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樹脂複合材料の界面状態、分散・配向評価

5月開催 化学系セミナー  更新日:2018年3月30日
 セミナー番号【806211】6/5 講師4名
★セルロースナノファイバー、カーボンナノチューブ、炭素繊維、シリカ、、、
フィラー界面、分散状態を定量的に把握するための形態観察テクニック!

樹脂複合材料の界面状態、分散・配向評価


■ 講師
1. (株)日立ハイテクサイエンス BT設計部 BT設計三グループ 岩佐 真行 氏
2.
岐阜大学 応用生物科学部 応用生命科学課程 准教授 博士(農学) 寺本 好邦 氏

3. 信州大学 先鋭領域融合研究群 カーボン科学研究所 応用材料工学研究部門 特任教授 野口 徹 氏
4. 京都工芸繊維大学 高分子機能工学部門 准教授 西川 幸宏 氏 
■ 開催要領
日 時 :
平成30年6月5日(火) 10:00~17:00

会 場 : [東京・五反田] 技術情報協会 8F セミナールーム
聴講料 :
1名につき60,000円(消費税抜き、昼食・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円(税抜)〕


プログラム

【10:00-11:30】

1.AFM、熱分析による複合材料の分散・界面評価

(株)日立ハイテクサイエンス BT設計部 BT設計三グループ 岩佐 真行 氏

 
1.AFMによる形状観察
 1-1 AFMの装置構成と原理
 1-2 高分子結晶の観察
 1-3 AFMのための試料前処理
 1-4 AFMによる形状観察のための注意点

2.AFMによる物性マッピング

【質疑応答】

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【11:40-13:10】

2.フィラー充填プラスチックにおける相容化剤の挙動解明

岐阜大学 応用生物科学部 応用生命科学課程 准教授 博士(農学) 寺本 好邦 氏

 
1.酸変性樹脂の役割と研究法
 1-1 酸変性樹脂の役割はわかりきったことなのか?
 1-2 酸変性樹脂のはたらき,どう効いているか?
 1-3 セルロース系フィラーと酸変性樹脂は共有結合しているのか?
 1-4 そもそも酸変性樹脂の挙動は簡単に分析できるのか?
 1-5 一般的な研究例と最近の意欲的な取り組み

2.フィラー表面への酸変性樹脂の濡れ性評価
 2-1 示差走査熱量計による簡便法:昇降温測定
 2-2 モルホロジー観察(走査型電子顕微鏡,蛍光顕微鏡)
 2-3 フィラー共存下での酸変性樹脂の結晶化挙動の解析

3.フィラーと酸変性樹脂の相互作用の実態の解明
 3-1 相互作用部位の濃縮(酵素分解,溶媒抽出)
 3-2 分光測定(FT-IR・NMR)

【質疑応答】
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【13:50-15:20】

3. ナノ繊維コンポジット材料セルレーション技術とその分散評価

信州大学 先鋭領域融合研究群 カーボン科学研究所 応用材料工学研究部門 特任教授 野口 徹 氏

 
1.CNT・セルレーションの発見

2. セルレーションの検証とナノサイズ効果
 2-1 TEM・3D-TEM観察による立体構造
 2-2 AFMマッピングによる界面構造と連続立体構造
 2-3 パルスNMRによるマトリックスの分子運動性解析

3.CNT・セルレーションによるエラストマー複合材料の開発と商品化

4.CNT樹脂複合材料の応用と商品化

5.セルロースナノファイバー(CNF)とは何か

6.CNFエラストマー複合材料の調整

7.CNFセルレーションは可能か
 7-1 応力―ひずみ曲線とセルレーション
 7-2 線膨張係数とセルレーション
 7-3 モルフォロジーとセルレーション

8.CNF複合材料の応用展開

【質疑応答】
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【15:30-17:00】

4.高分子複合材料におけるフィラーの分散評価・配向評価

京都工芸繊維大学 高分子機能工学部門 准教授 西川 幸宏 氏 

 
【講座趣旨】
 高分子複合材料の物性研究において、試料作成条件と材料物性とが相関することが知られている。概ねフィラーの分散や配向という言葉で論じられるが、肝心の分散や配向の定義があいまいで、定性的な議論に終始することが多い。我々は2次元および3次元の画像解析技術を用いて分散や配向を定量的に評価する技術を研究しており、現実の材料研究に活用した例とともに紹介する。

1.高分子複合材料の画像の取得技術
 1-1 走査型電子顕微鏡
 1-2 光学顕微鏡
 1-3 X線CT

2.画像解析の基礎
 2-1 画像処理と画像解析
 2-2 画像処理・解析と数式

3.繊維複合材料における配向の解析
 3-1 実験系の紹介
 3-2 解析手法
 3-3 研究実例

4.複合材料における分散の解析
 4-1 解析手法
 4-2 シリカ微粒子複合材料の研究例
 4-3 カーボンナノチューブ複合材料の研究例

【質疑応答】