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パテントポートフォリオの構築と知財戦略の策定、進め方

6月開催 その他セミナー  更新日:2018年3月30日
 セミナー番号【806502】6/8 講師4名
★他社の参入を阻止する強力な特許網をどのように構築するか!

パテントポートフォリオの構築と知財戦略の策定、進め方


講師
1.
(株)戦略データベース研究所 代表取締役社長 鶴見 隆 氏

2. ナガセケムテックス(株) 企画・推進本部 知財・法務室 室長 冨田 光治 氏
3. (株)ダイセル 知的財産センター長補佐 百瀬 隆 氏
4.
本田技研工業(株) 知的財産・標準化統括部 統括部長 別所 弘和 氏

■ 開催要領
日 時 :
平成30年6月8日(金)10:00~17:15

会 場 : [東京・五反田]技術情報協会 8F セミナールーム
聴講料 : 1名につき60,000円(消費税抜き、昼食、資料付) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税抜)〕


プログラム


<10:00~11:30>

【第1部】特許の群管理の考え方とパテントポートフォリオの構築

(株)戦略データベース研究所 代表取締役社長 鶴見 隆 氏


【講演趣旨】
 特許取得の目的は、他社に対する自社事業の競争優位性の確保であるが、そのためには、他社の参入を排除しうる強力なパテントポートフォリオを構築することが必要である。 そのために重要なのは下記の3点である。
1.事業戦略の立案から推進至る全過程を通して系統的に権利の構築を進めること。
2.技術を系統的・体系的に把握してコア技術、競合技術を見極め、権利の構築を進めること。
3.自社技術・事業に関連する特許情報の収集・解析を系統的に行い、それをベースに1、2の作業を進めること
 これらの作業を研究者、特許担当者、事業担当者が三位一体で進めることによって、はじめて強力なパテントポートフォリオの構築が可能となる。

【講演項目】
1.特許の群管理の考え方
2.事業戦略に合わせたパテントポートフォリオの構築
 1)事業戦略の立案プロセス
 2)事業戦略のサイクルと知財のサイクル
 3)知的財産の構築をどう進めるか?
 4)研究開発成果をどう保護するか?
 5)構築された知的財産をどうかつようするか?
3.研究開発におけるパテントポートフォリオの構築
 1)発明を生み出す手順
 2)課題をどう設定するか?
 3)機能をどう実現するか?
 4)課題/解決手段系統図の作成
 5)トラブル対策をどう進めるか?
4.特許情報解析に基づくパテントポートフォリオの構築
 1)特許情報解析のセオリー
 2)系統的・体系的・網羅的なチェック
 3)課題/解決手段系統図とのドッキング
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<12:15~13:45>

【第2部】保有知財の適切なポートフォリオ管理と戦略的技術保護

ナガセケムテックス(株) 企画・推進本部 知財・法務室 室長 冨田 光治 氏


【講演趣旨】
技術開発の成果である知的財産(発明・ノウハウ)をどのように保護、活用していくかは企業にとって重要な問題です。また経済のグローバル化により、企業は諸外国へ積極的に進出することが必要となっており、海外特許取得の必要性もますます高まっています。しかし、これらの知財の取得・保有に関しては高額な費用が掛ります。そこで、本講演では競合企業や顧客に対して特許権による牽制力を発揮しつつ、知財の維持費用を効果的に抑制するための保有知財の適切なポートフォリオ管理と戦略的技術保護の手法について解説いたします。

【講演項目】
1.保有知財の適切なポートフォリオ管理
 (1)国内特許
  ①保有知財の要否選別のタイミングと評価手法
 (2)海外特許
  ①出願国の選定のための評価手法
  ②出願ルートの選定
  ③保有知財の要否選別のタイミングと評価手法
2.戦略的技術保護の手法
 (1)特許出願戦略
 (2)ノウハウ保護戦略
 (3)公知化戦略
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<14:00~15:30>

【第3部】将来の会社の発展を見据えた 知的財産の蓄積の仕方

(株)ダイセル 知的財産センター長補佐 百瀬 隆 氏

【講演趣旨】
企業においては、事業発展のために、パテントポートフォリオ管理は非常に重要となるが、その前提として事業発展に寄与する知的財産を如何に蓄積していくか、そのシステム自体を整える必要がある。本講演においては、知的財産のユーザーである事業部門の関係者あるいは新事業を企画する関係者を交えた知財活動チームを編成し、それを母体とした三位一体の知財活動を行うことが、事業発展に結びつく知的財産を蓄積する上で有効であることを説明する。そして化学産業に属する当社として、どのような知的財産の蓄積の仕方を行っているか、その現状と今後の課題について述べたい。

【講演項目】
1.当社の会社概要について
2.知財戦略の考え方について
3.三位一体の知財活動の重要性について
4.当社の知財活動チームを母体とした三位一体の知財活動について
5.化学産業の特徴と、当社の知的財産の蓄積の仕方について
6.知的財産を蓄積する上での、今後の課題について
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<15:45~17:15>

【第4部】HONDAにおける知財戦略と戦略的活用法

本田技研工業(株) 知的財産・標準化統括部 統括部長 別所 弘和 氏

【講演趣旨】
産業競争力やイノベーションの源泉として欠かすことの出来ない知的財産は、その戦略的な活用が経営力強化に資すると言える。特に新興国では、知財制度・環境から戦略の取組に当たっては、様々な課題に直面していることも事実である。中国をはじめとする新興国においてHondaが知的財産活用するにあたって直面した課題に取り組んだ実例を通じて、知的財産をビジネスに生かすための様々なヒントをご紹介する。

【講演趣旨】
1.はじめに
 1)Hondaの事業概要とグローバル知財体制
 2)模倣品によるブランドの毀損
2.事業戦略と知財戦略:参入障壁
 1)スクーター意匠権訴訟-相手の選定から、判決まで
 2)ベトナムにおけるオートバイ知財の戦い-マーケティングとの連動
3.技術戦略と知財戦略・事業利益:三位一体、Open&Close戦略
 1)小型発電機特許権訴訟-R&D戦略、事業戦略との連動
 2)中国、インドにおける技術移転とOpen&Close戦略
4.知財戦略自体
 1)知財創出:知財ポートフォリオ構築
 2)知財保護:技術流出とその防止対策
 3)知財活用:技術移転契約