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ペプチド医薬品の合成・製造技術とスケールアップ

10月開催 医薬系セミナー  更新日:2018年9月 6日
 セミナー番号【810103】10/23 講師3名
★ 効率的にペプチドを合成するには?
★ 注目を集める合成法の最前線がこのセミナーに! 実生産化への展望と課題とは?

ペプチド医薬品の合成・製造技術とスケールアップ


~原薬の化学合成/マイクロ波による製造/マイクロフロー合成~

■ 講師
【第1部】  JITSUBO(株) 研究開発部 部長 山崎 貴史 氏
【第2部】 マイクロ波化学(株) 取締役CSO/大阪大学大学院工学研究科 招へい准教授 塚原 保徳 氏
【第3部】 東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所 准教授 布施 新一郎 氏
■ 開催要領
日 時 :
平成30年10月23日(火)10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田] 日幸五反田ビル 8階 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
聴講料 1名につき60,000円(消費税抜き/昼食・資料付き)
  〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円〕


プログラム

【10:00~12:00】
【第1部】 ペプチド原薬の化学合成技術とスケールアップ

JITSUBO(株) 研究開発部 部長 山崎 貴史氏

専門分野:ペプチド合成、医薬品合成プロセス開発 

 

【講座主旨】
 ペプチド医薬品の開発は古くから行われてきており既に多数の医薬品が上市されております。最近では特殊アミノ酸や化学修飾を行ったペプチドでの新規ペプチド医薬品の開発が盛んにおこなわれており、ペプチド合成の注目度が高まっております。 しかしながら、ペプチド原薬の製造は液相法、固相法、リコンビナント法などの様々な製造方法が用いられており、それぞれの手法において想定される不純物や製造管理が異なっています。また、低分子医薬品のようにガイドラインが十分に整備されていると言えない状況であるため、製造方法の検討において低分子医薬品とは異なる観点での製造方法の開発も必要であると考えられます。 本講演ではペプチド原薬製造方法の検討について化学合成に焦点を当てて紹介し、スケールアップや工程分析などの課題とその対応について解説させて頂きます。


【講演内容】

1.ペプチドとは

2.ペプチド合成方法
 2.1 液相合成
 2.2 固相合成
 2.3 Molecular Hiving (疎水性タグを用いた合成)

3.ペプチド分析方法

4.ペプチド精製方法

5.ペプチド合成のスケールアップ時の留意点

6.トピックス

【質疑応答】
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【12:45~14:45】
【第2部】 マイクロ波によるペプチド製造技術と化学プラント展開

マイクロ波化学(株) 取締役CSO/大阪大学大学院工学研究科 招へい准教授 塚原保徳 氏

専門分野:マイクロ波化学、無機化学、光化学

 

【講座主旨】
 第3のエネルギー伝達方法MTT(マイクロ波伝送技術)により化学プラントのデザインを革新させる。 1980年代からマイクロ波の化学プロセスへの優位性が謳われ続けてきたが、2016年現在、未だ産業化されていない。著者グループは、ベンチャーを興し、研究開発から、実証、事業化までを一気通貫で行うことにより、マイクロ波プロセスの産業化を目指しているので、紹介する。

【講演内容】

1.マイクロ波事業化への歩み

2.会社紹介

3.プラットフォーム技術
 3.1 反応系構築
 3.2 ハイブリッド触媒
 3.3 反応器デザイン
 3.4 制御システム

4.知財戦略

5.マイクロ波応用事例

【質疑応答】
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【15:00~17:00】
【第3部】 フローマイクロリアクターによるペプチド合成

東京工業大学 科学技術創成研究院 化学生命科学研究所 准教授 布施 新一郎 氏

専門分野:マイクロフロー合成、ペプチド合成、天然物合成、π共役化合物の構造機能相関解明

 
【講座主旨】
 ペプチドは抗体医薬品と低分子医薬品の双方の長所をもつと考えられていることから、脚光を浴びており、その低コスト生産法の開発が強く求められている。一方、旧来のペプチド合成は高価な縮合剤を過剰量用い、夾雑物の分離に労力を要する点が問題となっている。本セミナーでは演者が開発してきた、微小な流路を反応場とするマイクロフロー合成法により厳密な反応時間・温度制御を実現し、ペプチドを高効率的に合成する手法について紹介する予定である。

【講演内容】

1.ペプチド医薬品の現状
 ① 承認医薬品数
 ② 対象疾患
 ③ 構成アミノ酸数
 ④ 生産方法
 ⑤ アミド化の問題点

2.バッチ合成法の限界とマイクロフロー合成法の利点
 ① 混合速度
 ② 温度制御
 ③ 光反応
 ④ 危険な化合物を扱う反応

3.第一世代マイクロフローアミド結合形成法の開発

4.第一世代マイクロフローアミド結合形成法を駆使するフェグリマイシンの全合成

5.環状ペプチドの合成法開発

6.第二世代マイクロフローアミド結合形成法の開発


【質疑応答】