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ポリウレタンの構造、物性と劣化、変色対策

10月開催 化学系セミナー  更新日:2018年9月 6日
 セミナー番号【810224】10/26 講師2名
★酸化防止剤、光安定剤を用いた対策の注意点とは?

ポリウレタンの構造、物性と劣化、変色対策


■ 講師
1. 愛知工業大学 副学長、教授 博士(工学) 山田 英介 氏
2.
元・住友化学(株) 八児 真一 氏

■ 開催要領
日 時 :
平成30年10月26日(金) 10:30~16:00

会 場 : [東京・五反田] 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
1名につき 55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕

※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:30-12:00】

1.ポリウレタンの構造からみた諸物性

愛知工業大学 副学長、教授 博士(工学) 山田 英介 氏
【ご専門】 高分子工業化学

 
【習得できる知識】
ポリウレタンの構成成分であるグリコール、イソシアナート化合物、鎖延長剤の 基本的な性質及びイソシアナート基の化学。マルチブロック共重合体であるポリ ウレタンが形成する相分離構造が諸物性にどのように劣化等の物性に影響する の基本的な考え等を講演する。

【講座の趣旨】
今回のテーマである劣化や黄変による物性変化は、用いるグリコール及びイソシ アナート化合物に起因し、高次構造に影響しておこる。従って上記の構成成分の 基本的なことがらが重要と考える。

1.ポリウレタンの化学
 1.1 イソシアナート基の化学
 1.2 ソフト成分:マクログリコール類
 1.3 ハード成分:イソシアナート化合物、鎖延長剤等
 1.4 調製法

2.構造と物性解析
 2.1 ポリウレタンの構造
 2.2 解析方法
 2.3 ソフト成分の影響
 2.4 ブレンドの影響
 2.5 ハード成分の影響
  ・鎖延長剤成分の影響、 ・PBTでの鎖延長、 ・イミド・イミドでの鎖延長
  ・少量の芳香族イミドの導入の影響

【質疑応答】
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【12:45-16:00】

2.添加剤を用いたウレタン材料の劣化対策

元・住友化学(株) 八児 真一 氏
【ご専門】 高分子添加剤、特に酸化防止剤、光安定剤

 
【習得できる知識】
① 高分子の劣化と安定化の基礎理論
② ポリウレタンが何故ポリオレフィンに比べて劣化しやすいか?(理論)
③ ポリウレタンの劣化防止の対応策、注意点
④ 高分子材料の変色原因、対策、再現試験法

【講座の趣旨】
ポリウレタンは光劣化しやすく、また変色しやすいのはよく知られている。
ポリウレタンの劣化と劣化防止を出来るだけメカニズムも含め何故そうなる
かという観点から、又変色問題についても詳しく解説する。

1.高分子の劣化
 1.1 劣化因子と劣化現象
 1.2 劣化機構

2.高分子の安定化
 2.1 安定剤の機能分類
 2.2 安定化機構
 2.3 相乗作用と拮抗作用

3.ポリウレタン用添加剤
 3.1 スパンデックス(ポリウレタン弾性繊維)の特許例
 3.2 スパンデックス用添加剤の特徴

4.高分子材料の変色問題
 4.1 変色原因
 4.2 変色メカニズム
 4.3 変色促進試験法(再現試験法)
 4.4 何故片ヒンダードフェノール系AOが変色しにくいか?
 4.5 何故NアルキレンHALSか?

5.ポリウレタンに用いられる添加剤の例

6.まとめ

【質疑応答】