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自動車室内騒音の発生メカニズムと軽量防音材の開発

10月開催 電気系セミナー  更新日:2018年9月 3日
 セミナー番号【811416】11/6 講師4名
★メカニズムから防音材の軽量化技術まで、「静粛性」を向上するための遮音・吸音対策を詳しく解説!!

自動車室内騒音の発生メカニズムと軽量防音材の開発


■ 講師
1. 群馬大学 大学院理工学府 知能機械創製部門 教授 博士(工学) 山口 誉夫 氏
2. 日本特殊塗料(株) 開発本部 第2技術部技術2課 課長 板野 直文 氏
3. 日本音響エンジニアリング(株) ソリューション事業部 副部長 中川 博 氏
4. 群馬大学 連携大学院 客員教授 工学博士 松村 修二 氏
■ 開催要領
日 時 : 平成30年11月6日(火) 10:00~17:00
会 場 : [東京・五反田]技術情報協会 セミナールーム
聴講料 : 1名につき60,000円(消費税抜き・昼食・資料付き) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税抜)〕

    ※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

<10:00~11:30>
1.自動車における騒音発生メカニズムと遮音・吸音対策

群馬大学 山口 誉夫 氏

 
【講座概要】
騒音・振動対策は自動車の品質、質感の向上に寄与してきました。静粛性の向上をしてきただけではなく、各時代の要請(出力向上、運動性能向上、排ガス規制、リサイクル、衝突安全性の向上、材料の使用規制、CO2排出削減など)との両立をはかりながら進化してきています。静粛性能に、防音材や、これらの機能を含む内装も一翼を担っており、時代の要請に応えながら質感向上に貢献してきました。電気自動車の将来の広がりや自動運転に注目が集まるなど、自動車業界を取り巻く環境はさらに変化していきそうです。環境の変化に今後も対応していく必要があります。これらの状況を現状認識し、防音対策を考えていきます。

1.自動車業界の現状認識と展望

2.自動車用の防音材の基本特性
 2.1 各種吸音構造の吸音機構
 2.2 多孔質材+表面材の吸音性能
 2.3 各種遮音構造の遮音機構
 2.4 積層防音構造の遮音性能

3.自動車の振動・騒音現象と制振・防音対策の説明
 3.1 車内音
 3.2 車外音

4.自動車用防音材の要求性能


【質疑応答・個別質問・名刺交換】
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<12:10~13:40>

2.自動車用防音材の軽量化技術の開発動向と要求特性

日本特殊塗料(株) 板野 直文 氏
 
【講座概要】
自動車防音材の歴史、効果の説明から現在要望が多い軽量化の方法について、例を挙げ説明します。

1.自動車に使用される防音材について
 1.1 自動車に使用される防音材料重量とその変遷
 1.2 自動車用防音材の防音低減効果について

2.自動車用防音材の軽量化技術
 2.1 施工仕様(面積)の最適化による軽量化 
  ・シミュレーション技術を使用した防音材重量の軽量化の例
 2.2 防音材の改良による軽量化
  ・遮音材/吸音材/制振材の各々の軽量化工法について
 
3.まとめ


【質疑応答・個別質問・名刺交換】
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<13:50~15:20>

3.不織布を用いた防音材の開発技術と自動車への適用

日本音響エンジニアリング(株) 中川 博 氏
 
【講座概要】
自動車業界の大きなパラダイムシフト(EV化、自動運転)に伴い、自動車の商品価値における音響性能(静粛性)の重要性は以前にも増して高まっています。その流れの中で、新規参入を含めた多くの企業が防音材の開発に取り組んでいますが、防音材の高性能化には、その基本となる吸音・遮音のメカニズムを十分理解することが欠かせません。本講座では、吸音・遮音の基礎から不織布の吸音メカニズムを紹介いたしますので、その中から新製品開発につながるヒントをつかんでいただければ幸いです。

1.吸音・遮音の基礎
 1.1 音について
 1.2 音の反射・吸収・透過
 1.3 有限厚材料における吸音特性
 1.4 各種吸音材料

2.不織布を用いた防音材の開発
 2.1 防音とは
 2.2 不織布の音響特性
  A) 吸音特性
  B) 遮音特性
 2.3 不織布防音材の高性能化

3.不織布防音材の自動車への適用
 3.1 自動車騒音について
 3.2 自動車騒音の今後の動向
 3.3 自動車防音材に求められる性能


【質疑応答・個別質問・名刺交換】
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<15:30~17:00>

4.自動車室内の振動騒音の基礎とシミュレーション技術

群馬大学 松村 修二 氏
 
【講座概要】
振動・騒音技術の世界は感覚と異なった現象も多くあり、しっかりとした基礎知識を持たないと設計指針を誤ってしまいます。間違いやすい振動・騒音現象の例をあげながら理論的考察をします。また、解析ソフトを使うとどんな問題でも簡単に解けてしまうように思われがちですが、現象を理解し、ソフトの内容を良く理解して数値シミュレーションを行なわないと間違った答えを出してしまいます。本講座では振動騒音の基礎的な説明を行った後に、それらを応用して実際に自動車の開発段階で使われた代表的な対策事例を紹介します。さらに時間が許せば市販ソフトの無料お試し版を使った振動シミュレーションのデモも行いますので後日ソフトをダウンロードして振動現象の理解に活用して下さい。

1.現場で役立つ振動騒音解析と数値シミュレーションの基礎
 1.1 間違いやすい振動騒音知識
 1.2 自由振動と強制振動
 1.3 多自由度系振動
 1.4 強制振動の簡単な解き方
 1.5 モード解析

2.自動車の主な振動騒音現象とシミュレーションの応用
 2.1 ロードノイズ
 2.2 排気騒音
 2.3 エンジン音
 2.4 その他(ブレーキ鳴き、ワイパー自励振動、空力騒音等)


【質疑応答・個別質問・名刺交換】