有効な特許調査の注意点
     (培地成分、培養基材、培養容器、3次元培養技術などに関する有効な特許調査の手法とコツ)
 (4) 特許審査への対応
     (拒絶理由への対応方法、面接審査の活用方法、審査官への電話連絡、拒絶査定を回避するコツなど)

4.特許をどのように活用すべきか
 (1) 細胞培養技術に関する特許の具体的な活用方法
 (2) 細胞培養技術に関するライセンス活動(共同研究)の実務上の留意点
 (3) 他社の特許を侵害しない方法
     (細胞培養技術に関する他社特許について、どのように調査するべきか、どのように侵害を回避するべきか)
 (4) 事業戦略と特許戦略の一体化
    (特許ポートフォリオの構築、事業戦略まとめ審査の活用など)

5.細胞培養技術に関する登録特許の最新事例
 (1)最近の登録特許の事例と特許審査におけるポイント
 (2)特許請求の範囲の記載方法(培地成分、培養基材、培養容器、3次元培養技術などの書き方)
 (3)明細書の開示の程度(実施例や実験データの開示の必要性)
 (4)特許要件の判断基準(新規性、進歩性、新規性喪失の例外)
 (5)事例を踏まえた最適な明細書・クレームの提案


【質疑応答】