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リアルワールドデータの解析法とマーケティング・HTAへの具体的応用

7月開催 医薬系セミナー  更新日:2018年6月 1日
 セミナー番号【807109】7/30 講師3名
☆ 活用できるデータの種類とは?どんなことが分かるようになったのか?
    今度さらにどのように活用できるのか? 初心者にも分かり易く解説します!

リアルワールドデータの解析法とマーケティング・HTAへの具体的応用


~患者数推定と市場セグメンテーション、アンメットニーズ掘り起しやアウトカム研究への活用法~

■ 講師
【第1部】 
東京大学大学院薬学系研究科 ファーマコビジネス・イノベーション教室 特任准教授 清水央子 氏

【第2部】 (株)メディリード クロスマーケティンググループ チーフストラテジーオフィサー 小久保欣哉 氏
【第3部】 クレコンメディカルアセスメント(株)取締役 最高業務責任者 小林 慎 氏
■ 開催要領
日 時 :
平成30年7月30日(月)10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田] 日幸五反田ビル 8階 技術情報協会 セミナールーム
聴講料 :
聴講料 1名につき60,000円(消費税抜き/昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円〕


※定員になり次第、お申込みは締切となります。


プログラム

【10:00~12:30】
【第1部】 日本におけるリアルワールドデータの活用状況と課題

東京大学大学院薬学系研究科 ファーマコビジネス・イノベーション教室 特任准教授 清水央子 氏

 
【講座主旨】

「ビッグデータ」、「リアルワールドデータRWD」や「統計学」などの言葉が医療の世界でも話題に上るようになって久しいが、日本では国民皆保険制度の下レセプト情報を中心にその利活用が進んでいる。その一方、カルテなど診療記録は、数十施設単位で集積されたデータベースが散在している状況である。 個々のデータベースは有益な情報を与えてくれるが、それぞれに情報の粒度が異なり、カバレッジも限定的である。したがって各種の課題やリサーチクエスチョンに対して回答を導き出すためには、さまざまな情報を統合するためのモデリングやデータサイエンスが鍵となる。 本講座では、医療ビッグデータの現状と課題を体系的に明らかにするとともに、最近公開された「NDBナショナルデータベース」(オープンデータ)をはじめ、RWDを活用した医薬品マーケティングについて議論する。

【講座内容】

1)医療ビッグデータとRWDリアルワールドデータ
 ・日本における医療情報データの集積状況と課題
 ・医薬品に関するRWD

2)医療に関するオープンデータ(政府統計)
 ・「患者調査」
 ・「DPC導入の影響評価に係る調査」
 ・「社会医療診療行為別統計」
 ・「NDBオープンデータ」他
3)RWDを活用した医薬品マーケティング
 ・RWDで何がわかるようになったか
 ・患者数の推定と市場セグメンテーション
 ・医薬品の売上予測
 ・その他解析事例
4)ポスト平成のRWD―AIやブロックチェーン技術はRWDを変えるのか?

【質疑応答】
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【13:15~15:15】
【第2部】 アンメットニーズ発掘のためのリアルワールドデータの効果的活用法

(株)メディリード クロスマーケティンググループ チーフストラテジーオフィサー 小久保欣哉 氏

 
【講座主旨】
近年、我が国においてもリアルワールドデータ(RWD)の有効活用は重要な課題となっている。従来のプライマリーリサーチ(定量調査、インタビュー調査等)による想起データにくわえて、臨床現場での実データ(RWD)を活用した治療実態の把握からアンメットニーズの掘り起しの可能性を探ることも出来うるものと考える。 本テーマでは、実際にRWDの解析事例を交えながら、アンメットニーズの掘り起しの可能性を検討する。

【講座内容】

1.リアルワールドデータについて
 ・リアルワールドデータとは
 ・リアルワールドデータによるデータベースの整理・特徴
 ・電子カルテ由来のリアルワールドデータDB
2.リアルワールドデータの活用事例
 ・プロダクトライフサイクルでみるリアルワールドデータ活用の概要
 ・プロダクトライフサイクル時期でみるリアルワールドデータ活用事例
 ・リアルワールドデータを用いたアンメットニーズの掘り起しの可能性
3.リアルワールドデータ活用の今後の展開
 ・合併症も含めたアウトカム研究の可能性
 ・先端的なデータベース活用の可能性
 ・まとめ

【質疑応答】
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【15:30~17:00】
【第3部】 RWDを用いた患者アウトカム研究とHTA(費用対効果評価)への応用

クレコンメディカルアセスメント(株)取締役 最高業務責任者 小林 慎 氏

 
【講座主旨】

現在すでに様々なRWDがあるが企業が利活用できるものは意外に少ない。しかし最近では、安全性情報管理のためのMID-NETや革新的医療技術開発サポートのためのCINなど、開発計画の時点から企業の利活用を想定したものが増えてきている。今後、RWDが製薬・医療機器会社における様々な業務領域で必須の情報となることは間違いなく、利活用の成否が企業の明暗を分ける時代も近い。その一方で、RWDは厳格に管理された実験環境で生み出される従来の臨床エビデンスとは全く異なるため、取扱いには注意が必要である。本講では、我が国のRWDの状況を概観し、RWDの利活用に関する事例紹介を通して、企業におけるRWD利活用の可能性や注意点などを紹介する。

【講座内容】

1.我が国のリアルワールドデータの種類と企業の利用可能性
 (1)公的DB
 (2)商業レセプトデータ
 (3)レジストリ研究
2.製薬・医療機器会社におけるリアルワールドデータの利活用
 (1)患者アウトカム研究の観点から
 (2)HTA(費用対効果評価)利用の観点から

【質疑応答】