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ペロブスカイトの発光特性、メカニズムとデバイスへの応用

5月開催 電気系セミナー  更新日:2018年4月 3日
 セミナー番号【805403】5/25 講師3名
★太陽電池のみならず、発光素子としても大きな可能性があるペロブスカイト
有機EL、蛍光体、レーザー、LEDなどへの応用事例とその可能性について言及する

ペロブスカイトの発光特性、メカニズムとデバイスへの応用


-有機EL、蛍光体、レーザー、LED-

■ 講師
1. 関西学院大学 理工学部 化学科 助教 博士(理学) 片山 哲郎 氏
2. 九州大学 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 准教授 博士(工学) 松島 敏則 氏
3. 群馬大学 理工学府 教授 博士(理学) 京免 徹 氏
■ 開催要領
日 時 : 平成30年5月25日(金) 10:30~16:30
会 場 : [東京・五反田]技術情報協会 セミナールーム
聴講料 : 1名につき55,000円(消費税抜き・昼食・資料付き) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円(税抜)〕


プログラム


<10:30~12:10>
1.ペロブスカイトナノ粒子の光物性とその応用可能性

関西学院大学 片山 哲郎 氏

 
【講座概要】
本講座ではペロブスカイトナノ粒子の光物性とその応用例について講義します。ペロブスカイトナノ粒子は近年最も急速に研究が発展してきた発光材料のうちの一つです。講義ではまず光物性として、ペロブスカイトナノ粒子が、これまでのII-VI族半導体ナノ粒子と比べて優れている点をいくつか挙げ、その機能発現がどのような機構で生じているか、講師自身の研究例と共に説明していきます。その後、その応用の可能性として、ナノ粒子を用いた太陽電池、有機EL、非線形発光材料への研究例をいくつか示し、バルクのペロブスカイト結晶やII-VI族半導体と比較しつつ、今後の展望について講じていきます。

1.半導体ナノ粒子
 1.1 半導体ナノ粒子における量子閉じ込め効果
 1.2 半導体ナノ粒子の合成
 1.3 ペロブスカイトナノ粒子の合成
 1.4 ペロブスカイトナノ粒子とII-VI族半導体ナノ粒子の比較

2.ペロブスカイトナノ粒子の光物性
 2.1 定常状態における光物性とその温度効果
 2.2 時間分解分光による研究
 2.3 II-VI族半導体ナノ粒子の光物性との比較

3.ペロブスカイトナノ粒子の応用
 3.1 太陽電池への応用
 3.2 有機ELへの応用
 3.3 非線形発光材料としての応用


【質疑応答・個別質問・名刺交換】
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<13:00~14:40>

2.有機無機ペロブスカイトトランジスタの作製とレーザーへの応用

九州大学 松島 敏則 氏
 
1.ペロブスカイトの歴史

2.ペロブスカイトの特徴

3.デバイス応用
 3.1 高耐久性太陽電池
 3.2 高効率LED
 3.3 高移動度トランジスタ
 3.4 レーザー発振を目指して

4.今後の研究展開

5.本研究のまとめ


【質疑応答・個別質問・名刺交換】
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<14:50~16:30>

3.ペロブスカイト型酸化物蛍光体を用いた薄膜型無機EL素子のゾルゲル・焼成法による開発

群馬大学 京免 徹 氏
 
【講座概要】
有機EL素子や無機EL素子は,使用されている有機物や硫化物が大気中の酸素や水分で劣化するため,完全な封止が要求され,作製時の雰囲気調整も必要である.一方,酸化物の多くは大気中の水分や酸素に対する耐久性が高く,酸化物材料のみでデバイスを構成する利点は大きい.本講座では,水分や酸素に対する耐久性が高いペロブスカイト型酸化物蛍光体と透明導電性酸化物を用いた薄膜型無機EL素子を,ゾルゲル・焼成法で作製する方法とその電気・発光特性について紹介し,応用への課題について述べる.

1.はじめに:エレクトロルミネッセンス(EL)について

2.ペロブスカイト型酸化物の結晶構造と電子状態
 2.1 結晶構造
 2.2 欠陥構造
 2.3 電子状態

3.ゾルゲル・焼成法による酸化物薄膜の作製方法
 3.1 電極薄膜
 3.2 蛍光体薄膜

4.ペロブスカイト型酸化物蛍光体を用いた薄膜型無機ELの特徴
 4.1 構造
 4.2 電気・発光特性
 4.3 発光メカニズム

5.応用への課題


【質疑応答・個別質問・名刺交換】