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金属3Dプリンタの技術動向と実際の適用事例

6月開催 電気系セミナー  更新日:2018年3月30日
 セミナー番号【806427】6/12 講師3名
★適用時に発生する問題点とは? 焼結条件や成形不良対策は?

金属3Dプリンタの技術動向と実際の適用事例


■ 講師
1. 大阪大学 大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻 教授 博士(工学)中野 貴由 氏
2. (株)ACR 研究開発部 部長 野口 宏 氏
3. 川崎重工業(株) 技術開発本部 技術研究所 材料研究部 部長 井頭 賢一郎 氏
■ 開催要領
日 時 :
平成30年6月12日(火) 10:30~16:30

会 場 : [東京・五反田]技術情報協会 セミナールーム
聴講料 : 1名につき55,000円(消費税抜き・昼食・資料付き) 
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき50,000円(税抜)〕


プログラム


< 10:30~12:10>

1.金属3Dプリンタによる製造と技術・業界動向

大阪大学 大学院工学研究科マテリアル生産科学専攻  教授 博士(工学) 中野 貴由 氏

 
【講演ポイント】
 金属3Dプリンタを中心としたAdditive Manufacturing技術の基礎から今後の展開・可能性、ならびに金属3Dプリンタの機能を決定する最先端の形状・組織の制御法についてわかり易く解説します。

1.金属3Dプリンタ(Additive Manufacturing)とは
 1.1 金属3Dプリンタ技術とその基本原理
 1.2 金属3Dプリンタの業界動向
2.金属3Dプリンタによる形状・材質制御
 2.1 異方性形状設計と制御法
 2.2 異方性材質制御法
3.SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)における
  「三次元異方性カスタマイズ化設計・付加製造拠点の構築と地域実証」プロジェクト
 3.1 国家プロジェクトとしてのSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)について
 3.2 阪大異方性カスタムAMセンターについて
4.金属3Dプリンタの今後の展開

【質疑応答・名刺交換】
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<13:00~14:40>

2.オープンパラメータを活用した自動車部品の造形技術・事例及び今後の展開

(株)ACR 研究開発部 部長 野口 宏 氏

 
【講演ポイント】
 多くの企業が金属3Dプリンタを導入後、メーカー推奨の焼結レシピのままで使用しているところがほとんどだとおもいます。
当社では純正以外の微細金属粉末導入をきっかけに焼結レシピをいじり倒し、粉末コストを半額、表面粗さの向上、超微細オイル穴を実現することができました。
 工作機械では切削条件などは各社それぞれの経験により独自のノウハウを持ち、他社との差別化を図っています
3Dプリンタも独自の焼結レシピを持ち他社との差別化を意識する時ではないでしょうか?オープンパラメータ活用の事例を含め、考え方の紹介をする予定です。
1.金属3Dプリンタ導入の経緯
2.金属3Dプリンタ導入後の目も当てられない実態
3.パラメータの現状 (焼結レシピ)
4.オープンパラメータへの挑戦
5.ProX200の設定パラメータの種類
6.ターボ開発の納期短縮、コストダウン実績
7.独自パラメータでの作品紹介
8.最小穴径φ0.15への挑戦(失敗?)事例
9.今後の技術課題 

【質疑応答・名刺交換】
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<14:50~16:30>

3.航空宇宙分野、エネルギー機器分野等での応用事例と取り組み

川崎重工業(株) 技術開発本部 技術研究所 材料研究部 部長 井頭 賢一郎 氏

 
【講演ポイント】
 金属3Dプリンタは、世間の方が思うほど万能・自由自在ではなく、形状や精度のみならず、材質・材料特性など、様々な解決途上の課題がある。そのため、単に従来製法からの置き換えでは、形状・精度、性能・機能、強度・耐久性、経済性・生産性のいずれか、もしくはいくつかを妥協したものしか生まれない。しかし、構造・機構・熱・流体etc.技術者と金属・冶金・生産技術者が、設計段階から協調することで、コストパフォーマンスに優れた高い付加価値を短期間に創出できる可能性がある。

 当社では、試作品製造や金型製造ではなく、実機に搭載する部品の生産手段とするため金属3Dプリンタの適用技術開発進めている。開発対象は、現状の金属3Dプリンタの生産レートや同装置の運用コストや粉末価格などから、まずは航空機エンジンやエネルギー機器向けの高付加価値部品から進めており、従来工法では製作できない革新的な設計の実現、一体化することによるコンパクト化・高信頼化・大幅な低コスト化に期待して取り組んでいる。このような当社の取り組みの事例について、海外エンジンメーカーの実施例を交えながら紹介する。 

【質疑応答・名刺交換】